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連撃王異と兵力回復計略について

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指鹿為馬はよ
指鹿為馬はよ
前回の投稿では多くの方にフレンド登録していただき、ありがとうございました。プロフィールにもコード・パスワードを載せておきましたので、引き続きよろしくお願いします。
さて、桃園でも連撃王異使いの方が徐々に増えてきているようで嬉しい限り。なのでちょっとした話題作りに王異の話をしていこうかと思います。今回は王異を使う上で重要な兵力回復計略について徒然。
※すごい長文になってしまったので、要望次第では概念説明と武将説明を分割しようと思います。


1.考えておくといい事
不慮の事態で王異を落としそうになってしまった場合、躊躇わずに使う事は大事です。しかし回復計略に士気を回すという事は、一方で王異の育成やその他の強化/補助計略に割く士気が減るという事でもあります。なので相手が士気も法具も兵力もさして消費していない状態でこちらだけ回復を使わされるのは避けたいところ。特に王異が育成途中の段階ならば、回復計略を使わされる事態になりそうなラインまで王異を進軍させるのは控えましょう。
逆に王異が育ち切ったと判断できる段階、又は相手が迎撃態勢が整っていない状況で、回復計略を使う(或いは使うと匂わせる)事で相手に士気・法具面で多大な消費を強いれる/こちらが取られた城ダメを捲り切れる/捲り返せないほどのリードを先行できる場面が回復計略の輝く場所です。
こんな感じの事を考えておいて、回復計略を「非常手段」ではなく「勝つための戦略の一つ」として運用出来るようになると、連撃王異を使う上で一段先に進めると思います。回復の使用回数は理想で言うと0~1回ですが、使わない場合も不要な相手だったという事ではなく、回復計略がいる事で相手の勝ち筋を狭める&こちらの勝ち筋を広げられる効果があるので、やはり王異デッキには回復役がいた方がいいと思いますね。
抽象的な話だけになってしまって恐縮ですが、同じ相手であってもその時の動き方とかでどうしても千変万化なので、具体的なパターン化の話は難しいのです…。申し訳ない。この辺りは使用経験、特に「負けた経験」が大きく物を言ってくる所なので、王異中毒に罹患してしまった方はめげずに復讐復習に励みましょう!自身のデッキと相手のデッキを想定した個別相談等いただければ、可能な限りお答えさせていただこうと思います。

2.回復役の兵種について
槍兵の回復役は、王異と組ませる場合は若干のハンデを背負う事になります。王異デッキは王異本人よりも回復役を狙われる方が辛い場面が多々あります。その為、回復役は王異と多少離れた所から援護できる体制でいられた方がいいのですが、一方で王異以外の槍兵は相手の騎馬の突撃から王異を守る役目を負う事が多く、必然的に王異からあまり離れられずに兵力を削られやすいです。回復役の槍兵と護衛役の槍兵を分けて用意できればマシになりますが、王異から離れて動く側の槍兵は、遠くからでも攻撃できる弓兵やすぐに近づいたり離れたりできる騎馬と違い、仕事できる量はがくんと減ります。さらに五枚デッキで王異含めて槍兵を3枚並べてしまうと、戦場掌握力や火力がかなり落ちるので余計辛いですね。その辺りを考慮した上でデッキを作っていきましょう。

3.範囲回復計略について
・王異の兵力と王異以外の兵力を均等に減らすのはかなり難易度が高い
・端攻め対応に悩まされやすい王異デッキでは、範囲回復を常に活かせる動かし方をするのが難しい
・ある程度固まって動かす前提で、兵力の減りもある程度は揃えやすい号令デッキなら多少使いやすくなるが、号令と回復を同時に使うには、2つを合わせて最低10以内に抑えられないと士気運用がきつい。
と思っていますので、この辺りの計略の個人的な評価は低くなります。
なお、今回は「回復効果を持つ号令」は、次項の説明から除きます。そちらはまたの機会に…

