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栄光号令考察 その後

by
ぞね
ぞね
袁家の栄光を纏う為に編み出された究極デッキ、「マッスル栄光」デッキ。このデッキを片手に敗北を重ねた或るプレイヤーの記述。

かゆ
うま

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あらすじ 「マッスル栄光」とは

袁家力を兼ね備えるありとあらゆる武将を吟味した結果たどり着いた、計略要因と言われる武将を徹底的に排除し素武力の高さによる押し込みの強さとラインの上げやすさを重視した栄光デッキである。基本的にどの武将の計略を使っても武力が上がるがそれ以外の事は何もできない。
詳しくは前々回の投稿を参考にされたし。

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流行に乗っかる

もうアプデも間近だが、ここ数VERのトレンドといえば「攻城術」と「守城術」であろう。やはりよりよい栄光を纏う為には最近の流行に乗り遅れてしまってはいけない。よってここでは攻城術と守城術を持ち採用に耐えうるだけの栄光を纏った武将を推挙しよう。


攻城術

なんと、漢軍には攻城術持ちは2枚しかいない。そのうえそのどちらも騎兵である。
R顔良とR孫堅なのだが、後者はスペック採用するにしても栄光デッキの場合はUC鮑信に軍配が上がるので、残念ながら袁家力不足である。
一方の顔良は栄光との相性は素晴らしく、主力騎兵ということもあってカードそのものの採用率は栄光デッキ中トップクラスだろう。

しかし、栄光デッキの顔良という武将はいうなれば「オマケ」である。オマケというのは「攻城役として」という意味である。つまり、士気7号令を使った場合にはそれ相応のリターンが欲しいのであって喜んで張り付きにいく武将が顔良でいいのかということなのである。2コス槍の城門くらいは欲しいし、そこを抑えられたとしても横の槍の壁攻城くらいは無尽蔵に入ってもらわないと困る。もちろんコストが高い武将なので隙あらば殴りたいが、しょせん騎兵の攻城と考えると積極的に攻城役にしたい武将かと言われると微妙なところである。よって顔良は袁家力こそ十分だが流行に乗っかれるほどではないという、カタブツみたいなもんだと思ってもらえればいい。カッコいい。

なお、栄光と同居しない場合の顔良においてはこの限りではない、いつでも武力12を押し付けながら無理やり攻城を持っていく様はどこぞのお覚悟ちゃんのよう。顔良は青多め突撃術と赤多め攻城術の2枚を持っていればプレイヤーの袁家力もより高まるだろう。

守城術

こちらの方は割と枚数が多く、7枚も存在している。しかも全武将が弓兵ときている。これは大いに検証する価値がありそうだ。
前回の投稿で触れたように栄光デッキでは士気のほとんどを栄光もしくは士気バック計略に使う必要がある為、漢鳴計略である武将はスペックが高くない限りは採用できない。この条件に見合う武将は

沮授 蔡瑁 黄祖 の3枚である。この時点ですでに4枚が脱落。漢鳴を完全に切ると沮授だけである。だらしねぇな。

蔡瑁と黄祖の差は武力1と知力2と征圧1と柵である。一応黄祖の方が漢鳴0でも遠弓という事で、計略が一切使えないというわけではない。蔡瑁は漢鳴0だと普通の馬すら止まってくれないので一切使用不可といったレベルである。私がどちらか採用するなら黄祖を採用したい。そもそもマッスル栄光の提唱者としては蔡瑁にしたいけど、それ以前にこういった額面だけの武将を極力採用したくないというところが本音だし、採用するなら1.5コストは弓より槍の方がスペックは上だぞ。


さて、問題は沮授である。

このカード、私最初こそ相当バカにしていたものの、頂上で見かけるようになり自分で使ってみたりもした結果、良~強カードと言った印象を受けた。
とにかく妨害の時間が長いのである。計略の特性上長すぎて困るものではない為非常に便利。相手の号令と重ねて打っても、号令が切れた後にこちらの妨害だけ残って足の遅いデッキには士気バックの見込みが立ちやすい。範囲も結構狭そうに見えてバカにならない。城門から端まで密着すると届く、沮授が死ぬかもしれないが。その辺は使い込みで一発で範囲に決められるようにしたい。更に征圧2と柵が非常に頼もしい。どこぞで歩兵をやっている爺とはケタ違いの差である。隙無き攻勢の仕様も変わるためそろそろ爺の出番もあるかもしれないが。

