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初心者の方、または勝ちたくても勝てない人向けの法具理論

by
タラスク
タラスク
こんにちはタラスクです。
 
三国志大戦も稼働から1年を迎え、公式全国大会「覇業への道」や公式頂上リーグも佳境を迎えている中、いかがお過ごしでしょうか。
昨年秋には大型バージョンアップもあり、改めて三国志大戦にデビューした・戻ってきたかたも多いかと思われます。

この記事は、初心者の方、または勝ちたいと思っててもなかなか全国対戦で勝てないなーという方向けに、この三国志大戦というゲームの基本システムを踏まえたある種のセオリーやコツみたいなものを、たくさんの試行回数を掛けずになるべく早く身に付けてもらい、少しでも早く全国対戦を楽しんでもらいたいという思いから、書き始めたシリーズです。

大型バージョンアップ以降、自分が楽しむのに精一杯となってしまい、最終回を前にして更新が途絶えておりましたが、漢軍追加を機に始められた方がそろそろ壁にぶつかる時期ではないかという勝手な推測のもと、改めて過去記事含めてまとめてアップしようと思った次第です。
勝てなくても、自分なりの遊び方で楽しめる!という方は良いのですが、勝てないとつまらないな…という方は、良かったらお付き合いいただければ、と思います。
少しでも引っ掛かるものがあれば幸いです。
それではよろしくお願いいたします。
 
◆過去記事
ポイントは、
 ・使えるのは、ゲーム中1回だけ
 ・士気消費が無く、いつでも使用できる
 ・効果範囲が無く、戦場全体に効果を及ぼす
という点です。
また、効果も非常に強力で、他の計略では代替できません。
これらを踏まえて、法具の使用が勝利に結びつくような使い方を頭に入れておく必要があります。

◆再起の法について

ここでは、最も基本的かつ最もシンプルで強力な法具である「再起の法」の基本的な使い方について書きます。

再起の法は、撤退している味方武将の復活までのカウントを短くする効果があります。
初心者の方や、伸び悩んでいる方は、まずはとりあえずこの再起の法の使い方を覚えることをお勧めします。
なぜなら、このゲームは武将が戦場にいないとゲームにならず、また一度撤退してから戦場に戻るまでかなりの時間を要するため、何らかのミスで武将の大半が撤退してしまうと、それだけで勝負が決まってしまうことがあるからです。
ゲームに慣れるまでは「気が付いたら撤退していた」という事故への保険として、再起の法を選択しておくのが安パイです。
ただし、再起の法を安パイとしてだけ選択するのは非常~~~~~にもったいないです。
せっかく使うなら、効果的に使いましょう。

◆再起の法を使うタイミング

再起の法の効果は、撤退している全ての味方の復活カウントを短縮します。
効果を最大に活かすには、「すべて(または、ほとんど)の味方武将が撤退しているとき」に使うのが、もっともその効果を活用できるということです。
1~2部隊だけ撤退しているときには使いたくないですね(例外もあります)。

全部隊が撤退している状況というのは、どういうときなのか?

 ①全部隊で相手陣に攻め込み、兵力が尽きて全部隊が撤退した。
 ②相手が強力なダメージ計略でこちらの武将を一度に撤退させた。
 ③相手が自陣に攻めてきてぶつかり合い、こちらの部隊が全滅した。

以上のような状況が考えられます。このようなタイミングで再起の法を使用するのが最も効果的です。

◆強い再起の法の使い方

それでは、上記の①~③の状況で再起の法を使うとき、より強いのはどういう状況でしょうか?
 