4.勢力別回復要員個別チェック
※武将名後の()内が計略性能です。
※独自見解が多分に混ざるので、参考意見としてご参照ください。
※計略数値はNITROpediaを引用させていただいています。本当にありがとうございます。
(1)魏
①UC荀采(士気4単体、上限超え150%回復・自身撤退、魏限定)
1コス弓兵・防柵・魅力と、王異デッキに欲しいものを一通り揃えてくれています。範囲が狭いのである程度王異に近づかなければいけないのと、自爆計略・魏限定な点がマイナス要素。回復量の士気効率の良さはピカイチですが、それ以上に「上限突破回復」という点が最大のウリ。「回復役を先に潰される」というリスクと、ダメ計相手に撤退ギリギリラインを見極めるという2つのリスクをかなり軽減できるのが素晴らしいです。後者の目的は董允がいると重要度が減りますが。

②C司馬朗(士気3単体、75%回復、勢力問わず)
槍兵ならではのハンデは別項の通り。範囲が広く勢力を問わないのは大変便利です。将器は長槍・地の利なのでまあまあ優秀。征圧も王異のそばにいなくてよい時は中々悪くないです(エラッタが有ったので覚醒すると征圧3)。

③C文聘(士気5範囲、65%回復、勢力問わず)
範囲回復計略については別項の通り。防柵や守城は嬉しいものの、その他は王異と組ませるには厳しいかな…。士気将器あるとはいえ、個人的には王異デッキで1.5コスト以下に士気将器を割きたくないのですよね…

④SR王氏(士気4範囲、1兵種のみで25%回復・1兵種増加毎に+10%、勢力問わず)
範囲がかなり広いのである程度散らばっていても使えますが、本人が槍兵なのであまり王異からは離れられず、やはり範囲調節は難しい。回復量も条件の厳しさの割には物足りない感があります。

⑤EXーSR曹節(士気5範囲、2.033秒(0.85c)毎に6%・総回復量72%・妨害計略浄化、勢力問わず)
範囲はそんなに広くなかった…筈。1コス魅力征圧2馬というのは回復要員としてはかなり優秀ですが、武力1なので直接戦闘はほぼ無理。浄化効果は非常に有難く、回復量も結構高いですが、瞬間回復ではない計略は実際に使ってみると打つタイミングが非常に難しいです。特に瞬間火力の高い相手やダメ計相手に。士気5も悩み処。

(2)蜀
①C伊籍(同司馬朗)
1コス弓兵守城術と計略のかみ合わせが抜群。同盟もありますが、3色以上で組まない限りあまり最大士気には困らない筈。魅力が無いのが欠点といえば欠点。

②UC王悦(同文聘)
防柵の代わりに伏兵・魅力を備えた以外、ほぼ文聘と同じ見方になります。

③C呉懿(士気4範囲、2槍40%・3槍45%、勢力問わず)
回復量は物足りず、スペックも王異のお供としてはちょっと求めているものと違う印象。何かいい号令でもあれば使う機会が出るかもしれません。

④R胡金定(士気4単体、武力+3・0.7秒(0.29c)毎に3%回復・総回復量60%、知力将器で+3秒(1.2c)、魅力持ち限定)
武力2征圧2魅力持ちの1コスト弓兵で中々良好。将器は知力・同盟・士気と、良さげだけど実際はそう良くも無いか? 武力も上がる分実質回復量はもう少し上と見ても良いですが、漸次回復の難しさは曹節で述べた通りです。

※番外 UC甘夫人(士気7、1.366秒毎(0.57c)に3%回復)
性能以前に王異デッキでこの士気を捻出し、かつ舞を守る余力があるかと…

(3)呉
①R魯粛(同文聘・王悦)
まあ文聘・王悦以上に辛いかと…

②UC孫亮(士気4単体、武力+3、48秒(20c)・敵撃破で60%回復&知力+3、勢力問わず)
計略効果は大分破格になっていますが、必要な時すぐに回復したい王異にとって、敵撃破条件は状況が限定的過ぎて安定しないかと。スペックも魅力無しは痛い。守城があるのは良い。

(4)漢
①C陶謙(士気4範囲、Lv0で40%・LV1で50%、勢力問わず)
さりげなく勢力非限定で、LV0でも士気4の割にはそこそこの回復量。ただ実用性は…?

