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生配信のススメ(応用編)

by
輝源氏@しょうねん♪
特イベ
特イベ
輝源氏@しょうねん♪
皆さん、新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。m(__)m🎍

 さて、先日書いた生配信のススメ(基礎編)の投稿記事がかなりの反響があり、
輝源氏@しょうねん♪の配信環境も教えて欲しいとのご要望がありましたので、
今回は僕の現在の配信環境をご紹介したいと思います。


 振り返れば、配信環境作りは戦国大戦の頃から始まりました。
そもそも、家にパソコンもインターネット回線もなければ、いわゆるテレビゲームもない、
大学生になって初めて持った携帯がスマホという環境(家の方針)で生まれ育った僕は、
全くパソコンが使えず、パソコンが大っ嫌いでした(この家の方針のため、当時高校生の僕は
勉強の他に娯楽といえば、スポーツ(体操、野球、ゴルフ、陸上、スキーetc...)ぐらい
しかありませんでしたが、家でゲームができないならゲーセンに行けばええやんで三国志大戦
と出会うことができました(笑))。
配信環境作りを始めた当時大学生(文系)だった僕は、上記環境も相まってパソコンや配信機材に関しては
全く知識ゼロの状態から始めました。
今に至るまで数々のトライ&エラー(機材の相性やスペック問題等)を繰り返し、
インターネットから似たようなことをしている先人の知恵をお借りしたり、
大阪日本橋の自作PCパーツ専門店や電子工作専門店の店員さんに相談や質問をしまくって、
そこで得た知識を基にさらにインターネットで検索して(ググって)知識や方法を学んでいきました。
今では、自作PCを組むようにまでなりました!
大戦のおかげでPC嫌いがなくなってホント良かったです(笑)←
 配信環境をより良いものにしようと、さまざまな機材と組み合わせたり、ソフトとハードを有機的に関連させて
やりたいことを高コスパで実現させたりと創意工夫を凝らして色々考えるのがとても楽しいです!
 下記では、ゲームの配信には定番の機材から「こんなものまで使えるのか!」といった
ニッチな機材まで紹介しているので良かったら参考にして頂けると幸いです。
※僕が機材を実際に使用してみた感想は斜体にしています。

【しょうねん♪の配信機材リスト】
(2019年1月8日現在)
・ノートPC
・ビデオキャプチャー
・HDMI分配器
・HDMI-DVI変換アダプター(メスオス)
・HDMI-DVI変換アダプター(メスメス)
・HDMIケーブル×3
・ミキサー
・3.5mmオーディオ分岐ケーブル
・RCA(赤白)-3.5mmピンオーディオケーブル
・マイクアンプ
・RCA(赤白)オーディオケーブル(オスオス)
・RCA(赤白)-モノラルフォーン6.5mm変換アダプター×2
・ピンマイク(プレイヤーマイク)
・手持ちマイク(実況者用マイク)×3
・USB外付けサウンドカード
・LANケーブル(カテゴリ6)
・USB3.0有線LAN変換アダプター兼ハブ
・USB3.0バスパワー対応ハブ
・USBtype-Cバスパワー対応ハブ
・電源タップ×2
・webカメラ
・USB延長ケーブル
・スマートフォン車載ホルダー
・視線追跡デバイス
・Arduino Uno R3
・心拍センサ
・コネクタ用ハウジングケーブル
・丸ピンIC連結ソケット
・PC冷却用扇風機
・マイク除菌消臭スプレー
・OBS studio(無料配信ソフト)


【しょうねん♪の配信機材ご紹介】
・ノートPC
ASUS ZenBook Flip UX360UA-6500 120,000円(税込)
スペック
サイズ:13.3インチ
CPU:Intel corei7 6500U(Skylake) 2.5GHz(ターボ・ブースト時3.1GHz) 2コア 4スレッド
メモリ(RAM):8GB
持ち運びが簡単に出来て、薄いウルトラブックの割にはインターフェースが豊富に付いてて配信向きです!

・ビデオキャプチャ
SK-MVXU3R MonsterX3.0UR 15,780円(税込)
1920×1080 60fpsまで対応可能なビデオキャプチャ。安定感があって重宝しています!
※USB3.0のホストコントローラーがIntel製か、
もしくはRenesas(NEC)製でないと動作対象外とのことです(USB3.0が出始めの時のPCは要注意です。
最近のものは基本的に大丈夫ですが、PC購入時には確認してから購入しましょう)。
※配信時にできるだけPCを軽くしてあげようと、バックグラウンドアプリ等を無効にするのは良いことなのですが、PCのカメラとマイクを無効にするとビデオキャプチャと接続できないエラーが出てしまうので、そこだけは有効にしておきましょう。
(参照「エラーが発生しました:(0x10000400)」)
※付属のソフトをダウンロードする場所はHDDよりSSDの方が転送速度が速くて安定するそうです。

・HDMI分配器
AREA SPLITER KING2 1対2 HDMI分配器  4,239円(税込)
小型で扱いやすい!
 ※HDMI分配器を使用する際には必ずACアダプターをつけて使用してください。
※HDMI分配器には相性があるみたいで、上手く映像信号が送れない分配器もあるのでお気をつけください
(原因はHDCP対応か否か、EDID応答速度の問題、繋ぎ方や繋ぐ順番の問題など様々考えられます)。
※HDMI分配器を購入する際には、スプリッター(分配器)とセレクター(切り替え器)の名前違いには十分注意してください!

