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初心者の方、または勝ちたいけど勝てない人向けのカード操作理論

by
タラスク
タラスク
こんにちはタラスクです。

先日、初心者の方、または勝ちたいけど勝てない人向けのデッキ構築理論を上げました。
だいぶ間が空いてしまいましたが、今日は引き続き、部隊の動かし方について語ってみたいと思います。
ハッキリ言って、今日書くこの話が、私が一番書きたかったことだと言ってよいです。
僭越ですが、「カードを思うように動かせない」「気づいたら撤退している」という悩みをお持ちの方は、ご参考になるかもしれません。

◆部隊操作の基本

結論を先に述べますと、この三国志大戦は、「ゲーム上における実際の武将の位置と、筐体上の武将カードの位置は必ずしも一致しない」んです。
これを体感で習得することが、このゲームの操作におけるキモだと私は思っています。

初心の方のプレイでよく見るのが、筐体の上ではきれいにまっすぐ部隊を並べて敵城に向かってカードを動かしているのに、ゲーム画面の中では、各々の武将がバラバラの位置にいて違う方向に進んでいる、という状況です。
そして、最も前線にいた部隊だけが相手部隊と乱戦を始めてしまい、後から気づいてその武将を後ろに動かそうとして間に合わず撤退してしまったり、いざ英傑号令を使おうにも範囲から外れていたり、ということが起きたりします。
心当たりありませんか?

なぜこういうことが起こるのか。
それは、「ゲーム上で武将が存在している場所を把握せずに、筐体上でカードを動かしてしまう」からです。
まずは落ち着いて、ゲーム画面を見て下さい。
カードが静止している場合は、カードの位置とゲーム上の武将の位置は一致しています。
そうでない場合は、カードが置かれている位置まで武将はいそいそと移動を続けています。
イメージと合わない場合は、筐体上のカードの位置を修正してください。
ゲーム画面の外にも武将が居る場合は?そうです、ミニマップで確認できます。

面倒ですが、慣れるまでは時々、画面(または、ミニマップ)上の武将の位置と、自分の操作しているカードの位置を確認するようにするのが良いと思います。
ゲーム上の武将の位置のイメージが、体でつかめるようになれば、自分の考えた戦略や戦術をスムーズにゲームに反映できるようになります。
そうなると、もう面白くて大戦ゲーから離れられなくなるでしょうw

◆具体的に、どうカードを動かすか?

それでは、このようなゲーム特性を踏まえたうえで、どうカードを動かせばよいか。

まず騎兵ですが、騎兵は一定距離を移動することでオーラをまとい、弓ダメージの軽減や突撃によるダメージを与えることができる状態になります。
よって、常に動き続けるのがコツです(槍兵への乱戦を狙うときなど、例外もあります)。
カードは騎兵がゲーム上で存在する場所から常に離して、移動したい方向の先にカードを置き直す、という行為を継続することで、止まらずにオーラを出し続けることができます。
相手の迎撃を避けるためにも、基本的に利き手で常に触っていることが多いです。

次に槍兵
槍兵は槍が出ている状態で迎撃や槍撃でダメージを与えることができますが、深入りして相手と接触すると槍が消えてしまい、騎兵の突撃などで一方的に攻撃されてしまいます。
なるべく相手との乱戦を避け、カードを回転させて槍撃を当てたり、相手の騎馬に常に槍の穂先を向けたりすることが大事です。
あまり大きく動かさず、カードの向きを自在に動かすことが重要です。
基本的に利き手と反対側で操作するか、または触らずに弓兵の前に立たせておくことが多いです。

弓兵は基本的に触ってはいけませんw 動くと攻撃をやめてしまいます。一方的に弓攻撃を与えられるよう、相手から離れた位置に置いておきます。相手が距離を詰めてきたら、一定の間隔を置いて動かすことで、「走射」が発生し移動中も攻撃できます。
弓は常に触る必要はなく、移動が必要なときだけ、騎兵や槍兵を触っている手を離して操作します

◆ラインの上げ方

最後に、これらのカードをまとめて動かし、相手陣に攻め込むときのコツを書きます。
大戦系ゲームにおいては、これを「ラインを上げる」と言います。
これがうまくできると、相手陣に全部隊が揃った状態で、英傑号令など強力な計略を撃つことができるようになり、相手部隊の撃破や攻城につなげやすくなります。
ラインの上げ下げが的確にできる人、すなわちラインを制する者が大戦を制する、と言っても過言ではないと思います。

まず、いったん全部隊を自城の中に戻し、全部隊の兵力を回復させます
そして、槍兵⇒弓兵⇒騎兵の順番で相手陣にカードを置き、城から出していきます。

この順番は何を意味しているかというと、移動速度の違いなんですね。
全部隊を同時に相手陣に置いて動き始めた場合、最終的に最も移動速度が速い騎兵が先に相手陣に辿り着いてしまい、一方的に相手の突撃や弓などの攻撃を受けてしまいます。
槍部隊が戦場に辿り着くころには、足の速い騎兵や弓兵は確固撃破されているかもしれません。
そうではなく、上記のように移動速度が遅い順にタイムラグをつけて城から出すことで、足の遅い槍兵の後ろから弓兵、次いで騎兵が追いつき、ちょうど相手陣に辿り着くころに全部隊がちょうど足並みを揃えることができるのです。
義勇ロードや店内対戦で試してみて、各兵種による移動速度の違いを肌で覚えてください。

なおここでは、部隊ごとの移動速度の差を感じていただくと共に、相手陣に攻める前に兵力を回復させる癖をつけていただくために、いったん全部隊を城に戻す動きを推奨していますが、兵力が満タンの部隊はあえて城に戻す必要はありません。
慣れてきたら、全部隊を城に戻さずに、同じことをやってみましょう。
それでも部隊の足並みをそろえて進軍することができるようになれば、ラインの上げ方は身についたと言ってよいと思います。


いかがでしたでしょうか?
そんなことすでに知っとるわ!」という方は申し訳ありません。
このゲーム、非常に高額で技術的な敷居も高いです。
少しでもこのゲームに興味を持ったけど半ば諦めてた人が、この記事を読んで「おっそうだな」「試してみるか」と思っていただき、少しでもプレイへのハードルが下がってくれたら、そしてプレイヤー仲間が増えてくれたら、と願ってやみません。

次回は、計略の使い方について語ってみたいと思います。
それではまたノシ
更新日時:2017/05/28 17:08
(作成日時:2017/05/21 16:21)
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
まーちゃん
まーちゃん
2017年5月22日 12時48分

カウンターで攻め上がるとき、少しでも早くと、全部隊同時に城から出してました。それで操作が忙しく焦ってたし、結局騎兵が相手の槍の前で止まってましたね…
とても参考になりました。ありがとうございます。

タラスク
タラスク
2017年5月26日 22時13分

>池田潤平さん
読んでくださってありがとうございます。恐縮です。

タラスク
タラスク
2017年5月26日 22時15分

>まーちゃんさん
読んでくださってありがとうございます。
槍⇒弓⇒馬の順番を意識すると、きれいにラインが上がるようになると思いますよ。

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