こうして袁紹軍筆頭軍師、沮授は大いなる袁家力を認められ無事栄光デッキに就職できることとなった。


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栄光を纏う法具


ここからは話題を変えて法具の話。栄光デッキは自分のやりたいことが決まった時に強いデッキという特性上法具は

・その効果を最大限に発揮できる状況で使う
・そうではない時間帯を耐えるために使う

この2択である。

私の中では法具と言うのは2種類に分かれている。

積極的法具と、消極的法具である。

こういう名前を付けるとポジティブなイメージとネガティブなイメージに捉えられやすいが、決してそうではない。
積極的法具とは積極的に打つ法具である。よって、自分が試合を決めたいタイミングで使って大量リードにつなげたり落城まで持っていく、そういう為に使う法具である。こういう選び方をした法具は決まれば強い反面、試合展開に左右されやすく決める状態まで持っていけない場合にどうあがいても法具が腐ってしまう事である。

消極的法具とは、相手の行動に合わせて対応していくような感じで使う法具である。連環や再起は消極的法具になりやすい。半面で法具が腐りにくく、相手の行動に応じて法具が使えるため試合展開をコントロールしやすい。

重要なことは、法具ごとに積極的か消極的かが決まっているのではなく、試合展開で積極的か消極的かが決まるのである。もっと言えば使い方で積極的か消極的か決まるのである。再起もカウンター狙いを決められれば積極的になり得るし、大攻勢も守りで使わされれば消極的法具かもしれない。

栄光デッキはMAX栄光を決めるまでもっていく試合運びが重要である。そのうえで法具を選ばなければいけないのでここの選択ミスはそのまま敗北につながりかねない。各法具について宝玉込みで検証しよう。


再起 速士柵 
沮授と速の相性が良く、沮授打つ→相手攻めで号令→こっち全滅死んだふり→法具の速で相手を逃がさず食べる→そのままMAX栄光とつながる。つなげたことはない。つながったらめっちゃ楽しそう。でもやってた動画を頂上だかどっかで見かけたので理論上不可能ムーブでは全くない。大事なのは全員が即復活するカウントまで再起を引っ張ること。

正兵
めったなことがない限り大攻勢でいいんじゃない?

連環 知正柵
相手を逃がさず号令を打って抱き着く、防衛を不自由にするなど実は栄光との相性がいい。最悪守りでも使える。栄光しか使わないなら再玉は不要と思われる。

速軍 士増正
基本的に士が付く法具においては士はとりあえずつけておけ的なところはある。しかし、速軍を栄光で使う場合、ほぼ100%先に速軍からたたくことになる。栄光デッキにおいては士気が多少余っても展開を作ることを優先した方がいいことが多いので、様々な場合において士玉が無駄になるという展開が結構多い。速軍はその無駄が非常に生じやすい法具筆頭だと思われる。いくら速軍とはいえ相手の城際まで号令を温存できるに越したことはないし、ちょっとラインが上がるだけでいいならば正玉の方が効果が高いだろう。何度か速軍を選んで半分近くは士士が無駄になったので、何が何でも士気士気安定ではないというのは頭の片隅に入れておいてほしい。

衝軍
やりすぎ感否めない。決まるのであれば大攻勢でも勝っているだろうし、負ける相手なら衝軍選んでも大攻勢選んでも負けてそう。大攻勢じゃダメだけど衝軍なら勝てるっていう相手はいるのか・・・?

