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「このままでは漢の天下が(以下略)」

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梅☆
梅☆
劉備孔明の出会い『三顧の礼』の時に、孔明の前で泣きながら
劉備が、このひと言。

「このままでは漢の天下が絶え果てるのがみえるようでございます」
 ※横山三国志より



当時、劉備47歳、孔明27歳だったらしいが、その様子に心打たれて
孔明劉備配下になっている。

自分だったらどうだろうか?

47歳のそこそこ、いや大分おっさんで社長が涙ながらにヘッドハンティング
してきたら、どんな判断をしていただろうか?
27歳の頃だと、転職しようか悩んでいた時期だったが、おそらく
おっさんが泣く泣かないに関係なく、条件や待遇で判断するドライな
感じだったと思う。

そもそも孔明って、山奥に引き籠って家族の援助で暮らしてきた
三国志版ニートだったという話もある。知力10のニート、、、
何を考えていたのか想像もつかない。
意地の悪い見方をすると、当初の関羽や張飛と同じく本当に
雇用して良いの?ってなりそう。



それでも、ニート孔明が就職したことで劉備軍の歯車が
ぐるんぐるん回ったことは確かで、結果的に正解だった。

果たして三顧の礼は、劉備の涙の訴えが良かったのか?
それとも孔明に思惑が、、、そのへんは、よく分かっていない。

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更新日時:2019/10/11 12:35
(作成日時:2019/10/11 09:00)
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 2 )
うさまる
うさまる
2019年10月11日 10時29分

劉備の人を見る目は確かだったみたいですね。
孔明のそれがどうだったかについては触れずにおきましょう…。

梅☆
梅☆
2019年10月11日 11時26分

うさまるさん>
劉備の魅力がなせる技ですね!

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