2824

十常侍のお話よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

by
りぞっと
りぞっと
こんにちは、閲覧ありがとうございます。りぞっとです!
前回も沢山の閲覧、いいね、コメントありがとうございます。

今回はタイトルにいますあの方々のお話です。

ズバリ

十常侍てどんな人達?その魅力に迫ろう
です!

最近では見掛けることが増えてきた彼らですが、そもそも誰やねんと思う方も多々いるかと思います。
そんな彼らに迫ります。

彼らは宦官(かんがん)という官吏の集団です。

宦官は去勢をした官僚です。お仕事は皇帝のお世話から神器の保管など様々です。その仕事柄上男子禁制の後宮(皇帝の住まい)に入る事から去勢が必要でした。
有名な宦官には蜀の黄皓曹操の祖父なんかがいます。黄皓が女性のような出で立ちなのは宦官の事情が関係しています。


こうした背景から十常侍の伏兵のセリフちょんぎってあげるわぁは宦官が去勢している事を暗に伝えているのだと思います。

十常侍はその中でも中常侍(ちゅうじょうじ)という役職にいた人達です。
この役職は皇帝への取り次ぎ役です。常に皇帝の側で待機して役目を果たします。
宦官だったため後宮にも出入り可能な事から権力を持ったとされています。
その中で特に権力を持った10人が十常侍なのです。


そんな十常侍ですが、イラストでは10人います。ですが実際は12人いました。三国志演義の都合で2人数会わせされたのでしょう(^^;

十常侍の中でも取り分け有名なお方は張譲だそうです。
世渡りが恐ろしく上手な人達で、彼らが暗躍したのが黄巾の乱です!
ただでさえ悪行に勤しむ毎日で文官武官双方から嫌われる身です。その上民の反乱も起きては斬首されても自然なくらいです。

案の定十常侍は乱の原因だと非難されます。
そこで十常侍は一族全員の罷免し大事に肥やした私財を国に返し難を逃れた上に非難した相手を黄巾の内通者として斬首させる離れ業をやってのけます(´・ω・`)

しかしその後すぐに中常侍に本当に黄巾と内通していた人物が明らかになり王允から斬首するべきと再び非難されます\(^^)/


おまけに張譲が太平道の信者であることも発覚します\(^^)/
太平道は黄巾賊の信仰する宗教です。信仰が意味する物は想像せずとも見えてしまいます。
ここまで重なると奇跡ですね。これにはさすがに皇帝の霊帝も激怒し漢の安泰が見えてきます。

が十常侍はその責任をすでに亡くなった宦官に擦り付けるという力業で回避します。
その上非難した王允を免職に追いやり、宦官に否定的で目障りだった蔡ヨウもついでに免職に追いやります。


これも皇帝に常にベッタリだった彼らが成せる奥義やもしれません。スゴいですね(-_-;)

ここまで最早敵なしの彼らですが彼らの命運も尽きてしまいます。
そう何進との対立です。


きっかけは彼らの後ろ楯霊帝の崩御でした。
最初は何進と協力し世継ぎ問題に当たるのですが、色々あって対立してしまいます。追い詰められた彼らは何進と仲が悪かった何皇后と組み暗殺を実行します。

暗殺は無事成功し十常侍の世界が続くはずでした。

ですが

何進部下から慕われていたのです!
​​​​​何進の部下は怒り狂い城を攻めます。
この際ほとんどの十常侍が命を落としますが、張譲は二人の世継ぎと共に脱出に成功します(^^;
その二人こそが少帝、献帝です。


これで逃げ切れば彼らの勝ちでしたが追手がわんさかきます。
張譲は負けを悟り河に飛び込んで命を絶ったと、二人を保護した董卓が言ったそうです。


ホントですか董卓さん・・・

真実はさておき
以上が漢の命運と共に散った十常侍のお話でした。

いかがでしたでしょうか?
極悪人ではありますが、その豪腕とも言える暗躍は見た目以上のインパクトと悪の美学が光っているのではないでしょうか。
是非使う機会がある際には使って頂きたいと思います。

今回は以上です!
閲覧ありがとうございました!





​​​​​​
更新日時:2018/10/10 02:02
(作成日時:2018/10/10 01:40)
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 8 )
8件のコメントを全て表示する
りぞっと
りぞっと
2018年10月16日 0時45分

>ほむほむ君主
ありがとうございます!地味な人にも魅力がある三国志の素晴らしさですね!

りぞっと
りぞっと
2018年10月16日 0時46分

>斧男君主
ありがとうございます!
何進は意外と出来る人なんです(´;ω;`)なんたって大将軍ですから!

りぞっと
りぞっと
2018年10月16日 0時49分

>K君主
どうなんでしょうね(´・ω・`; )
董卓は上にいくまでは結構漢のため奮闘しているようにも見えます。意外とホントかもですよね(^_^)

コメントするにはログインが必要です
シェア