では、裏の手について掘り下げてみたいと思います。
相変わらず例題は桃園デッキですが('ω')
まず、主計略の桃園の誓いをおさらい。
「蜀の味方の武力が上がる。ただし対象のいずれかの味方が撤退すると、対象の味方全てが撤退する」
まず、何も相手に対抗策が無い場合は
武力+10号令の破壊力によってそのまま蹂躙できます。
ですが、弱点も多い計略のためその弱点を除去しないと
桃園の誓いは発動できないわけです。
その弱点を知り、弱点への対策をする。というのが裏の手の第一歩。
弱点その1「ダメージ計略」
・武力差で有利ですが、武力差を無視したダメージを与える計略は天敵。
ダメージ計略が控えているだけで桃園使い側は自由度が格段に落ちます。
ただし、ダメージ計略のダメージ量を知っている桃園使いは気にせず桃園をぶっ放せます。
(知力6落雷ピンでは兵力MAXの知力4は倒せません。知力8の火計は知力3もぎりぎり倒せません)
とはいえダメージ計略がつらい相手なのは確か。
対策1:そもそも高知力の編成にする。
対策2:受け継ぎし軍略の姜維を入れる。
弱点その2「桃園の武力上昇を超える超絶強化」
・主に呂布。雄飛孫策もかなりの天敵。
つまり、武力で押しつぶすのがコンセプトなので武力で押しつぶせない相手が苦手。
呂布の場合はさらに素武力10により、計略を使わない白兵戦も不利。
雄飛孫策は知力5のため落雷でも倒せず、迎撃もできない武力20になるので
使用率が低いことだけが救いですが流行してきたら雲散じゃないと私は対処できません。
対策1:落雷を入れて超絶強化持ちを倒す。
対策2:受け継ぎし軍略や憤激号令で時間稼ぎをして士気差をつける
(雄飛孫策の場合は対策2すら対策にならないのでめちゃくちゃ厳しいです。)
弱点その3「白銀、剛弓、剛槍などのダメージ底上げ計略」
・武力差をある程度無視して固定ダメージを与えるこれらも苦手な相手。
槍多めの私のデッキの場合、逃げ切れなかったり乱戦からの連続突撃がもっぱらの負けパターン。
対策1:法具に増援か車輪を選択
対策2:超絶強化の一種として落雷で対処
こんな感じでどんなデッキにも弱点があります。
この、「弱点に対する対抗策」
これが裏の手と言われるものです(`・ω・´)
他の例だと
・呂布のダメージ計略の弱さを張魯の復活でカバー
・魏武の超絶強化相手の苦手さを何晏の計略でカバー
・飛天では槍相手が厳しいので陳琳の挑発で槍の向きを変えて突撃
などなど色々あります。
なお
・呂布に猛将への献策で知力を上げる
・遠弓計略の武将に麻痺矢の伝授をかける
・快進撃を小華で撤退前に解除する
というものはコンボになるのでちょっと違います。
さらに踏み込むと
弱点への対策をされた時の更なる対策・・・・と続くのもまた一興。
有名な孫子の兵法にある
「彼を知り、己を知れば百戦あやうからず。
彼を知らず、己を知れば一勝一負す。
彼を知らず、己を知らざるは戦うごと負ける。」
ということですね。
この弱点への対策というのは、相手を攻める時にも使える知識です。
呂布はダメージ計略に弱い → 張魯で復活する → 張魯を先に倒せばいいんじゃね。 と言った感じ。
(実際は張魯は弓兵で相手も警戒するので早々前には出てこないですけど)
弱点への対処への対抗策の対抗策・・・
(*´ω`)奥が深い。