②EX-R樊氏(士気4単体、Lv0で40%・LV1で90%、勢力問わず)
荀采がいる以上、まず使う必要はないかと…

③R何皇后(士気3範囲、 80%回復、武力(多分)-99、効果時間31秒(12.9c)・知力依存値10秒(4.2c))
回復効果そのものは破格だが、武力低価値と低下時間が無理。知力0にすれば乱戦1回程度で切れるが、下手するとそこで回復分が飛びますね。そもそも知力0にするために士気消費とデッキ構築にさらに負担を掛けるのかという… 素ペックも厳しい。

(5)晋
①SR王元姫(士気3単体、55%回復・覚醒40%、勢力問わず)
スペック・特技・将器はどれも優秀。しかしやはり兵種と勢力のハンデがきつく、回復量も若干寂しい… 士気制限解除大会とかではちょっと使いたくなります。

(6)群
①C張繍(士気4範囲、城90%未満で20%・60%未満で50%・50%未満で70%、勢力問わず)
割と破格の回復効果で、本人スペックも魅力が無い事を除けば将器含めて及第点。城を削られがちな王異との相性も悪くはないのだけど、あまり削らずかつ一発も殴らせない系の相手には使用自体が難しくなります。安定性に欠けるのはやっぱり苦しい。

②UC張琪瑛(士気3単体、200%回復・対象が自身除いてランダム、勢力問わず)
計略の性質が特殊過ぎて王異に使うのは無理だと思います。

③UC趙媛姜(士気3単体、兵力60%回復・征圧+2・趙媛姜転身、効果時間22秒(9.2c)、勢力問わず)
悪くはない回復量で、本人が1.5コスト武力6魅力持ちで騎馬という素晴らしい性能。将器も突撃・地の利・速度とどれも優秀。戦処女と組ませるといいのでは…?と個人的には愚考。

④R杜夫人(士気4単体、兵力60%回復&ダメージ40%軽減、効果時間16秒(6.7c)・知力依存1秒(0.42c)・知力将器時7.9c)
武力1とは言え1コス弓なので全然OK。魅力防柵征圧2は素晴らしい。計略効果も十分強い。将器が守城か知力かは好みと環境によりますかね。

⑤C孟節(士気5範囲、兵力55%回復・妨害計略浄化、勢力問わず)
曹節と似たような計略性能になりますが、瞬間回復な分信頼性はあります。そして王異のお供に象兵は意外と便利。将器の地の利・弾きが優秀。魅力が無いのと士気が重いのがやはりネックか…

⑥EXーR張琪瑛(士気5戦場、4人で征圧+1・兵力45%回復、2人で征圧+2・兵力100%回復、勢力問わず)
UCよりはまだましなものの、王異デッキで槍兵が一枚お留守番してる余裕は多分無いかと… 士気も重いかな。


以上、多分抜け落ちは無い…はず。
これから王異デッキを始めてみようという方・新しく組み直してみようという方の参考になれば幸いです!
更新日時:2019/10/21 01:12
(作成日時:2019/10/21 01:12)
コメント( 3 )
三代月統
三代月統
2019年10月21日 21時3分

撤退タイミングが難しいのは百も承知ですが、滕芳蘭ちゃんも忘れないであげてください。
1コスト落ちるだけで45%回復なんですあの子。

燈蝋之斧
燈蝋之斧
2019年10月21日 21時9分

個人的には、荀采が飛び抜けてる感じですね。魅力に柵は王異が弱い開幕に役立ちますし。個人的には、曹節も浄化あるし良さそうな……。他は杜夫人も良さそうな気します。槍呂布折衷案とかなら採用も可能かな?

指鹿為馬はよ
指鹿為馬はよ
2019年10月21日 21時22分

>三代月統 さん
申し訳ありません、完全に忘れてました…
真面目に考えると同じ1コス撤退で王異を150%回復させられる人がいるので、独自のメリットを見出すならば回復ローテを駆使した居座り力の高さでしょうか?
 
>燈蝋之斧 さん
勝つためのプラン作りという考え方からすると、荀采は本当に一つ抜けてる感じがしますね。他の面子をどの勢力から用意してもよいというのも強み。曹節はいくらか使い込んでみたら良さが見えてくるかもしれません。強力な妨害があるけど機動力の低いデッキとかが流行れば使いやすくなりそうです。
杜夫人もいいですよね。上位の某王異使いの方が戦処女と混ぜて採用している事もありました。直接戦闘対策としては荀采に勝るとも劣らないと思います。槍呂布とはまたすごいモノを…

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