やる気勢の方は少しやり込めばすっと上げてくるだろうし、自分も調子とマッチ運が悪いとぽこじゃか連敗してあっという間に証が減る事も珍しくないので、数日で変動してもおかしくありませんが… 今日も午後休みを貰ってちょっとやってきたら、21に増やせたので少しは大丈夫、と思いたいですが。
デッキは少し前にちょろっと述べた馬謖王異でやってます。相変わらずひたすら王異力を押し付けていくスタイル。
ただこのデッキは弱点も多いので、大会向けではないですね。試合毎にデッキを変えられる店舗大会なんかだとまず優勝は出来ないと思います。その辺、本気で勝ちに行こうとしたら何かしらの号令を入れるか董允を混ぜるかして立ち回りを磨き直さないとダメでしょうね。個人的な爽快感が減るので勝てる相手に勝てればいいやと普段の全国は割り切ってますが。
さて、偶には王異を使う上でお役に立てるかもしれない端書きなんかを書いてみようかと思います。
1.攻めについて
NITRO君主による計測値を参照させていただきますと、
二回目=武力12⇒深壁で15%強
三回目=武力15⇒19%強
四回目=武力18⇒22%強
五回目=武力21⇒26%弱
程の城ダメとなります。城門であれば1.5倍なので、四回目以降は城門姜維や蒼郭淮と同様の轟音を叩き出せるまでになります。
ただ、実際に試合していて逆転までの攻城ダメージを冷静に考えた場合、「城門に行かない方がいい」ケースはかなり多いです。その為、「城門攻城に拘らない」意識は持っておいた方がいいと思われます。
端攻城させる利点としては
(1)相手の妨害を止めやすく、こちらのフォローがしやすい
相手に横弓要員がいる場合、城門攻城中にそれを止めるには両端に意識を割かねばならず、王異以外が機動力や武力で劣っている状況ではそうそう止めきれません。特に弓が2枚以上いる相手だと、城門攻城は困難を極めます。端攻めであれば相手の出場位置を大分制限出来るので、その辺りがやりやすくなります。
騎馬を相手にするときなんかも、長槍が無い限り城門攻城では突撃を防ぎきれないので、壁の方が消耗は減らせます。車輪で強引に一撃という場合もあるので状況次第ではありますが。
(2)内乱や逆サイド攻城が取りやすくなる
王異の直接フォローに全力を注がなくてもよさそうなら、一部の武将を中央~逆側へ動かして内乱or攻城を狙いに行くという選択肢も取れます。王異の壁X発に対して、追加でこれだけダメージが取れればOK、という計算が出来るとモアベターですね。もし壁攻城部隊に敵が乱戦しに来た場合、放っておくとこちらが撤退してしまうようなら、その部隊はすぐに城からはがして、また相手の動きを見ながら張り直したり塗りに移行したりしましょう。撤退させない事が大事です。
ちなみにこういった行動の副次的な狙いとして、「相手の意識を分散させてミスを誘う」事があります。どうしたって相手も人間ですからね。そういった駆け引きもばかには出来ないかと。
(3)相手のスルーを誘う
ちょっと博打的な話になってしまいますが、王異は壁だからと油断して殴り合いを狙ってくる相手も割といます。ですが王異の今の攻城力なら、育成度によっては相手の壁3発をこちらの壁1発でパーンと捲り返してくれたりします。それを狙って…という感じですね。
ですが勿論落城させに来た相手への守りのプランと、落城狙いと見せて王異へ反転していった場合のプランもきっちり用意しておかないといけないのでご注意を。
こういった点が挙げられます。城門へ行った方がいいケースも勿論あるのですが、若干限定的な状況に偏るので、まあこちらはやりながら煮詰めた方がいいかなと。
2.守りについて
今回は「号令等を使われて基本的に相手の武力が王異以外全員こちらより上(場合によっては王異よりも)」という状況で城に張り付かれている際の心得について述べます。
(1)守る所を決める
基本的に全箇所を守り切るという事は出来ないと思った方がいいです。王異の逆転力を信じて、守れる範囲で守りましょう。
ではどこを守ればいいかについて、基本的には攻城力の高い兵種と副将器赤の多い部隊を優先したい所なのですが、高コスト高武力への乱戦は王異以外だとこちらの消耗が大きいので、「高コスト高武力には横弓だけ当てて放置」「低武力だけど赤の多い部隊に乱戦」等を心がけてみると、若干余裕が出来てきたりします。勿論応用は必要ですが、よければお試しください。
(2)ローテーションは生存重視
目安として+5~6号令が相手なら、王異以外は兵力が半分になったらもう帰り、即死しない程度に回復したらまた出して即ひっこめるくらいの感じで行きましょう。マウント役がいる場合はもっと余裕をもって。時間経過すれば相手は号令が切れる&城からの被ダメが蓄積されるので、とにかく撤退はさせない方がこちらの得です。
また、武力で負けている味方部隊複数を、同時に敵の1部隊に当てるのは止めましょう。二重守城術とかでない限り相手の攻城妨害を余計に出来るわけではないので、こちらの損耗が余分に増えるだけになります。
ついでに限定的な話をしますと、超絶号令や火焔号令相手の守りで、「2部隊と乱戦してさらに弓又は突撃を食らう」ような位置に部隊を出すのは絶対に止めましょう。王異だろうと溶けます。
(3)城内治癒or自城堅守つよい
暫くやってて思い至った感想です。
王異が如何に高武力でもずっと外で守りっぱなしは辛いです。そして一度戻してしまうと即死圏内から脱するまでは出城させられない… この時間を短縮してくれる城内治癒が最近凄く有り難く感じるようになりました。王異以外のローテにも役立ちますし、カウンターへの移行が早くなるという副効果もあります。
自城堅守も逆転までのハードルを下げてくれるのでいいですね。これのお陰で落城ぎりぎりで耐えた試合なんてのもたま~にあります。
こんな所でしょうか。まあ言ってる自分も常に完ぺきに熟せてはいませんが…
以上、攻めと守りについての雑感でした。如何でしたでしょうか。
最近は王異使用者が界隈でじわじわ増えているようで嬉しい事ですね。いえ、ミラーマッチしたら絶対嬉しくないんですけど…
少しでもご参考になれたら幸いです。それでは。
P.S.
埼玉十傑っていうとなんか微笑ましい感じしない?
最近、王異デッキに復帰しましたが、参考になる投稿ありがとうございます!
自分は城門ばかり狙ってたので、壁狙いの観点があんまりありませんでした。状況次第では壁も十分捲れるダメですね。
>燈蝋之斧 さん
王異楽しいですよね!
ワラの上手い人とか相手だと城門が入る気が全くしないので、壁に行く勇気も必要だと思います。
守りの話はについては王異に限らず守城の基本的な考え方として参考になりますね。自分も最近城内治癒を使い始めました。
本当は号令入れて有利不利の差を減らしたいのですが、現状半分は勝てているので馬謖王異で相性押し付けてます(笑)
>麺党 さん
押し付けイイですよね! 逆転を信じられるからこそ我慢のし甲斐があります。デッキを丸くするのは勝てなくなってからでw
守りの話はそのように言っていただけると嬉しいですね。実際の所、某た○を君主のプレイングをかなり参考にして理論を構築してますので、守りの士気を抑えて最後に逆転に持って行く系のデッキ系には結構適用できると思ってます。