袁家の栄光を纏う為に編み出された究極デッキ、「マッスル栄光」デッキ。このデッキを片手に敗北を重ねた或るプレイヤーの記述。
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あらすじ 「マッスル栄光」とは
袁家力を兼ね備えるありとあらゆる武将を吟味した結果たどり着いた、計略要因と言われる武将を徹底的に排除し素武力の高さによる押し込みの強さとラインの上げやすさを重視した栄光デッキである。
詳しくは
あちら や
こちら の投稿をお読みください。
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・栄光テンプレ 爆誕
さて、前回の栄光考察という名のネタデッキ開発とも取られかねない袁家力を纏うための考察投稿からは数か月の時が経った。
その間に栄光デッキを取り巻く環境は劇的に変化した。桃園とか荀攸とか、あと桃園とか荀攸。
しかし、栄光デッキもこの間に号令の強さが認知されることとなり、上位プレイヤーの間では栄光デッキのテンプレというものが開発されていた。
テンプレ栄光デッキ
(遊々亭さんありがとう)
こちらのデッキは、前回の考察記事内にてお勧めした沮授を採用した上で、さらに計略要因として陳琳を採用している。
しかしそれ以外の部分は、武力要因を確保しており、私は最初の記事では顔良+蔡瑁としたところの兵種を入れ替えてあるだけである。
よって私の組んでいた栄光デッキはテンプレとは遠からずも近からずといったところだったようだ。
将器は張任の募兵、沮授の守城以外は好みによって変わるようで、開幕にリードを取りたがる相手に対して早めの一番槍を仕込めるように士気上昇を付けられるだけつける人や、安定の兵力上昇など。
陳琳が居る為総武力のわりに開幕はそこまで辛くない。張任の固定砲台っぷりが凄まじい。実は最低知力が5だからダメ計もそんなに怖くはないけど荀攸は許さない(許されなかったようで下方されました)
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テンプレ栄光の使用感
まずもともと私が提唱したマッスル栄光デッキには存在しなかった
陳琳 について。
このカードは凄まじく強い。もしこのカードが入った何かしらのデッキがちょっとでも流行ろうものならすぐに下方されるだろう。
挑発範囲が広く全体挑発である事、なぜか知力を下げられる事、効果時間がえげつない事、さらに本人のスペックも良い。
弱い部分がないのである。もちろん武力4は戦闘面では厳しいが、栄光がかかれば途端に武力12。そこから挑発であいての行動を強制させながら、
部隊を滅ぼして攻城につなぐ。これが基本行動である。
特に栄光号令に限らず相手の城前までぎりぎりひっぱって打ちたいような号令の場合、ぶつかってから打つと連環で逃げられスカされる、という経験は誰しもあるはずだ。陳琳は連環を叩かれた瞬間に相手の2~3部隊を巻き込むだけで再起を選ばなかったことを後悔させることができる。
最初は武力の低さや挑発をあまり使ったことがないという経験値不足が災いし勝てなかったが、コツをつかんで陳琳が上手く使えるようになってきたら栄光号令というものがより楽しく感じられるようになるので、ぜひお試し頂きたい。現状栄光号令デッキでは
必須級レベル のカードと言える。
次、2弓&1.5馬 or 2馬&1.5弓 かという点。
私はどちらが強い構成かという以前に、顔良というカードが好きである為に顔良+蔡瑁で最初組んでいた。しかし、テンプレを使ってみると、計略が打てない2コストの癖にやたら顔良より強く感じるのである。それはもちろんこのゲームは戦闘面においては弓の強さが際立っており、こと号令に関しては弓がすんなり入らない号令デッキは取るに足りないものであるという世界になっているためである。また募兵弓というものが特に仕事の量が多く、基本的に帰宅の必要がない、中央に居座れる、小物をみつけたら即射殺態勢に入れるなど、隙がない。顔良は計略こそ優秀なのだが、低知力故に事故が多く、事故った時に鮑信の2倍以上の損失があり、相手によっては1回も打てない事もある。また計略とかみ合った将器にあまり恵まれていない事などから張任に軍配が上がったものと見える。
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・新たな仲間を求めて
ここからは皆さんお待ちかね、新カード検証です。
今回漢軍の追加は9枚。なのでさっさと終わります。
まずは漢鳴武将の中からスペックが高いだけでの採用が出来そうな張任のような武将を探していく。
