屍パパについて真面目に考察してみる

パパ「(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)」
孫策「おーいどらぼし、親父が昨日からこのまんま戻ってないぞ！どうするつもりだ」
ワシ「意外にナイーブだな江東の虎！」
　　「んー…まあ、これでも旧作では(快進撃帰ってくる前は)屍も使ってた身だし」
　　「ちょっとまじめに考察してみるか」
パパ「(*'▽')(*'▽')(*'▽')(*'▽')(*'▽')(*'▽')(*'▽')(*'▽')」
ワシ「心変わり早いよアンタ」


どーも、昨日から連投。どらぼしです。

今日は昨日の天下統一戦で使い、結局光るゴミと言う結論を下されてしまった屍パパの

パパ「(ToT)」
孫策「どらぼしー！」
ワシ「なんでいちいち反応するんだ！話終わるまでどっかやっといて！」

…ゴホン。
屍パパの真面目考察でもしていこうと思います。

1．スペック・計略


パパのスペックは8/8/2　勇猛・魅力の槍兵です。
…まあ、数値としては2.5コストとしては可もなく不可もなく。よく言えば好バランス、悪く言えば特徴が無い。
一応、征圧力がくっ付いた以外は旧作とは全く変わっていません。

将器は復活・征圧・迅速。
と言っても、足遅い槍の上に大体死んでるので復活減少が無難かつ一番使いやすいかと。
そもそも呉と言う国には8/7/2柵魅の巨虎孫権や、8/8/3魅の夷陵陸遜がいるので
ぶっちゃけ屍を使わないのであれば復活槍として立ち回らせる以外にない…と言う事でもあるわけで。

そして計略・「我が屍を越えよ」。
効果は自身の武力+10・移動速度1.8倍(5.8C)の後自爆。
自爆か効果時間内に撤退した場合、周囲の呉の味方の武力+10(9.2C)。
分かりやすく言えば「自分むっちゃ強くなって、爆ぜたら周りむっちゃ強くなる」。
そう。この「爆ぜた時に周囲強化」と言う一点が物凄ーく使いにくくしてしまっているのです。

2．どうしてこんなことになったのか？

旧作の「我が屍を越えよ」は士気5で自身撤退と引き換えに呉の味方の武力+10と言う強烈な物でした。
と言うか2までは勢力制限すらありませんでした。
勘のいい方はこの時点で呉にあるあの計略を思い浮かべたと思います。


そう。現在進行形で猛威を振るっている「孫呉の礎」。これが自身撤退による強化号令なんですよね。
さすがにこちらは+10じゃなくて+8/+5ですが、それでも前の仕様で出しちゃったら丸被りになるわけです。
しかも屍は2.5コスト強制撤退。

そのせいで差別化の為に「爆ぜる前に超絶強化」がくっ付いてしまいました。

3．屍の使いにくい点

①周囲強化のタイミングがよくない

所謂タイムラグ。
普通の号令であれば「範囲内に味方固めた！イクゾー！」で済むのだが、
これの場合5.8C待ちしなければなりません。つまりその間に味方を範囲内に入れなきゃならんわけで。
その間、味方を前線に押し上げつつ兵力管理もきちんとすると言うこの時点で割とヤバい事を要求されます。
低武力入れたらたまったもんじゃないですね。
「士気吐いて戦線維持を…」とか「どうせ無士気で守ってくる」って思うじゃないですか。でもね。

ちなみに範囲はパパにロックすればいつでも見れるのでご安心を。上方修正のせいで範囲がべらぼうに広いですけどね。

②士気7

この士気消費である。
いや、自身の強化に周囲強化ならこんなもんでしょ？と思うかもしれません。でも問題はそこじゃない。
士気7と言う消費は士気差を作りにくいんですよ。相手からすれば別に士気吐いて守っても問題ないのです。
そしてこの計略、爆ぜる前は自分しか強化されてません。
つまり周囲は強化された敵の猛攻を5.8cすっぴんで受け止める必要があります。無茶苦茶すぎる。
「なら早々にパパを爆ぜさせて全体強化を…」てやりたくなるじゃないですか。でもね。

③パパが無駄に強くなりすぎ

上方修正を喰らい続けた結果自分の強化が武力+10・移動速度1.8倍と馬鹿馬鹿しい位強くなってしまった。
そう。武力18の1.8倍速槍である。並の奴らではまず止められないのである。
つまり

