※バージョンアップと関係ないよ
「こんなことが天日の下にあっていいのか、この世は獣の世なのか」
※横山三国志より
献帝は泣きました。
横暴な振舞いをする曹操を排除しようと決意しました。
そこで伏皇后の父に依頼したら曹操にバレました。
激おこぷんぷん丸の曹操は伏一族をボコボコにしました。
献帝は泣きました。
己の判断が想像以上だったことに。
献帝は、どうすれば良かったのか?
例えば、一族経営の株式会社漢王朝の代表取締役(皇帝)が献帝だったとする。
敏腕経営者曹操が会社の長く続いた炎上案件を沈下してくれたことで、曹操を取締役(丞相)に任命する。
その頃の曹操は、すでに優秀な部下が多く業績が右肩上がり。
ウハウハの献帝だったが、いつの間にか曹操が株式会社魏という子会社を設立していた。
(株)漢王朝からの仕事は、全て(株)魏が受注するようになり子会社と呼べないほどに。
自分の会社が飲み込まれると恐れた献帝は、監査役(伏)を配置しようとする。
だが、すでに曹操の権力は会社全体に広がっており、取締役会で監査役はすぐに廃止される。
その時、献帝は社内で自分の味方はいないのだと気づき愕然とする。
といったところだろうか。
炎上で傾いた会社を立て直しただけで、外部の人間に重要ポストを与えてしまったことが
間違いだったのかもしれない。
これがもし曹操じゃなかったら、例えば袁紹や孫策(この頃は孫権か?)、劉備だったら
違ったかもしれない。
弱肉強食の乱世ですからね、獣の世と言われてもしょうがない。
だいたい献帝も一応は王允と一緒に天下を取ったはずなのに、実力が無いのでリカクとカクシにすぐ天下を奪われてしまいます。
曹操としても「はい、では天下を陛下に譲ります」と言って乱世に逆戻っては水の泡、覇道のやり直しになってしまいます。そう簡単に天下を譲るわけにも行きません。
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「小人罪無し玉を懐いて罪有り」
献帝は悪い人ではないと思いますが、幼いうちに天下などというモノを背負った挙句、下手に曹操に抵抗するから漢の忠臣が下手な抵抗して消されていきましたね。
義勇ロードの最後で禅譲した献帝がむしろ清々しい顔で曹節と下野しました、皇帝の位などない方が幸せだったかもしれません。
yunatogirlsさん>
血筋を重視しすぎた結果なんでしょうかね。
強引にトップを決めたことで、組織が歪になってしまい綻び(曹操)が出てしまった。
綻びの修復が正しく出来ていたら献帝も、、、