・HDMI-DVI変換アダプター(メスオス)
変換名人 HDMI(メス) → DVI(オス)変換アダプタ 548円(税込)

・HDMI-DVI変換アダプター(メスメス)
変換名人 HDMI(メス) → DVI(メス)変換アダプタ 547円(税込)

HDMIケーブル×3
350×3=1050円(税込)
※配信するにあたって、HDMIケーブルの規格はver.1.2以上であれば問題ないです。

・ミキサー
YAMAHA AG06 16,102円(税込)
USB接続なのでめっちゃええ音でPCに入れられる!調整がしやすい!マイクは2チャンネル!
エレクトーンキーボードのライン入力に下記のAT-MA2マイクアンプを使用することでマイクチャンネルが増設可能!


・3.5mmオーディオ分岐ケーブル
3極オーディオ 2分配 ケーブル (オス) - (メス/メス) 440円(税込)
筐体のゲーム音を分岐させるのに使用します。

・RCA(赤白)-3.5mmピンオーディオケーブル
アクロス AUDIO変換ケーブル 1.5m ステレオミニプラグ3.5mm-RCAピン×2 AVC104 523円(税込)
ミキサーのライン入力へ接続します。

・マイクアンプ
audio-technica マイクロフォンアンプ AT-MA2 5,280円(税込)
これがかなりの優れもの!ミキサーのライン入力をマイクチャンネルに変えることができる!
しかも、スイッチ切り替えでダイナミック型マイクとプラグインパワーマイクのどちらも使えます!


・RCA(赤白)オーディオケーブル(オスオス)
アクロス RCAケーブル AUDIOピンケーブル 1.5m RCAピン×2-RCAピン×2 AVC106 545円(税込)

・RCA(赤白)-モノラルフォーン6.5mm変換アダプター×2
変換名人 RCA - ステレオ標準プラグ 変換アダプタ 2個入 AV/RCAJ-65PM(2P) 385円(税込)
ミキサーのエレクトーンキーボード用のライン入力に挿すための変換です。

・ピンマイク(プレイヤーマイク)
audio-technica AT-9901 3,294円(税込)
単一指向性マイクで環境音拾いづらく、声もクリアに入ります。
※取り外し可能なマイク風防とクリップが取れやすく、紛失しやすいので注意してください。

・手持ちマイク(実況者用マイク)×3
JTS MK-680×2 3218×2=6,436円(税込)
超単一指向性マイクなのでゲーセンの環境音に強い!ハウリングしにくい!ハンドリングノイズもなし!
温かみのある声で入りますが、小さめのトーンで話す場合は口元から5cmぐらいに近づけないと声が入らないので注意!


SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PC/ゲーム用  ECM-PCV80U 3,348円(税込)
感度が良いので、少し離しても声が入ります。ほんのちょっと乾いた声になるかも?

・USB外付けサウンドカード
上記SONYエレクトレットコンデンサーマイクに付属

・LANケーブル(カテゴリ6)
ELECOM LANケーブル 3m ツメが折れない CAT6 ブルー LD-GPT/BU30 399円(税込)
※CAT.5e以上の規格のLANケーブルであれば基本的に大丈夫です。
ノイズ等の心配や回線速度自信ニキはカテゴリ6以上のものを選びましょう。

・USB3.0有線LAN変換アダプター兼ハブ
ELECOM 有線LANアダプタ USB3.0 ギガビット対応 USBハブ3ポート付 ブラック EDC-GUA3H-B 2,689円(税込)
ウルトラブックにはLANポートがないので必需品!挿し過ぎによる電力不足には注意が必要!

・USB3.0バスパワー対応ハブ
ELECOM USB3.0 ハブ 4ポート ACアダプタ付 セルフ/バス両対応 ブラック U3H-A408SBK 1,419円(税込)
ノートPCでの配信には電力供給してくれるタイプのハブがあると安定するので重宝しています!
特に僕の配信ではいろんなもの(変態的な機材を含む)をこれでもか!と接続しているので...(笑)


・USBtype-Cバスパワー対応ハブ
Buffalo BSH4A128C1 USBハブ シルバー [USB3.1対応 /4ポート /バス&セルフパワー] 5,367円(税込)
薄さが売りのウルトラブックさんによくついてるType-CをUSB3.0ハブに変えるものです。しかも給電機能付き!

・電源タップ×2
ELECOM 電源タップ ACアダプタが5つ挿せる幅広コンセント 雷ガード付 6個口 3m ホワイト T-NSLK-2630WH 
1,323×2=2,646円(税込)
ACアダプターを接続しまくるので重宝しています!

