527

とーとつに映画の話#5 Mr.ノーバディ

by
楊狐
楊狐
とーとつに始まりました!

自分新投稿企画!

映画の話!

この投稿は独断と偏見で選んだ武将カードと映画を組み合わせながら解説をしていくという…。
主に映画に武将を添えて紹介する投稿となります






Mr.ノーバディ

主演
ボブ・オデンカーク

監督
イリヤ・ナイシュラー
制作
デヴィット・リーチ

ストーリー
ハッチは、郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するルーティンで退屈な毎日を送っている。
妻には距離を置かれ、息子からもリスペクトされず、この世の理不尽なことすべてを全身で受け止め、歯向かうことなど決してない、地味で目立った特徴のない男だ。
ある日、バスに乗り込んできたチンピラたちに、ハッチは遂にぶち切れて大乱闘、相手をことごとくぶちのめす。
やがてこの事件はロシアンマフィアの逆鱗に触れ、ド派手な銃撃戦、カーチェイスへと一気にエスカレートしていく。
一体この男は「何者」なのか?

BDパッケージより




さて、今回選んだ武将は意外と謎が多い趙雲
三国志演義、三国志(歴史書)のほうでは登場は少なく。趙雲別伝のイメージや語られる部分の方が多い気がします。
本伝の方では登場場面も限られてくる感じなので何者なのか?という歴史ロマンがあります。
……自分が知らないだけかもですが(笑)
趙雲好き、詳しい方にはすまんです🙇




解説

Mr.ノーバディ

題にある「ノーバディ(Nobody)」
は取るに足らない、つまらない人間を意味するのと
同時に「誰でもない」「該当者なし」の意味も含意し、劇中で展開される。
wikiより


前回のジョン・ウィックつながりと言うことで今回紹介するのも実は○○系映画です。
どういうつながりがあるかというと制作に関わっているデヴィット・リーチはジョン・ウィックでチャド・スタエルスキとの共同監督だったりします。※監督クレジット表示はチャド・スタエルスキのみ。
なので、ジョン・ウィックに
Mr.ノーバディが出てくる可能性に言及していたりします。
前回フライング気味に書きましたがジョン・ウィック最新作の日本での公開は9月22日なのでもしかしたら……。
があるかもしれません。
ただし、ちょい役っぽいニュアンスらしいのでイースターエッグとして劇中で探してみるのも一興かもです。
これで出てなかったらごめんね(笑)
さすがに監督ではないので確約はできない。

作品自体はジョン・ウィックと比べてもライトな感じで、こちらの方がより分かりやすくテンポやノリ、作品の比重も重くなく。
軽くアルコールを摂取しながら、つまみをいただきつつ鑑賞することをお勧めします。
自分が飲みたいだけかもしれない(笑)
ジョン・ウィックが伝説の殺し屋というのに対して、こちらの主人公は三文字の組織に属していた「会計士」らしいです。
おまえのような会計士がいるか!という感じですが。
会計士という単語自体が隠語らしい。

典型的な○○系親父作品の王道なのでストレスのたまっている方は、代わりに
Mr.ノーバディに画面で暴れてもらう感じがよろしいかと思います。
作品自体、現実社会にある不条理なストレスに対してスッキリさせたいと言う思いで痛快な作品にしたらしい。
作品中の登場人物も少なく出来事も分かりやすいので今回は軽めに流します。
みんなぜってぇみてくれよな!
















とーとつに始まりました!

自分新投稿企画!

映画の話のおまけコーナー!

この投稿は独断と偏見で選んだ武将カードと映画を組み合わせながら解説をしていくという…。
主に映画に武将を添えて紹介する投稿となります





アイアンスカイ

月の裏側からナチスが攻めてきた!!

監督
ティモ・ヴオレンソラ

ストーリー
2018年、
再選を目指すアメリカ大統領が選挙PR目的で黒人モデルのワシントンを月に送り込むが、
月面で何者かに拉致されてしまう。
ワシントンを拉致したのは、第二次世界大戦後地球を後にし、月に逃亡したナチスだった!
月面のナチスは地球への復讐を果たすべく、密かに月の裏側に第四帝国を築き、軍備を増強していた。
機は熟した。
ワシントンを案内役に、月面総統閣下はいよいよ70年ぶりに地球への侵略を開始!
地球ではアメリカを中心に地球防衛軍を結成。
前人未踏の宇宙規模の戦いが今、始まる!

BDパッケージより



ケチャさんの投稿 929!!&兀突骨に映画の話!アイアン・スカイ
に関連して武将は兀突骨

趙雲が謎多き男なら、兀突骨は架空の人物だったりします。
こんなでたらめな武将いないよ!?
とまさにアイアン・スカイと掛けたケチャさんらしい投稿でした。

ストーリーに関しても感想に関してもケチャさんがすでに書いているので自分は別の視点で語っていこうと思います。



感想:努力を見せていく時代~クラウドファンディング~
ケチャさんの投稿にあるとおり荒唐無稽の馬鹿映画という印象ではありますが個人レベルでのクラウドファンディング作品としては成功を納めた作品だったりします。
この場合の成功というのは売り上げとかではなく、実際に映画として完成させ、世界中の映画館で上映したこと。

