第1回は群雄、
第2回は漢・普軍、
第3回は魏軍でした。
第4回は呉・蜀軍の歩兵達の紹介です。
※表記の読み方:
武将名 コスト 武力/知力/征圧 特技(無特技の場合は記載なし) 主将器
■呉
・士燮 1.5コスト 6/4/2 柵勇 捕城守
知力は4と微妙だが、武力6に征圧2、柵・勇猛と2種の特技まで持つハイスペック武将。
将器は武力寄りの歩兵と相性の良いものが揃っている。
計略は士気5で溜め(2C)後、自身前方の範囲に武力ダメージ(武力3まで確殺)を与える。
範囲も広く、武力3まで確殺のため、舞姫対策として適している。
ちなみにLE周姫(戒めの炎)と同じく、範囲は溜め中でも回転できる。
・小虎 1.5コスト 3/5/2 柵魅 兵柵士
計略要員らしく武力は低め。代わりに計略と相性の良い特技(柵・魅力)を持っている。
計略は士気5で溜め(8C)後、敵城に18%のダメージを与えるもの。
計略効果により、攻めることなく敵城にダメージを与えることができるようになるため、
守り寄りの構築になることが多い。柵盛りや高武力弓とは高相性。
計略を使わない間は1.5コストを遊ばせておくのはもったいないため、端攻城・守城・伏兵踏み・色塗りなど、
仕事を見つけて働かせるとよい。
城に籠って計略を使うまで待機するのも一応仕事である。
ちなみに、攻城力は武力3とはいえど1.5コスト歩兵のため、なかなかに強烈。
相手の小虎が端攻城をしてきた際は、放置せずにきっちり処理すること。
・万彧 1コスト 3/3/2 城 捕活地
1コストにしては悪くないスペック。攻城特技を持っているため、端投げ要員として有用。
計略は士気2で武力-3し、帰城不可になる代わり、強力なリジェネを自身に付与する。効果時間は6.7C。
リジェネ効果は武力差が10以上あっても生き残るほど強力。特に守城時に効果を発揮する。
将器:捕縛術を活かして槍消し役となるのも良い。
また、孫チンの計略(独裁者の粛清)と相性がよく、計略効果中は強烈なデメリットを打ち消すことができる。
ただし、回復量と減少量がほぼ同量でギリギリ打ち消している状態のため、
集中砲火をもらうと簡単に落ちてしまう点には注意が必要。
・王夫人 1コスト 2/7/1 魅 兵士守
舞姫らしくスペックは低め。知力が高めなので伏兵踏みをこなすことができる。
計略は士気5で敵の征圧を-4し、敵のみ内乱リセットが入らなくなるようになる舞。
使い方としては征圧状況が優勢(敵の内乱ランプが点灯した状態)で舞い、
舞の効果で内乱ダメージを与え、そのまま守りきる戦法が一般的。
弓や柵など守り主体の戦法を得意とする呉と相性が良い。
また、強力な超絶強化持ちの武将も好相性。場合によっては混色を検討するのも手。
相手に守勢の○○系の計略を持つ武将がいる場合は、征圧優勢で固定した場合、
常時計略の追加効果が発動する点に注意したい。
余談だが、唯一のエラッタ2回経験者である。南無。
・大虎 1コスト 2/6/1 魅 兵士征
武力・征圧力は低いが、そこそこの知力と魅力持ちは悪くない。
計略は士気7で溜め(42C)後、敵城に99.7%のダメージを与えるもの。
小虎と同じく、守り寄りの構築となることが多い。
ただ、大流星の消費士気が重いため、コストパフォーマンスに優れた自爆計略や、
自城ダメージを受けるデメリットがあるが強力な計略と相性が良い。
注意点としては、この計略だけでは落城することは不可能なため、開幕の端攻城や内乱で0.3%を削っておく必要がある。
孫峻の計略でも削ることが可能。
計略の特性上、溜めが完了しないと意味が無いが、溜め完了に間に合わない残り時間で溜め始めると、
溜め時間を知らない相手が焦って止めに来ることがある。
それをカウンターすることで勝機が生まれる可能性があるため、どうしようもなくなった場合は試してみるのも手。
・滕芳蘭 1コスト 1/6/2 魅 兵知征
武力は低いが、ダメ計に対し耐性があるのがポイント。
計略は士気5で味方の撤退時、撤退武将のコストに応じて他部隊の兵力が回復するようになる舞。
回復量は1コスト撤退で約30%、1.5コスト撤退で約60%。
帰城しにくい長時間強化の槍や、カク昭のように城内回復速度にデメリットがある武将と相性がよい。
悲哀の舞と同じく、自爆計略もトリガーとなるため、守りつつ攻城部隊を回復するといったこともできる。
正面きってのぶつかり合いよりは、散らばっての局地戦で真価を発揮する舞。
