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初心者の方、または勝ちたいけど勝てない人向けの計略理論

by
タラスク
タラスク
こんにちはタラスクです。

前回の記事はたくさんの方にお読みいただいたようで大変恐縮です。誠にありがとうございます。
今回は引き続き、計略の使い方について基本的な考え方を一緒に見ていきたいと思います。たぶん、すでに似たようなこと書いている人たくさんいると思います。もう読んだわヴォケ!という方はすみません。

◆計略と士気とゲームカウントの関係

三国志大戦において武将が持つ「計略」は、武将のスペックを上げたり、武力による戦闘によらず相手にダメージを与えたり等、戦況を有利するために不可欠な要素です。しかしこの計略を使うには「士気」が必要で、この士気は
時間経過によって溜まる、そして
・(1勢力デッキの場合)最大12までしか溜まらない
というゲーム上の制約があります。
つまりゲーム開始直後はあまり士気がなく、強力な計略は打てません。かといって、計略を出し惜しみしていたら士気が12まで溜まってしまい、もし計略を使っていたらさらに溜まっていたであろう士気が無駄になってしまいます。このことを「士気あふれ」といいます。士気あふれは非常にもったいない行為で、士気があるときにキッチリ計略を使った方が、確実に有利に試合を進めることができます
士気あふれせずに計略を使うとき、1試合99カウントで溜まる士気は24.5です。だいたい4カウントで士気1溜まる計算です。

もう一つ大事な制約として、このゲームにおいて勝負を決めることができるほどの威力を持った計略の士気量はだいたい決まっています。それは士気5~7です。
士気5は単体超絶強化が多く、士気6~7には先日記事でも紹介した英傑号令やその他の号令、つまり複数の味方武将の武力を上げる計略か、またはダメージ計略が多く存在します。これらの計略(「キー計略」と言います)を使って、相手部隊を撃破し、征圧による内乱や攻城を狙う、というのが基本戦略になります。(中には、士気3~4の計略を連発して戦うタイプのデッキもありますが、例外です。)

この2つの制約から、三国志大戦における計略の使い方についてざっくり以下のことが言えます。
 ・カウント99~80 士気0~5 計略を使わない範囲でのぶつかり合い。
 ・カウント80~55 士気5~11 最初のキー計略を使ったぶつかり合い。
 ・カウント55~40 士気11~15 2回目のキー計略を使ったぶつかり合い。
 ・カウント40~16 士気15~21 3回目のキー計略を使ったぶつかり合い。
 ・カウント16~0 士気21~24 残った士気を使ってのぶつかり合い。

だいたいこのような流れで推移するのが基本的なゲームメイクです。(狙ってこれを外すタイプのデッキもあるにはありますが、それはこの仕組みを理解した上でやっていることであって、知らずにやるとゲームになりません。)

このような試合の流れと計略の使いどころをまず頭に入れたうえで、いざ計略を使うときにどのような状況でありたいかをよく考えてカードを動かすのがとても大事です。号令を使おうとしたら号令持ちの武将が撤退していたとか、号令持ちの武将が戦場の端っこにいて味方を計略範囲に入れることができなかったとか、そういうことは避けるべきです。今何カウントで、士気がどれだけ溜まっているかは、カードの位置とともに慣れるまではよく確認しましょう
これらのことは、カードショップ遊々亭のブログにわかりやすく載っていますので、こちらもご参照ください。
三国志大戦 初心の章 基本編

自分のゲームメイクに慣れてきたら、(特技「魅力」や将器「士気上昇」の数がお互いに同じ場合は)相手も自分と同じだけ士気が溜まっていて、同じようにゲームメイクを考えているんだ、ということを意識してみてください。そうすると、相手の動きを見て、相手が何をやりたくてこのように動いているのか、ある程度予測できるようになります。相手の強力な計略で味方が全滅する、といった事故を回避できるようになるでしょう。