・webカメラ
ELECOM UCAM-C980FBBK ウェブカメラ ブラック [有線] 5,896円(税込)
暗いところは少し苦手ですが、素早い動作もヌルヌルキレイに映してくれます!
通常のCMOSセンサーより暗いところに強い裏面照射型CMOSセンサーを搭載していますが、
やはりCCDセンサーの方が暗いところでも綺麗な印象を受けます(ロジクールC922と比べて)。


・USB延長ケーブル
ELECOM USB延長ケーブル USB2.0 A-Aメスタイプ 2m ブラック U2C-E20BK 628円(税込)

スマートフォン車載ホルダー 1,390円(税込)
webカメラを筐体の天井に取り付けるのに使用しています。
※本来の使用方法ではないため自己責任でお願いします。

・視線追跡デバイス
SteelSeries Sentry Gaming Eye Tracker 視線測定機 69041 43,022円(税込)
配信中、プレイヤーの視線を視聴者に示してくれる優れもの!
画面の設定には少し手間がかかりますが、かなり精度が高いです!
竜秀火君主からお借りしています(当初は29,800円ぐらいでしたが、かなり値上がりしていますね。e-sportsの影響かな??)。


Arduino Uno R3 3,240円(税込)



出ました変態的な自作デバイスです(笑)
この自作デバイスはオープンソースハードウェアである「Arduino UNO」(いわゆるマイコンボード)に「Arduino IDE」でプログラムを書き込んだ上、下記心拍センサを取り付け、心拍センサで読み取った情報をオープンソースプロジェクトである「Processing IDE」(俗に言うプログラミング)にてPC上でビジュアライズ(可視化)したものです。
特に、プログラムの作成及び改良にあたっては、ぽへ君主(@pohepohe)に大変お世話になりました!
ざっくり、何ができるのかというと、プレイヤーのリアルタイムでの心拍数(BPM表示)を測定し、その経過をたどることで試合のうちどこで心拍数が上がっていたのかを観測することができます。
配信者と視聴者間のコミュニケーションツールの一つとして活躍してくれることを期待しています。


・USB2.0ケーブルA-B
エレコム USBケーブル USB2.0 A-Bタイプ 0.7m ブラック U2C-BN07BK 212円(税込)
自作心拍センサデバイスをPCに繋ぐものです。

心拍センサ(スイッチサイエンス)3,368円(税込)
当初は、ウェアラブルウオッチでプレイヤーの心拍数を測ろうと考えたのですが、リアルタイムで測るものがあまりなく、しかもかなり高価だったので断念しました。もっと安く手軽にできないか考えたところ、こいつに行きつきました(笑)
耳たぶで心拍数を測定します!そこそこの精度で測れてるのかなぁといった感じです。

最近のウエアラブルウオッチがスマホ連動のものばかりなので、スマホの画面をPCにミラーリングしてさらにOBSでウインドウキャプチャすればうまくできるかも知れませんね。

・コネクタ用ハウジングケーブル
QIケーブル3S-1Px3 83円(税込)

QIケーブル3S-3S 83×4=332円(税込)
心拍センサの延長ケーブルみたいなものです。

・丸ピンIC連結ソケット
丸ピンIC用連結ソケット(両端オスピン・1列40P)230円(税込)

・PC冷却用扇風機
A-SZCXTOP 卓上ファン ミニUSBファン 超静音扇風機 360度回転 ポータブル パソコン用冷却ファン 透明羽根4枚 ブラック (Style 1)
530円(税込)
P箱に置いたPCを下から冷やします!

・マイク除菌消臭スプレー
JASSC ( ジャスク ) / MRC-ZERO 1,490円(税込)
マイクのお手入れに重宝しています!オヌヌメ!

OBS studio(無料配信ソフト)
OBSの設定なんかもご紹介したいところですが、紙面の都合上それはまたの機会にさせて貰います…!
特に、X264プリセットの詳細設定でエンコードを色々弄れたり~等々。


合計金額 251,458円


マジか!25万!(電卓叩いて震えてましたw)
 配信機材集めるだけで凄い金額になってしまいました…(笑)
まあ、4年ちょい程かけてちょこちょこ集めたので多少はね()
うちの配信でも使ってみたい!この機材についてもっと詳しく知りたい!って方はコメント下さい!
実際に使用しているものなので、それなりにお力になれるかと思われます。
それではまたねん~♪


※ 本記事に掲載している文章及び内容に関して、その正確性及び有用性についてできる限り注意を払って作成をしておりますが、完全性、真実性、信頼性、正確性及び有用性等、如何なる保証をするものではありません。また、たとえ掲載内容に誤りがあった場合であっても、一切責任を負いません。
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※本記事内のレビューはあくまで個人の感想であり、効果には個人差や使用方法、環境等により左右される場合があります。
更新日時:2019/01/10 15:58
(作成日時:2019/01/09 00:28)
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