・武力が高すぎて敵をうっかり殲滅してしまい、そのまんま効果切れて爆ぜ散ってしまう
・武力が高すぎて無駄に生き残ってしまい、結局周囲が5.8c敵の猛威に晒され続ける

相手が余程慎重か豪快かでない限りどっちかに陥りやすい。いやマジで。

一応、動くため計略みたいなものなので、爆ぜるまでじっとしておく…と言う考えも出来なくはありません。
ただ、さすがにこの強化だとそれはそれで勿体なく、結局動かんと始まらん羽目になってしまうのである…。
仮にその運用法でやったとしても、今度は全体強化の効果時間9.2Cが絶妙に悪く、敵城にたどり着いてものの数秒で効果が切れる…。


まあ、少なくともこの3点がとにかく使いにくくしていると言って過言ではないでしょう…。

4．じゃあどうしたらいいの？相性の良さそうな武将考察

…と、まともに考えたらプレイヤーに要求されるスキルが半端ではない。
そのくせ大体の対策方法は「パパは無視」で済んでしまうと言う、どう考えても味方と敵に求められるバランスの悪さが目立ちます。
前述のように効果時間内にすっげー爆ぜにくいですからね。

とは言え、一応相性の良さそうな武将はいなくもないので、とりあえず明記。

①大喬さん
月下でも流星でもなく、今の環境で誰が使ってるのか小一時間問いたいレベルの採用率である大華。
屍は爆ぜないと効果が発揮できないので、爆ぜた後の2.5コスト不在のリスク軽減が目的。
ちなみにパパが復活・活3で法玉【装】が復活減少なら城に戻したら速攻で復活します。おいちゃんと屍越えさせろよ。
征圧力上昇はオマケ。

②小喬たん
快進撃との相性もいい小喬たん。もちろん小華。
どっちかと言うとうっかり敵を壊滅させてしまった時のフォロー。
爆ぜないので追加効果も消えるが、代わりに2.5コストの素敵な攻城力を維持できるのがメリット。
爆ぜるか爆ぜないかは状況次第で決めていいと思うよ。

③太史享
狙いはずばり「魂の引継ぎ」。
パパは爆ぜた時に武力18である為、上手く引き継げればコピーした武力18＋屍分の10で武力28が爆誕する。
ただ、爆ぜる前に周りがうっかり落っこちると律儀に引き継いじゃってえらい目に遭う。タイミング必須。
こっそり城持ちなので攻城力のフォローもバッチリ。

④潘夫人
(一応)意図的にパパを爆ぜさせられる唯一の武将。
但し戦場にパパと潘夫人だけと言う状態にしなければならない(パパの武力が高すぎて斬る対象にできない)ので、
強化されるのは潘夫人ただ一人。実に勿体ない。
なので、屍が撃てない時のパパの強化として使うのが無難。

⑤孫尚香
目覚めの方。パパが爆ぜる前も爆ぜた後も大体覚醒条件が満たせる。

⑥太史慈
約束の援兵。
貴重な高コスト攻城持ちで、パパがいなくなった後の攻城力をフォローする。
この勢力、高コスト城持ちが太史慈と沈瑩しかいないのよな…。

⑦サブ号令
結局屍はホイホイ打てないので、なにかしらサブ号令が欲しい。
と言ってもあんまりサブ号令ばっかり撃つなら屍である必要性が無いので、なるべく屍軸になるよう軽めの号令を。


と言う感じで、意外と相性のいい武将は少ないと言う事もない。
それだけにどんだけ爆ぜるまでに味方守らんといかんかが問題になるわけだが…。

５．結論

やっぱり　屍パパ　自爆スイッチ付けてください。


ワシ「とまあ、パパについて真面目に考察するならこんな感じだ」
孫策「結局そこに行きついてしまうのなあ」
パパ「ヽ(`Д´)ﾉヽ(`Д´)ﾉヽ(`Д´)ﾉ」
孫策「で、なんで親父は怒ってるんだ？」
ワシ「『俺にほいほい自爆しろとは何事か！』だとさ」
孫策「大体爆ぜてるだろ」
ワシ「お前もな」

まあ、気が向いたら…と言うか天下統一戦がまたあったら使う…かも。
やっぱ任意で爆ぜさせられたら使い勝手も大幅に上がると思うよ。ホント。