◆効果的な計略の使い方

それでは、上記のゲームの流れを頭に入れた上で、どのように計略を使えばよいのか。士気が溜まったら、とりあえず打てばよいのか、というと、もちろんそうではないですね。
このゲームの最終目的は、相手の城ゲージを自分の城よりも削ることです。つまり、計略を使う目的は、本質的には「相手の城ゲージを削る」か、「自分の城ゲージを守る」か、どちらかしかないんです(例外はあります)。だから、計略を使う以上、上記の目的につながらなければ、士気損、ということになります。相手も同じように計略を使うわけですから、効果的に城ゲージを削ったり、守ったりできた側が勝つに決まっています。これをまず頭に入れてください。

こちらが攻める場合、城ダメージを取るためには、征圧領域を広げて優勢状態をキープするか、相手の城に張り付いて攻城するか、どちらかしかありません。しかし、相手の部隊が残っていれば、それが動いて征圧領域を取り返してきますし、城に張り付いても相手部隊が乱戦してきて城ゲージの上昇を止められてしまいます。でも、相手部隊がいない、もしくは味方部隊より少なければ、征圧も攻城もやりやすくなります。つまり、相手部隊を撃破して、相手陣で数的有利な状態になることが、効果的な計略の使い方であると言えるでしょう。

それをやるために必要なことは何か。
計略には「範囲」と「効果時間」があります。これを最大限活かすことが大事です
英傑号令の場合は、範囲をいっぱいに使い、兵力が満タンに近い状態の味方を多く範囲に入れて、それもできるだけ相手に接触する直前に計略を使うのがコツです。そうすることで、計略の効果を最大限発揮することができます。最終的には征圧領域を広げ、相手の城に張り付くのが目的ですから、なるべく相手陣の深いところで計略を使用することも重要です。(もちろん、兵力が減りすぎていたらどんなに武力を上げてもすぐ撤退するので、相手がぶつかってきたら出し惜しみせず使ってください。)これにより、相手がぶつかってきたら撃破することができるし、相手が逃げたら征圧したり攻城したりできるので、どちらも美味しいです。(こういう状況を作ることを、カードゲーム界隈では「二択を迫る」と言います。)

また、自分が守る側の場合も、相手と接触する直前になるべく多くの味方部隊を範囲に入れて号令を撃つことで、相手の攻城を最小限に防ぐことができます。相手が号令や超絶強化などの計略を使ってきたら、こちらも合わせて英傑号令を使いましょう。下手に士気を温存してもあふれるし、武力差があるために味方がどんどん撤退していき、相手の攻城も防げなかった、という踏んだり蹴ったりの状況になりかねません。

なお初心者の方で、相手が号令を撃ってきたときに、反射的に計略ボタンを押してしまうのを目にしますが、接触するまではダメージは入りませんので、落ち着いて間合いを詰めてから計略を使ってください。(相手が弓兵主体の場合は、放っておくと一方的にダメージを食らうので、兵力が減る前に早めに号令を撃つという選択もあります。)

まとめると、
 ・キー計略の使いどころはゲーム中3回ある!
 ・攻めるときは相手部隊撃破と攻城に、守るときは攻城阻止につながる使い方をしよう!
このようなことを意識することで、計略の使い方にメリハリが生まれ、「士気使って計略打ったけど、なぜか負けている…」というような状況を減らすことができるようになると思います。

毎度長文ですが読んでくださりありがとうございました。

次回は、局地的な範囲でのアドバンテージの取り方…戦闘システムについて書いてみたいと思います。
それではまたノシ

 
更新日時:2017/05/28 17:16
(作成日時:2017/05/28 17:07)
コメント( 2 )
あすてぃ彩々
あすてぃ彩々
2017年6月16日 1時13分

5月31日に全国マッチングありがとうございました♪
結果は当然私の敗戦。
手腕とか手腕とか手腕とかを警戒しすぎて、大虎を先打ちされたので、大虎潰しを試みたのですが…
手腕とか手腕とか手腕にやられましたw←
やはり大虎(おっp…)への愛情の注ぎ方が違うのか…orz
次回のマッチングでもお手柔らかに宜しくお願いします

タラスク
タラスク
2017年6月16日 19時53分

こちらこそマッチング&大流星サークルご参加&コメントありがとうございます。
試合は手腕入りだったこちらが有利付いてたと思いますし紙一重だと思います。
私が四品なのでしばらくマッチできないと思いますが、またよろしくお願いします!

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