よくクラウドファンディングで目標金額に達成しても実際には完成に至らなかったという作品、商品なんかも多くあります。
続報がなく。あげく逃げてしまったりと……。
問題も多くある一方で、きちんとファンに対してアンサーを示し、こうして成功を収め公約どおりファンアイテムとして限定版BDの発売もなされファンに届けられています。
現在は入手が難しい状況なのでケチャさんの投稿にあるようにアマプラなどで視聴をお勧めします。

何よりも俺たちはこういうのを作っているという現在進行形の実績をプレゼンしたことも良かったのだと思います。
公式の映画が出来る前段階の映像が世界中の馬鹿映画ファンに突き刺さり届いた結果。
そうした努力を見せていく時代において、クラウドファンディングによる映画作りは、物作りの新しい未来を作ったのではないかと思います。



100人理論
ちょっとアダルトな話で恐縮ですが。
何かで読んだ話なのですが、そうしたビデオが昔発売されていた頃の理論で。
どのジャンルにも必ず100人の顧客が存在するという説がありました。
例に挙げると髪フェチの為の作品があったのですが……。

ひたすら洗髪する映像が流れるだけという正気を疑うような作品がありました(笑)
でも続編のナンバリングタイトルが2、3と棚に並んでいたので、この作品を求めている人間が最低100人いたと言う証拠です。
ではなぜ、100人かというとビデオが100本売れれば制作費含めて元が取れたのです(!?)
驚きの時代でしょ?
ビデオなので一人でダビングすれば良い話なので人件費もそんなにかからなかったのかなと思います。

同じようにクラウドファンディングに関しても潜在的なファンが存在し、上記のアイアンスカイは約1000万ドルの資金が集まりました。ケチャさんも語るように欧米ではシャーク、ゾンビ、ナチスは彼らのDNAに素早く届くジャンルなので毎年、かならず何かしらの関連作品が作られています。


馬鹿映画という矜持
ここからはケチャさんも挙げていた3タイトルを少し見ていきます。

「アイアン・スカイ」
上記にも書いたとおりクラウドファンディング作品で続編も作られています。
こういうタイプの映画は制作陣のみならず、クラウドファンディングでのファンの声も盛り込みつつ映画を作成していきます。
一応、世界中ではヒットしたらしいです。一部で(笑)
当時の世界情勢も含めた風刺映画という側面もあったりするので見方によってはかなり過激な内容となります。


「スカイシャーク」
設定てんこ盛り作品であるものの。毎月必ずソフト発売されるパロディ系などの馬鹿映画ジャンルに含まれます。
俗にいう未公開劇場作品
午後のロードショーとかでたまに地上波初とかいって流れますが、毎月のようにソフトが発売されているジャンルなので気にしないでください。
そういうファンのための需要だと思います。
古い作品だとゴア描写とかきっつい作風のものもありましたが、現在はいろいろと変わったのかな?
ある制作メーカーの噂。ソフトのパッケージ写真が一番凝っていて、このパッケージ写真に合わせて作品を作っていくという話もありました(笑)
順番逆だろ!
あくまでも噂です。


「シャークネード」
調べてみたらテレビ映画に入る感じです。
向こうのチャンネルで放送された二時間ドラマとか、スペシャルドラマ的な感じなのかな。
例えば日本だと「相棒」とか二時間ドラマものが長寿シリーズになったりします。
シャークネードもそんな感じで人気がでて後に映画館でも上映がされたようです。
欧米のDNAに素早く届くアニマルパニックとディザスタームービー(災害パニックもの)をドッキングさせたハイブリッド!
それがシャークネードだ!

何よりもそのアイディアが受けたと思います。
そして、そうした作品のお約束である群像劇、家族劇、こちらも欧米のDNAに素早く届く力を持っています。
ナンバリング進むごとに視聴者の知能指数が落ちていきますが関係ない!
とにかく欧米のDNAに素早く届くかどうかが重要だ!
その一つの回答に到達した作品がシャークネードだと思います!


まぁ、でも毎月届いていると思うよ(笑)
本場の海外メーカーは違うからね。




以上おまけでした。
おまけのほうが力はいりました(笑)


あなたのハートには、何が残りましたか?

再見

©SEGA

 
更新日時:2023/08/12 20:34
(作成日時:2023/08/12 20:26)
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
楊狐
楊狐
2023年8月13日 8時28分

ぶりんこさんコメントありがとうございます。
実はジョン・ウィック含めて実は○○系の作品を複数手に入れた感じです。
その中の一つがMr.ノーバディ。
同じ制作であり、今作では監督をしていたデヴィット・リーチが気になっていたので見ましたが期待通りの作品でした。
ショットガン良かった!
施設に入居していたお父さんも実は○○系だったのが面白いです(笑)
続編あるのなら期待ですな。
アイアンスカイは投稿に書いたとおりで、馬鹿映画ではありますが……。
いや、やっぱり人選ぶと思います。お勧めまではいきませんが、合えば楽しい映画かも。
とだけ。

ぶりんこ
sai
sai
2023年8月14日 19時12分

シャークネードはビバリーヒルズ青春白書のスティーブンが主役の映画ですねw

楊狐
楊狐
楊狐
2023年8月15日 6時24分

saiさんコメントありがとうございます。
そういうのもあって向こうでは受けたのかもですな!
海外ドラマも根強い人気ありますからな。すぐに話題になる。

コメントするにはログインが必要です
シェア