こういう時は、自分に置き換えて考えてみる、つまり自分が相手にされてイヤなことを振り返るのがコツです。
自分が、相手に再起の法を使われたときのことを考えてみてください。
どんな状況で再起の法を使われたら、萎えると思いますか?
多分、こんな答えが返ってくると思います。

 ・士気を使い切ってしまったとき
 ・相手の攻めをしのいで、ようやく全滅させた直後

そうですよね。
こちらのリソースを出し切って、「ようやく俺のターンだ!」というときに再起の法を使われるのが、一番心が折れると思います。
逆に考えると、相手のリソース(計略=士気や法具、残り時間)を使わせて、こちらの部隊を撤退させた後に再起の法を使うのが一番強いのです。
そうすることで、相手に対して優位に立つことができるわけです。
これを、カードゲームの世界では「アドバンテージ(アド)を取る」と呼びます。

再起の法を使ってもなかなか勝てない、という人は、味方部隊が多数撤退した後で、成り行きまかせに再起の法を使っているケースが多いと思います。
そして、再起の法を使った後も同じように撤退してしまい、今度はなすすべなく落城してしまう。
僕も、初心者の頃はそうでした。
再起の法を、全滅時の保険としてのみ使っていると、なかなか勝てるようにはなりません。

 「攻めるだけ攻めて、味方が全滅した後に使う」
 「相手の計略で味方が全滅した直後に使う」

ということを意識しましょう。

実は再起の法は非常に奥が深くて、かなり上級者にならないと真価を引き出せないと思っています。
ですが、最初のうちは上記を意識しておくだけでよいと思います。

◆応用編

上記のように、再起を使うなら強いタイミングで使いたいのはヤマヤマです。
でも、使うべき時に使わないと、宝の持ち腐れになってしまいます。
実は、このような理屈を覚えた直後は、「強いタイミングで使おう」ということばかり意識して、かえって負けてしまうケースがあるんですね。

確かに、上記のような状況で使うのがベストですが、伏兵を踏んでしまったりとか、気付いたら味方部隊のほとんどが撤退していたりだとか、いわゆる「事故」という状況はありえます。そこで再起の法を出し渋ると、そのまま落城負けしてしまうこともあります。試合開始直後であっても、場合によっては惜しみなく使うことも必要です。

また、残り20カウントを切った後では、再起の法を温存してもあまり意味がないことが多いです。
足並みを揃えて相手の城に辿り着き、攻城を狙おうと思ったら、だいたい残り15カウントは必要です。撤退している部隊が1~2体だけでも、もし城ゲージが負けているなら、再起を使って全部隊を復活させ、ワンチャン逆転を狙いましょう。

◆おわりに

だいぶ間が空いてしまいましたが、「初心者の方、または勝ちたくても勝てない人向けの〇〇理論」シリーズはこれで最後です。
お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
僕なりに、三国志大戦1からプレイしてまともに勝てるようになるまで、SEGA様に大金を貢いで身に付けたコツを披露できたかなと思います。

自分自身、まだフリーマッチに手を掛けるか掛けないかのレベルですが、漠然とプレイしていたときと比べると、各段にこのゲームを楽しめていると思います。
最近は無料で遊べるスマホゲーが主流となり、ゲームセンターにお金を費やすどころか、ゲームセンターに行く人自体が少なくなっています。
そんな中、三国志大戦に興味を持ってくれた人が、なるべくお金を掛けずに慣れ親しんでくれるよう、これからも小ネタを披露していけたら良いなと思っています。

それではノシ
更新日時:2018/01/22 20:54
(作成日時:2018/01/22 20:54)
コメント( 5 )
5件のコメントを全て表示する
曹操孟徳(P名)
曹操孟徳(P名)
2018年1月23日 15時43分

はじめまして、私も昔は猫も杓子もで再起使っていましたが、全国デビューが王異デッキで今は暴虐悪鬼なので増援一択ですね。相手によっては連環もしくはショウグン使っていますが、使いそびれると法具使いそびれる事多いですね。

タラスク
タラスク
2018年1月25日 23時18分

私は戦国大戦の頃からほほ全体強化ばかり使ってます。赤⇨青⇨赤大好き人間ですw

曹操孟徳(P名)
曹操孟徳(P名)
2018年1月30日 18時53分

再起使うのもありなんですけど、やはり増援等で立ち回るような立ち回りに慣れているので一気に落城コースになる全滅ってそうそう起こらないんですよね。かと言って大攻勢はちょっとしんどい印象なんですよね

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