歩兵、それは持たざる者。
歩兵、それは虐げられる者。
歩兵、それは唯一無二の者。
皆さんは「歩兵」という兵種のことをどう思っていますか?
兵種アクションが無い、馬・弓・象に対して無力といった欠点が目立つ彼らですが、代わりに他の武将には無い、独自性を持った武将が揃っています。
そんな彼らを1人ずつ紹介していくとしましょう。
まずは歩兵の国、群雄からです。
※表記の読み方:
武将名 コスト 武力/知力/征圧 特技(無特技の場合は記載なし) 主将器
・呂布 3コスト 10/1/2 勇 攻
歩兵一のコスト・武力を持つ武将。3コスト歩兵はシリーズ通して初。
計略は戦場全域の溜めダメ計略。長い溜め(3.3C)・重い士気(士気12)等々問題点も多いが、基礎ダメージが高く、
高知力に対しても大ダメージを与えることができる。
セリフも原作準拠が多く、愛のこもった1枚。
・劉辟 2.5コスト 9/2/3 勇城 地門速
歩兵一の攻城力(城門将器覚醒時)を持つ武将。征圧3も魅力的。
計略は悪来典韋を超える回復力があり、計略時間も8.8Cと長いため、防衛や荒らしに非常に役立つ。しかも士気5と低士気。
また、計略中の城門への1撃(城門将器 城*3時)は約35%と、試合の流れを変えるほどの破壊力を持つ。
将器も何かと役立つ速度、攻城の破壊力を跳ね上げる城門、群雄歩兵唯一の地の利などよりどりみどり。
・拓跋力微 2コスト 9/1/0 勇 攻速城
オーバースペック枠の1人。しかも勇猛持ち。将器は攻城向きのものが揃う。
計略は士気4で武力+8、速度0.5倍。計略時間は4.6Cと短いが、武力17は簡単には排除できない。
城に張り付いてしまえばデメリットも無視できるため、攻城役に最適。
・張燕 2コスト 8/4/2 勇城 攻兵速
武力8にそこそこの知力、征圧2に加えて特技2種と素晴らしいスペック。
計略は自城ゲージ50%以下で刺さるくらいの速度上昇が付与される単体強化。約7C。
自城がピンチなほど攻城力が上がるため、脇を抜けて一発逆転を狙うこともできる。
・韓暹 2コスト 8/1/1 勇活 攻門迅
武力8に勇猛・復活と歩兵にうれしい特技を持つ。将器は攻城向きのものが揃う。
計略は歩兵限定の号令。士気6で武力+6、7.1C。
栄光の大号令並みの範囲があるため、全部隊がダメ計・妨害にすっぽりとはなりにくい。
・胡車児 1.5コスト 7/1/1 城征破
オーバースペック枠の1人。
他のオーバースペック枠と違い、征圧力が1あるため、塗りに参加できるのが強み。
同じ1.5コスト端投げ要員達と比べると、武力7である点が特徴。
・張梁 1.5コスト 6/1/2 城 攻兵城
武力6に征圧2、城殴りに最適な特技と将器:攻城術を持つ。
計略は士気5で+2、200%回復の単体強化。中武力とはいえど200%回復は瞬発力のない編制に対しては脅威となりうる。
部隊復活までの時間稼ぎや、攻城時の最後の一押しとして使うことができる。
・郭汜 1.5コスト 6/1/1 活 攻捕活
武力6に特技復活に将器:復活減少を持つ。
副将器も復活減少で揃え、法具:装も復活減少にすると、約半分の時間で復活することができる。
ひたすら端に投げ続け、足並みを崩す用途に最適。
・左慈 1.5コスト 4/8/2 伏 兵活速
武力は低いが、高知力に伏兵を持つ。征圧2もうれしい。
計略は士気3と低士気で敵最高武力の武力・知力・征圧力をコピーする唯一無二のもの。効果時間も15Cと長い。
プレイヤーの腕次第でいくらでも化ける1枚。
・張梁 1コスト 5/1/0 捕城募
オーバースペック枠の1人。ゴリの愛称を持つ。
デッキに群雄勢力を採用する際は、彼を採用できることがメリットの1つと言っても過言ではない。
1コストながら攻城力もバカにならないため、端に投げておけば相手の1.5コスト以上の武将の注意を向けることができる。
計略は士気3で100%回復。攻城時の最後の一押しに。
・波才 1コスト 4/1/1 勇活 攻兵捕
張梁から武力を-1した代わりに、征圧力+1、特技2種を獲得したスペック。
復活持ちと征圧1、高武力を活かし、端攻め要因として。
