「げーっ孔明！」

五丈原の戦いの最中、孔明が死ぬことを察した司馬懿が
撤退する蜀軍を猛追した。
しかし、途中で死んだと思っていた孔明(人形)の姿を見て
この一言。

「げーっ孔明！」
　　　　　　　
※横山三国志より

『げーっ』ってｗｗ
横山三国志らしい表現だと思った。

「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という言葉が後に
生まれたらしいが、この『走らす』というところから
司馬懿のその時のパニックの様子を表しているのだろう。

天才(司馬懿[知]10)ゆえに天才(孔明[知]10)の思惑を
リスペクトしてしまったんだろうな。

これがもし追撃していたのが司馬懿じゃなかったら
どうなっていただろうか？

蜀の滅亡が早まったか？
司馬懿のこの判断は、三国志後半の大きな分岐だった
のかもしれない。

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