2031

テクニックとは装備品

by
大天使
大天使
数回にわたってテクニックや小ネタを投稿してきましたが
実は上達するにあたってはテクニックだけ磨けばいいというものでもなかったりします。

私が思うに、

テクニックとはRPGで言う所の装備品。
戦術眼とか戦略が勇者のレベル。


だと思っております。


基本的な戦術や戦略を身につけなければテクニックは生かせません。

例えるならテクニックばかり覚えて最強の武器を装備しても
基本的な戦略が未熟なLv1の勇者では勝てないようなもの。


初心者~中級者の方がやりがちなパターンをご紹介します。
これらを気を付ければ一段上の戦いができるようになるかと思います。


・計略は基本的に後出しした側が有利。
 なぜかというと
 ・同じ号令対決でも後から出した方が効果時間が長く有効に使える。
 ・使われた計略に対してどうしようかという選択ができる。

例1
同じぶつかり合うにしても先に使う → 接近 とすると
接近に使う時間効果時間が無駄になります。
自分の大徳は1c移動で6cしか戦えないけど敵の大徳は7c戦えます。となったら不利なのはわかりやすいかと。

例2
2.5の白銀馬超で白銀を使ったら落雷で一発退場。士気と武将が消えた。
(2.5コスト+士気6 対 士気6でこっちが一方的に損)

 計略の強さは
 先出しでも後出しでも有効 > 後出しで有効 > 先出しで有効  です。



・計略は相手が逃げれないタイミングで使う
これ、一番大事だと思います。私もたまにやらかします。
初心者・中級者の方ほど「相手も攻めてくるはず」という考えで早めに計略を使ってしまいがちです。

例えば

大徳でこんな布陣でかち合った時に
これぐらいの間合いで英傑号令を打っていませんか?



せっかく士気6も使ったのに
敵がサーっと引いてしまって追いかけている間に効果時間が切れてしまった。
そしたら相手が号令を打ってきて全滅。なんてことがあると思います。

特に追いかけるのに足が遅い槍が主体のデッキにありがちなのですが
どんなデッキでもあります。




じゃあどうするか、

敵が逃げれない状態になってから計略を使う。

これを心掛けてください。

今の布陣だったら、相手を囲うように、もしくはキーカードを撃破できる射程に入れてください。

相手に
「号令に向き合ってくれないとそっちが全滅するぜ?」という間合いまで詰めてください。

先ほどの大徳デッキだったらこんな感じ。



仮に相手が逃げようとしても1~3部隊くらいは大打撃を受けます。
中央に曹操とか夏侯覇みたいな号令のキーパーツがいた場合は撤退したら崩壊するので
相手は号令を返さないといけなくなります。



・ダメージ計略は「確殺ライン」だけではもったいない

ダメージ計略を使う時、だれしも「知力いくつまで兵力満タンでも落とせるんだろう」とは考えるのですが

確殺知力3までか、じゃあ知力4以上には使うのを控えよう

となっていませんか?

確かに知力が高い相手にはダメージは下がるんですが、

知力4に9割ダメージなら兵力を1割減らしてから撃てばいいじゃない。
知力6に5割ダメージなら兵力を半分に減らしてから撃てばいいじゃない。


ということですね。
そのためには自分のデッキのダメージ計略のダメージ量をある程度覚えておくことも大切です。



・初心者と上級者のプレイスタイルの違い

これは自論ですが
初心者、中級者は「自分がやりたいことをやる」
上級者は「相手がやりたいことをやらせないようにする」
という考え方です。

ランカーを相手にとかしたときに「何もできずに負けた」というセリフにこれが秘められていると思います。

・相手が号令系なら足並みを揃わせないようにする。
・相手が枚数が少ないデッキなら端攻めを駆使して翻弄する。
・中盤が弱いデッキ相手に合わせて中盤に士気12から畳みかける

といった感じ。


・試合結果を振り返ること
事細かに振り返る必要はないです。
良いことでも悪いことでもOKです。
1戦に1つでもいいです。「あれをこうしていればよかったかな」と振り返ってください。

・神速使って刺さったのがきつかった → そもそも神速を使う場面だったか?
                  → 迎撃されない動き方があったはず

・序盤で呂布が伏兵踏んだ → 前に出し過ぎた
             → そもそも伏兵の数を数え間違えて忘れてた

・あのタイミングで引いた判断は良かった
・あそこで計略を我慢したから後につながったな

などなど、1戦に1個改善すれば100戦したら100個上達しています(`・ω・´)


・自分のデッキに近い人の上級者を見てみる
頂上対決とかだけだと「おー、すげー」で終わってしまったりしますが
大徳デッキの人が大徳デッキの動画を見ると

「俺はこうはしないな」
「今までやったことないけどそんな方法があるのか」
「そういう風に攻めればいいのか」

と、身近に感じて想像もしやすいです。
また、今まで使おうと思わなかった武将もいい組み合わせが見つかったりするかもしれません。



特に計略の使用タイミングは戦果に直結するレベルで劇的に変わりますので
ぜひお試しください(`・ω・´)
更新日時:2018/05/15 21:32
(作成日時:2018/05/15 21:32)
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
悠庵
悠庵
2018年5月16日 1時31分

非常に建設的で参考になります。
士気もカウントも使うんだから何かリターンを得よう!というのは当然ですが、その当然ができる人だけが上級者と呼ばれるのだと思います。

おかか容疑者
おかか容疑者
2018年5月16日 7時4分

ここがよかった・悪かったを、大事な場面の時だけでも振り返りしておくと後に活かしやすいですよね。
当人のレベル上げが一番必要な要素だと思いますわ、本当。

大天使
大天使
2018年5月16日 21時35分

立会外分娩さん>
 逃げれない位置で計略を使うことを心掛けるだけでかなり変わりますよね。
 張翼は足並み崩しにも強いですしいきなり武力13が現れるのは相手としても大変そうです(`・ω・´)

悠庵さん>
 頭ではわかっていても・・・というのが多くなりますよね。対戦系の醍醐味ともいえるかと(*´ω`)

おかか容疑者さん>
 負けたときほど早く忘れたいので無かったことにしたくなるんですが
 そこを反省できる人が追い抜いていくんだろうなぁと感じます。(老兵感)

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