・呂布
一気に白兵力は上がる、特技も多くスペックは高い。しかし栄光号令を打ってナンボのデッキで流石にただ武力10というだけでは少々困りもの。
皆さんお気づきだとは思いますが、実は3コスト武力10ってそこまで武力が高いわけではありません。1.5コストが武力6であるならば、3コストなら単純に武力12、せめて11という所が相場なので。このゲームの仕様で武力が上がると2次関数の如く急激に強さが上がっていく事と、3コストの持っている計略が強い事から武力10でもなんとかなっているだけです。つまり計略が打てない3コスト武力10は弱いのです。
・華佗
ハイスペックの歩兵。歩兵。 歩兵ではダメなんです。歩兵でいいなら田豊がもっと使われるはずです。確かにコスト比武力を満たしたお化けみたいな数字だし、将器も強い(捕縛、士気、攻城)のですが、田豊を押しのけて入るほどのものではありません。田豊使っている間なら華佗とスペック一緒ですから。
・関羽
ハイスペック槍ですが、これを頼るくらいなら文醜でいいかなと。槍に偏重してしまう事、陳琳と沮授と袁紹を入れると1コス馬しか入らない事などコストを圧迫します。同様の理由でこれは皇甫嵩デッキでも使われるのか?といった印象を持ちます。ただ計略効果をまだ確認していないのでそれ次第ですね。強ければ既に話題になっていると思うのでそういう事だとは思うのですが。
・王子服
徐晃レベルのハイスペック騎馬。征圧将器もちろんあります。ただやはりゲームの仕様上このコストに弓を置けるデッキなら弓にした方が強いです。袁紹張任王子服という二枚看板をクビにしたデッキも考えられますが、数字だけの武将よりは数字もそこそこで計略も打てる武将の方が優先度は高いです。
漢鳴関連でスペック要因となりそうなのはこのくらい。一方で今回は嬉しい事に漢鳴に関係のない漢軍のカードが増えました。
これらを検証していきましょう。
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・新時代を築く者達
・SR馬倫
恐らくですが、30C後に士気が5戻ってくる計略です。知力も上がってますが、元々高く上がる事には殆ど意味がないと思うので確認していません。
士気を増やす目的としては悠長すぎますし、何もできない時間が増えるので計略コンボ要因として使います。
戻ってくるまでに士気が7.5溜まるので士気8くらいから使うと丁度MAXになった頃に効果がきれて士気が戻ってきます。
しかし、そうそう都合よく戻ってくるタイミングで士気が使えるわけでもないので、ぎりぎりを狙いすぎると戻った士気が丸々無駄になったり、
逆に戻ってきたのに使える計略がなかったりと・・・難しそう。何よりこのカードは士気を生む以外にすることがないです。
将器に守城弓もなく武力1弓としてはいささかできる仕事が少ない。武力も低く女性の為一騎打ちでの事故死もあり得ます。
ロマン砲狙いで使うカードなのかなと思います。
試合で使ってみた動画があるのでご覧ください。
VIDEO
・UC淳于瓊
以前の投稿で書きました。
「栄光号令のパーツに必要なのは1.5コスト武力6の槍」であると。そして彼はやってきました。とんでもないスペックを携えて。
まず知力将器がつきます。栄光パーツではつけたい武将が多いですが、彼もその一人。つけることによって時間が10C 程度の長さになるので、計略からの攻城が決めやすくなります。恐らく士気10から攻城力アップがつくのではないかと思われます。9では上がりません。(未検証)
MAXで使うと武力は16、ねじ込むには十分の武力でなにより士気4計略なので撤退さえしなければ破格の性能です。
また撤退時のデメリットは士気が減るというよりは0になるといった感じ。この辺りは士気バック計略を立て続けに使う事で撤退するかもしれない状況のカバーをすることが可能です。
「ちょっとまってくれ、栄光も士気MAX必要だし、淳于瓊も同様の性能なら食いあうんじゃないか?」
という意見が聞こえてきそうですが、そもそも私は計略抜きに喜んで採用できるレベルの槍であると確信しています。
そのスペックを持っている武将がたまたまこういう計略だった、という事だけです。また前述の馬倫と組み合わせると、
栄光号令で敵部隊を粉々にした後に狂瀾怒涛をぶち込む彼の雄姿を拝めます。
こちらも動画がありますのでご覧ください。
VIDEO
・UC劉姫
ここまでくると、もうセガは普通の転身を士気3で出す気はないんだろうなといった予想ができますね。
田豊の下方もこういう事だったわけですね。