・鄒氏 1コスト 3/7/1 魅 兵士征
群雄には珍しく、高知力の武将。魅力持ちも好評価。
計略は相手の知力+1分武力を下げる妨害。英知のメタとして非常に有効。
効果時間は同知力に対し4.2Cと短いが、知力依存が低いため、
高知力に対して「一瞬しか効果がない!」といった事態は避けられる。
メタを読んで採用を検討したい。
・李堪 1コスト 3/5/2 勇 捕城守
高いスペックが持ち味の武将。
計略は士気5で武力+12・移動速度3倍・兵力25%回復に【飛翔】効果もついており、天下無双・飛の歩兵版と言える。
ただし計略時間は3.8Cと短い。
将器:捕縛術を覚醒させることで、相手の足並みを崩しつつ、キーカードを逃がさず狙い撃ちできる。
良いタイミングを見計らって使うことで絶大な効果を発揮する1枚。
・張姜子 1コスト 3/4/2 魅 知捕守
高いスペックに魅力を兼ね備えた武将。
計略は士気6で敵味方を問わず吹き飛ばす竜巻を発生させる。効果時間は5.5C(知力将器覚醒時:8C)。
攻城している敵部隊を吹き飛ばして守城したり、号令の範囲から外れるように吹き飛ばして妨害したり、
自軍の攻城兵を吹き飛ばして奇襲したりと、アイデア次第でさまざまな使い方ができる唯一無二の計略。
・牛輔 1コスト 3/2/1 活 兵速征
武力3と特技:復活を持つが、他が少し残念。しかし真価は計略にある。
計略は士気3で武力が0になり強制前進するが、武力ダメ90%カット・3倍速が10C続く。
将器:征圧上昇を覚醒させ、征圧役として計略を使えばあっという間に敵陣を塗り替えてくれる。
明確な目的を持って採用し、使いどころを見極めて使っていきたい。
・張角 1コスト 2/8/2 魅 兵士募
武力は低いが、知力8と征圧2、魅力持ちがポイント。
計略は士気6で自身撤退の代わりに自軍の全部隊を兵力60%で復活させ、8.8Cの間リジェネを付与する。
コスト比スペックの高い武将が多い群雄と相性がよく、スペックを押し付けて消耗させたあとに復活させ、
消耗戦を強いる戦法が強力。
勢力非限定のため、他勢力と組み合わせることもできる。
・管輅 1コスト 2/7/2 伏 知活士
高知力に伏兵を持ち、征圧2を備えた優秀なスペックの武将。
計略は士気3で約7Cの間相手の計略を封印する。知力依存はかなり低め。
相手のキーカードが計略を使おうとする直前に使うことで、プランを乱してグダらせることが出来る。
・盧氏 1コスト 2/2/2 柵魅 活柵士
特技2種を持っているが、武力や知力は低め。
計略は士気6で自軍の歩兵全部隊を復活させ、13.3Cの間、征圧力を+3する。
勢力非限定のため、他勢力の歩兵と組み合わせることも出来る。
ちなみに復活時の回復量は200%のため、林氏と組み合わせると兵力200%で復活する。
・馮氏 1コスト 1/7/2 柵魅 兵知士
スペックは舞姫らしく低いが、自前で柵を用意出来る点がポイント。
計略は自軍が敵を1部隊撃破するごとに敵城に7%(1.5コスト歩兵の壁1発と同じ位)ダメージを与えるようになる舞。
ただし馮氏が撃破されると自城に8%ダメージを受ける。
超絶強化や高武力騎兵、ダメ計など、敵部隊を撃破しやすいカードと相性が良い。
・于吉 1コスト 1/7/1 伏活 兵活速
武力は最低値だが、高知力に伏兵と復活を併せ持つ。
スペック採用は厳しいが、計略は士気4で24Cの間、武力+3、接触している相手の武力・知力を-4する強力なもの。
離れても2Cほど効果は残る。士気が軽く、効果時間が長いため、開幕乙デッキや消耗戦狙いのデッキと相性が良い。
味方の高武力騎兵や弓兵と連携すると、弱体化した相手を簡単に撃破出来るようになるため、上手く連携していきたい。
以上が群雄勢力の歩兵達の紹介となります。
お気に入りの武将は見つかりましたか?
邪魔だと言われることも多いですが、採用してあげることでデッキに彩りが生まれます。
世の中には「歩兵単」と呼ばれるデッキタイプも存在しますが、それはまたの機会に…
良き大戦ライフを!
郭汜は捕縛悪逆が面倒な印象が残ってるなー