増援 士知速
この手のデッキでの増援は引きこもり系デッキに対する戦線維持や、ダメ系や毒対策という意味合いが強く、単純にぶつかり合い勝負をするなら大攻勢を選ぶべきである。栄光の場合顔良は置いておいて、他のメンツは中知力が多いためダメ系に対しては結構燃え残ることが多く、そこからの増援で号令を無理やり向こうで打つという選択がとれる。今回の三国志大戦だと士気バック計略に頼っていると焼かれた場合に立て直しが厳しいのと、無駄に燃え残りやすい事も考えて、実は再起を選びたい相手はそんなに多くないのではないかと思っている。

神速 車増士
馬単相手に攻城を簡単にとりたいときに。これを選ぶ場合ほぼ宝玉の車目当てなので、他の宝玉なんてどうでもいいから車2個はやくくださいおねがいしますなんでもしますから。栄光は基本的に強めの馬が入るデッキなので実は昔から相性がいい法具だったりする。

遠弓
弓が入っている形で舞姫を倒したいときに。姫を倒せれば勝ちみたいな相手がいれば。

車輪
馬単に対して使うなら神速+車輪の方がいいでしょう。よく馬単に対して車輪大攻勢選んでいる人がいますが、馬が強めのデッキの場合馬単側が嫌うのは強い馬からの連突なので神速の方がよいと思われます。というか最近の馬単って司馬懿だから車輪にして鼻ホジしてても攻城入らないと思います。

漢軍大攻勢 士増知
同系対決で。私は皇甫嵩相手によく選んでます。士気MAX同士からだと栄光+誉れ+大攻勢で顔良が楽しい。王美人はNG。知略玉選んでも関係なく死ぬ。逆に攻める際は知が結構生きる。速軍に知略があれば鉄板まであったけど・・・

再建
いかんでしょ

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今回は以上です。最初は全然勝てなかったんですが、慣れてきたら割と思った通りに号令が打てるようになってきました。さらに沮授に変えることでより勝てる相手も増えたような感じがします。赤壁や呂布が無理なのは相変わらずなんですけどね。

それなりのパワーがありながらも一線級になれないのはこういう無理ゲーは無理という部分が気に入らないという上級者の方が多いのかもしれませんね。
なかなか頂上とかにも現れないので、自分の戦いの中で少しずつでもデッキのいろいろな部分を探っていけるといいですね。

では皆様ごきげんよう。
更新日時:2017/12/19 12:50
(作成日時:2017/12/19 12:50)
コメント( 5 )
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おかか容疑者
おかか容疑者
2017年12月20日 7時51分

袁家の士がおられた。
二枚看板型でしばらくやりましたが、本当にダメ計相手がきつすぎますね。
沮授さんの便利さに関しての記述ですごく頷いてしまいました。微妙だったんですよね、最初の印象。今は普通に優秀だと思うようになりました。

シェフ
シェフ
2017年12月20日 19時39分

袁紹 2枚看板 そじゅ えんたん
でやっている者ですが、衝軍は割と使ってます
相手が大水計デッキなど基本的不利な場合に開幕リード狙う感じですね
あとは漢軍相手に途中落城を狙ったりですかね(しゅしゅん入りが多いので最近は選びませんが)

ぞね
ぞね
2017年12月25日 14時54分

またまた桃園ツイッターに取り上げられていました。ありがとうございます。

>hangman_ROCKさん
昔から栄光デッキは安定感とは程遠いデッキタイプでしたね。それでも2品から1品の昇格条件をクリアしていけるほどの力はあると思うのでもっと流行っていてもいいのになぁと感じています

>うさまるさん
袁家力は培うことができます。決して生まれ持ったものではありません。さぁそこのあなたも今日から袁家力アップ

>おかか容疑者さん
最近赤壁は案外やれるんではなかろうかと思うようになりました。袁紹とそのほか出来るだけ兵力将器をつけて、顔良と1枚だけ焼かせて燃えカスで栄光打つと結構やれます。袁紹が落ちたら終わりですけどね。

>シェフさん
朱儁入りは何度か対戦して本当にめんどくさいなと感じました。中盤で間違ってリードを取られようものなら逆転すら難しいこともありますね。それほどまでに武力9は強いんだなぁと感じさせられます

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