このカードと田豊を入れた栄光はまだ試していないので強さのほどがわかりません。ただ一つ言えるのが、このカードやたら範囲が狭いです。
なので田豊の広さを丸々カバーできるかというと怪しいところです。一方で帰宅後の速度上昇はそれなりに高いようです。
漢鳴の転身だったら皇甫嵩デッキで当選確実まであったかもしれません。スペックも全然低くないのが〇。田豊が流行るなら間違いなくセットでの採用でしょう。栄光デッキは法具を絡めると攻めが片道切符になりがちな為、カウンターを警戒したり、中盤ラインで号令を打たれた時にスカしたりできると強いかなと思います。
・C逢紀
髪の毛の向きがそのまま計略範囲になってしまったカード。
荀彧とほぼ同じような範囲である連環です。速度低下率は高め。倒した時の士気バックは未検証です。
また曹操などの知力10には3C程で効果が切れます。脳筋にはそれなりに長いです。
この計略は士気5連環である事がなによりの強みであり、成果によっては士気3とか士気1とかで成果が得られる可能性があるカードです。
漢軍には単純な連環効果を持つ妨害が存在せず唯一の王允もせいぜい1試合で1回程度しか打てませんが、このカードはそんなことはありません。
また一見使いにくい範囲ですが、円形範囲だと妨害をかわそうとする馬を無理やり入れようとして龐統が死んでしまった、などという経験をした人は結構いると思いますが、このカードは後ろをとらえるのが得意なので馬1のデッキなどはかなり離れないと機動力ももぎ取られます。
デメリットもあります。連環という効果は放置したりできる事にも強みがありますが倒すと士気が戻る性質上放置したい武将にかけてもうまみが少ない事。また折角とめたけど倒せずにまた暴れられて負けるといった事(主に呂布とか)が考えられます。このカードは張任などと並べて速度をさげて射殺体制を作るのがいいのかなと想像します。上手くいけば士気が軽く済むことを考えると漢鳴系の計略と合わせての採用も十分かんがえられると思います。
栄光デッキにおいては沮授、陳琳が中々抜きづらい手前これ以上の計略要因はちょっと微妙なのかなという印象です。抜くなら陳琳だと思います。
強制的に移動させる陳琳か、移動を制限させる逢紀か。といった感じで。ただ征圧力が気になります。スペックと将器は十分だと思います。
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新時代栄光はコレ!
高コストの弓は入りませんが馬槍主体の編成でがっつり前に出られる構成にしました。テンプレより征圧力が上がって、知力は下がっていますが、将器によってカバー可能。士気MAX時に自陣に居て号令が打てずヤキモキしている時には淳于瓊という選択肢がうまれました。弓が欲しい人は陳琳の枠を逢紀にすると私好みな感じ。
何より入ってくる武将がいいですよね。いよいよ袁紹軍って感じの武将たちだけで組めるので、好きだった方はテンション上がると思います。
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今回のカード追加は栄光号令にとってはとても気になるカード達ばかりでした。
弓が強い現状では槍3枚主体の5枚デッキはちょっと白兵で劣る部分も大きいですが、我慢に我慢を重ねていよいよこじ開けた敵の城門をぶん殴る快感を味わってほしいとおもいます。
今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ようやく袁単!って感じの構築が出来てきて嬉しい限りでございます。
馬倫さんを絡めたコンボはロマンの向きも大きいですが、怒濤ぶち込むために使っていってみますよ!
袁家データ助かります。栄光の大号令二連続とはかっこいいですな。
敵を圧倒できるよう参考にします。
>おかか容疑者さん
武将も増えてようやくデッキ構築を考えられるレベルになりましたね。
最近は逢紀が強いんじゃないかなと思っています。
>yunatogirlsさん
実用レベルとはいいがたいですけど、仕込んであると相手へかけるプレッシャーとしては相当だと思います。
昨日袁家デッキと当たって来ました。
こちらは殿号令で士気が2足りないままうって、その後ソジュの冷や水を2度かけました。
向こうはいったんお城に逃げ帰ってから万全で殿号令をうって、ソジュの冷や水1度かけてきました。
こちらは粉みじんになりましたw
反省点としては、ソジュの冷や水をとにかく範囲に入れましたが、敵のイケメンブサメンには1度しかかけられなかった点でしょうか。
馬倫さんの士気がいつ帰ってきてあふれるかと思うと、こちらへのプレッシャーも大きいんですよねw
「お勉強が足りませんわよ。」いや、はいw