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遊軍蜀巫劉封問題

by
イトトン
イトトン

結構長いこと下書きに入れていた記事です。
ちょっと時期を外した前書きとなっていますが、気にしないでください。

以下本文

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どうも、イトトンです。

外出自粛が求められる中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
大戦ができないとなると大戦以外の何かをするか、はたまたゲーセンでなくとも大戦に関する何かをするかという二択がかかります。
そんな中どっぐすさんから「劇的!?君主ビフォーアフター」という雑談企画のお話を頂き、参加させて頂きました。
二択で言うところの後者です。

色々な君主の過去の動画、そして成長した現在の動画を見る事によって各君主の成長が見えるという大変興味深い企画でございました。
ただし名目は雑談配信なので会話が有意義だったのかはわかりません。
興味のお持ちの方は是非ご覧ください

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上のアーカイブはどっぐすさんのアカウントだからチャンネル登録もしてね!
ということで本題。

「蜀の遊軍は蜀巫なのか劉封なのか」

これ遊軍が追加されてから今に至るまでずっとホットな話題ですよね。
最初は蜀巫一択で落ち着いたと思いきや劉封派の意見も見られるようになり、今では自粛環境下で試せないということで「一体どっちなんだ?」という空気感もでてきました。
そんな蜀巫劉封問題に終止符を打つべく(本当に極一部から)理論派と呼ばれたこのわたくしめが一筆ならぬ一キーボード(???)をしたためているわけです。(態度がデカい)

ちなみに今回は乱戦を前提に考えていきますが、兵種アクションを主に行うという場合は
・アクションダメージの劉封
・ついでに回復の蜀巫
という事で良いかと思います。(適当)

さあ参りましょう。



1: 両遊軍の性能比較
・資料
NITRO氏「ver3.0.0修正 +遊軍

蜀巫:武力+1 / 2秒毎に1.5%回復 / 総回復量22.5% / 30秒 (12.5c)
劉封:武力+2 / 30秒 (12.5c)

この二人の違いは何と言っても「武力を更に+1」か「兵力を徐々に回復」かというところですね。
ここで考えるべきは 武力1 と 2秒毎に兵力1.5% はどういう関係性なのか、というお話です。
蜀巫と劉封をそれぞれ採用した6大徳という設定でお互いを対決させてみましょう。



2: ​​​武力と兵力の関係性
・資料
七条れたす氏「データ好きのシステム考察(乱戦ダメ)
NITRO氏「守城術のゲージ減少量
YOU氏「雑談2|蜀巫と劉封どちらが強いのか真面目に考えてみた

武力と兵力を比べるならばやはり乱戦。

武力差-1 与 4.3% / 被 6.0%
同武力 与 5.2% / 被 5.2%
武力差+1 与 6.0% / 被 4.3%

となっています。

これ書いてる途中でYOUさんの記事が上がりまして、計算式があったので引用します。
(NITROさんからの又引用になるっぽいけど計算式掲載記事が見つけられませんでした)

与ダメ = 5.2 + (0.88 * (自武力 - 敵武力))
被ダメ = 5.2 + (0.88 * (敵武力 - 自武力))

同武力で兵力上昇が無ければ 100 / 5.2 = 19.2回 、つまり20回の乱戦で相打ちします。

武力差が1つくと
高い方目線で 100 / 6.1 = 16.4回 、17回の乱戦で低い方を倒します。
低い方は一度に4.3%を与えるので、高い方は低い方を倒すまでに 4.3 * 17 = 73.1%の兵力を失います。

さてここで前提を思い出しましょう。6大徳対決です。
片方は劉封が効いて武力13、もう片方は蜀巫で武力12と兵力回復です。

上の計算だと劉封側が勝ちますが、蜀巫の回復を計算に追加してみましょう。

まず蜀巫は 2秒毎に1.5% の回復をします。
次に乱戦間隔ですが、1.533秒で1回です。

こういう時に計算式を浮かべられる程賢くないので、Excel+VBAで乱戦シミュレーションしました。
それがこちら↓
(画像クリックで原寸表示します)

こうなりました。
これはお互いに同時に大徳を打って遊軍が発動し、蜀巫の効果時間が切れるまでの兵力推移を表した表です。
(ちなみに武力のセル値を変更する事によって色々な武力同士の計算ができるようになっています)

最終的に残った兵力が多いのは劉封の側ですね。
「素武力が同じデッキで蜀巫と劉封がカチ合ったら劉封が勝つ」
という結果が出ました。
4枚大器ミラー辺りが現実的ですかね?

しかしながらこれはあくまで条件を整えた上での劉封vs蜀巫です。
もう少し実戦に寄せましょう。



3: 疑似実戦

前提として遊軍の効果中は一瞬たりとも離れずに乱戦しているものとします。

例 義乱の大号令 vs 桃園の誓い
義乱側は呂布 (素武力11 + 計略8 + 遊軍貂蝉1 = 武力20)
桃園側は劉備 (素武力8 + 計略10 + 遊軍1or2 = 武力19 or 20)

左が劉封、右が蜀巫の結果です。
 
桃園vs義乱 劉封版 桃園vs義乱 蜀巫版
(画像をクリックすると別ウィンドウで原寸表示します)

劉封だと乱戦18回で終了しますが、蜀巫だと乱戦が19回できます。
結果として自部隊が長生きするのは蜀巫ですが、終了時の相手兵力を見ると劉封の方が減らせています。

実際にはここまでずっと乱戦している訳ではないので、部隊を落としたくない桃園からすれば選ぶべきは蜀巫かなと思いました。

勝者(?) 蜀巫


4: 結論

正直この記事で結論を出せる程色々は見てないんですよね。
という事なので結論を出す助けになるかもしれないファイルを置いておきます。

このリンクをクリックし、次の画面でダウンロードしてください。

乱戦確認.lzhというファイルですが、中身は「乱戦確認.xlsm」というマクロ入りExcelブックになっています。
ブックを開いてマクロを有効にし、必要な数値を入力してから開始ボタンを押すと上のスクリーンショットのようにお互いの兵力推移を見ることができます。

それによって蜀巫と劉封のどちらが良いかを判断してもらえればと思います。

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正直このマクロ書くのに手間取って時間かかりましたが公開できてよかったです。
マジでお蔵入りするところだった・・・。

個人的には桃園使いなので蜀巫で良いかなって感じです。
今回の例は義乱の大号令にしましたが、基本的に号令の上昇値で負ける事ってそんなに無いので武力よりは兵力取った方が安定するよねって感じです。
皆さんはどんな感じでしょうか!
作成日時:2020/05/04 21:50
コメント( 6 )
6件のコメントを全て表示する
イトトン
イトトン
2020年5月4日 23時17分

>>YOUさん
画像の桃園vs義乱で見ると義乱側の最終兵力が9.7%(劉封時)と21.2%(蜀巫時)なので、やはりダメージを与えたいかどうかで採用判断するのが良さそうかなと思いました
計算して早い段階で部隊を取り切れそうなら劉封、どうせ取り切れないなら生存へ振る為の蜀巫、みたいな

ポキール
ポキール
2020年5月6日 18時7分

とうとう完成されたんですね!
お疲れ様です!
相手によって使い分けるのが正解っぽいですね。
 
私のようなバラだと蜀巫がきつきつなので
劉封くんが強いぞ!と宣伝しておきますw

イトトン
イトトン
2020年5月6日 18時39分

>>ポキールさん
おつありです〜
よっしゃ蜀巫固定したろ!!

ポキール
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