攻めを継続することができる利点を活かして使っていきたい。
■蜀
・孫乾 1コスト 2/8/1 活征盟
武力・征圧は低く、特技も無いが知力が高いため、開幕の伏兵踏み役として利用できる。
計略は士気5で溜め(2C)後、鶏助並みの広範囲円に知力ダメージを与え、自身は撤退する。
ちなみに確殺ラインは2。いわゆる溜め版自爆。
発動さえできれば破格の効果と威力だが、溜めに自身が落とされる、範囲外に逃げられるなど、
簡単には当てられないため、適当に叩けばいいというものではない。
自城防衛時や、連環等で敵が範囲から逃れられない状況など、確実に爆発に巻き込めるときを見計らって使っていきたい。
・黄皓 1コスト 2/2/2 活地盟
スペックは武力・知力共に低め。征圧が2あるのがせめてもの救いか。
計略は士気4で味方の武力を-1し、帰城不可にする。
ただし、効果時間(11C)経過後、生存部隊数*1分の士気バックが発生する。
対象部隊数を多くとればバックされる士気は増えるものの、1枚あたりの武力が下がるため、生存が難しくなる。
なお、転身計略の対象にはできるため、董氏と合わせて使うことで全部隊まとめて帰城させることはできる。
せっかく採用するからには士気バックのメリットを活かした構築にしたい所。
・劉諶 1コスト 2/2/2 魅 捕活城
スペックは武力・知力共に低め。征圧が2あり、魅力を持っている点は評価したい。
計略は士気5で味方の武力を+10し、効果時間(5.4C)終了時、兵力を-70%するという強烈なもの。知力依存は0.4C。
低士気で瞬間的な爆発力を発揮できる点は魅力的だが、普通に使うには兵力減少が大きすぎて使えたものではない。
カウンターが来ない最後の攻めか、再起など立て直す手段があるとき、
撤退トリガー計略(悲哀の舞 等)など撤退しても問題がないときなど、
強みを最大限に活かせる構築にすると輝かせることができる。
・甘夫人 1コスト 1/4/1 魅 兵活士
スペックは舞姫らしく低い。計略が特殊かつ強力なため致しかたなしか。
計略は士気7で兵力が徐々に回復するようになる舞。
帰城する必要がなくなるため、延々と戦場に居座る動きが征圧システムとかみ合い(兵力が減ったら後ろに下げて塗っていれば、
舞の効果で回復し、城に帰ることなく戦線復帰できるようになるため)非常に強力。
また、計略が自城での回復速度が下がるデメリット持ちのカク昭と相性が良く、
延々と塗り続ける高武力騎馬を誕生させることができる。
効果は強力だが武力が上がるわけではないため、回復量を上回るダメージを受けるような状況だと脆い点には注意が必要。
また、知力も低いため、ダメージ計略にも注意が必要。
LE甘夫人を使用することで対策はできるため、そちらの採用も一考の余地あり。
・劉禅 1コスト 1/1/1 兵捕活
スペックは最底辺なため、戦力としては一切期待しないほうがよい。
計略は士気11で5.5Cの間、最も武力の高い味方の武力をランダムで+1~+99する。
普通に使っても士気に見合う効果とは言い難いため、馬謖や馬倫を使って他の計略とのコンボを行うのが主な使い方となる。
ダメでしたÅ君主が配信にて使用し、一時的にブームとなった恥辱の報復とのコンボデッキ(通称:CR劉禅)は有名なデッキの1つ。
残り60Cの時点でコンボを決めることができ、実力差を(運が良ければ)覆すことができる。夢が詰まった1枚。
以上が呉・蜀軍の歩兵達の紹介となります。
呉は流星や独特な舞、蜀は一癖も二癖もある計略持ちが多い印象です。
どちらの勢力も混色にしやすい武将が多く、デッキ構築の腕が試されます。
追加カード次第では環境を破壊することが出来るかもしれません。
歩兵達の紹介も今回で終わりとなりますが、お気に入りの歩兵は見つかりましたか?
癖はありますが、特定の状況で爆発的な効果を発揮してくれることがあるため、目的を持って採用してあげると
活躍しやすくなります。1コストの歩兵はワラデッキにも入れやすいのでいかがでしょうか?
良き大戦ライフを!
自分が使った範囲ですが、孫乾は広いっていうのは知っていても、
正確に範囲把握している方が意外と少ない感じですな。
一度吹き飛ばす→相手警戒して距離をとる→二度目、やっぱり範囲内ってことがありました。
> 楊狐さん
赤壁・戒めの炎もそうなんですけど、広いってのは分かっててもどのくらい広いかは実際に使ってみないとわからないもんですよね