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「余は信じぬ、信じたくない」

by
梅☆
梅☆
樊城の攻略に乗り出したのは、将軍に任命された関羽

当初は、曹操を窮地に追い込むが、司馬懿の策から
呉軍との挟撃を受ける関羽

さらには味方の裏切りもあり撤退するが、捕らえられる関羽

説得を受け入れず、関平と一緒に斬首される関羽

関羽死すの報せを受けた劉備が、この一言。

「余は信じぬ、信じたくない」
 ※横山三国志より


この時すでに漢中王と呼ばれていた劉備であったが
桃園の誓いを交わした義兄弟の死に悲嘆にくれて
泣き叫んだ。

強い絆で結ばれていたが故に、関羽ロスでバランスを
崩した桃園の誓い。
3年後には張飛が死に、そして劉備もその後を
追うように病に倒れた。

もし関羽が味方の裏切りにあっていなかったら?
もし関羽が死ななかったら、どうなっていただろうか?

蜀が三国統一していたのかな。。。

それにしても、蜀は裏切りやら反逆やら多いな。
劉備のイメージから想像し辛いけど、実は労働環境は
ブラックだったのかも。
部下の職場環境を整えるのは上司の役目だと思うから
関羽張飛は、その辺が弱かったのかもしれない。
現代だと、張飛のすることは普通にパワハラだろうし。

※次回は最終投稿の予定

■■バックナンバー■■
20:「お主にはなんの芸がある」
24:「丞相に惚れました」
26:「約束も守れぬ人間に人はついてこぬ」
27:「馬を乗り替えられい」
30:「あの蒼空、極はいずこであろうのう」
01:「この広々とした土地に、俺達の住む所がねえなんてことはありえない」
02:「天よ我に百難を与えよ(以下略)」
03:「この世は獣の世なのか」
04:「だまらっしゃい」
07:「わ、わかった、考え直してみる」
08:「まず我が迷いから、かくのごとく斬る」
09:「わしらを老人と思ってバカにしおる」
10:「君と余だ」
11:「このままでは漢の天下が(以下略)」
15:「されば『鶏肋』という(以下略)」
16:「天子の詔じゃと言って伝えてもらいたい」
17:「天子があるのは知っているが(以下略)」
18:「天はこの周瑜を地上に生まれさせながら、(以下略)」
23:「長い戦いの人生であったわ」
25:「げーっ孔明!」
28:「俺の酒ぐせが悪いだと、どこのどいつが言った」
29:「これを分かち与えれば諸軍の心も温まりましょう」
31:「ここは楽しい、蜀が恋しいとは思いませぬ」
05:「医者の治療を恐れていて生命をはって戦はできんぞ」
06:「董卓様呂布様の仲を悪くさせては(以下略)」
12:「妻なくとも武士の勤めは行えます」
13:「馬鹿者」
14:「問題は、その二人の女性だ!」
19:「なぜだ。なぜ、こうなってしまったのだ」
 
作成日時:2019/11/21 08:58
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
七歩之才
七歩之才
2019年11月21日 10時52分

劉備軍はもともとの素性がよくない人が多いんでしょうね。それを人徳でまとめることの限界が裏切りなのかなあと思ってます。

梅☆
梅☆
2019年11月21日 13時53分

ぱんださん>
ありがとうございます。全31話となります。
楽しんでくれた人がいて、うれしいです!

梅☆
梅☆
2019年11月21日 14時2分

七歩之才さん>
あんなに計略範囲が広いのに。。。
劉備から一定範囲以上離れていると征圧領域が反転して、代わりに一定範囲内だと兵力が徐々回復する
計略とか出てきそうですね!

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