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今日の武将&色紙紹介・改特別編2【ストレージBOX【剛】編】

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大戦広報
大戦広報
本日もバレンタイン~ホワイトデー特別企画として、
ストレージBOXのイラストと、そちらに登場する武将たちの裏話を公開いたします!

まずは今回ご紹介するイラストの概要書の文言をご紹介します。
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「寡兵計略組の、徐晃、姜維、呂布のキャラ詰めで戦っているイメージ。」
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うーん、シンプル。
このテキストを元に生まれたイラストが、こちらです!
(枠はストレージBOX用に開発チームで付け足したものです)



……何があったら、あのテキストからこんな宗教画が……?
ジョージさんいわく、コンセプトは「己の限界を突破する闘将達の激突」
構図は「"徐晃"と"呂布"、群と個の対比の最中へ『そんなの関係ねぇ!』とぶっこむ"姜維"」とのことです。
まだまだ設定はあるようですが、詳細はこの後ご紹介していきましょう。

ということで、初めにご紹介する武将は徐晃です!


◆カードイラスト裏話
第二弾の徐晃は「武神・関羽にも勝利した、男らしく力強い歴戦の勇将。」というコンセプトでした。
もちろん色々とキャラクターイメージも書いているのですが……
実はジョージさんにはラフ稿と一緒に説明のテキストも頂戴していますので、そこから一部ご紹介しましょう。
顔立ちは「鷹のように眼光鋭く、戦場では常に機を狙い定め逃しません。真一文字に結ばれた口は辛抱強さと、一度開けば覇気轟かん激しさを込めます。」とのこと。
五将軍は鳥のモチーフを衣装に組み込んでいるのですが、第二弾の徐晃には鷹デザインを盛り込むよう依頼していました。
鷹モチーフは衣装だけでなく体格にも反映されており「鷹のように小柄だが脚と尾が長く、四肢は太く逞しくグリフォンのような印象」にまとめていただきました。

ポーズに関してですが、アーケード版のイラストは
「徐晃の堅実な部分を表現しました。片目をつぶりまるで獲物を狙うスナイパーの様に戦場の機を窺います。
(中略)一度狙いを定めたら必ず打ち落とす爆発寸前のホーミングミサイルです。」というイメージのようです。
「不動」のアーケード版に対して、ぽけっと版は「激動」といった趣で、
「戦場にて到来した勝機を掴むべく全てを込めた渾身の斧撃。敵兵が彼を阻止せんと突き付けた剣(or槍)を大篭手が鷲掴み粉砕します。」
そのシチュエーションに負けない、迫力ある表情ですよね。計略ボイス「今、我が武は神をも超える!!」が似合うこと似合うこと。

◆ストレージBOXイラスト裏話
描き下ろしイラスト内の徐晃と呂布の戦いでは「鎖(連鎖)」がキーワードとなっています。
また、このイラストにおける徐晃のコンセプトは下記の通りです。
「魏・曹操という連なり、仲間(ライバル)達との連なり、倒してきた敵達との連なり。連なりが今の徐晃を作り、連なりにより己も越えていく。」
鎖だけでなく、たくさんの羽根が重なり翼となる鳥というモチーフも「連なり」すなわち「最強の群」の象徴とされています。

衣装はパッと見ではカードイラストと同じなのですが、
「左肩の"鳥の頭デザインの肩当"がまるで生きているかの如く咆哮して、呂布の赤兎馬と対峙しているイメージ。」であったり、
首飾りには9つの星(曹操&魏の四天王&自身を除く五将軍)があしらわれていたりとアレンジが加えられています。
呂布に断ち切られた鎖は「真っ赤に燃える左拳に握られ白熱しているが千切れる様子はなく、焼きしめられることでより強度を増しているイメージ。」で、
魏の赤色が「人間達の生命力・熱・血」の色として力強く燃え盛っています。

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続いて二人目、呂布のご紹介!


◆カードイラスト裏話
第五弾-1の呂布は「三国志最強の武将。人間離れした武力一つで乱世に名乗りを上げた男。」というコンセプトです。
実は開発チーム内では武将イラストごとにタイプ分けを行っているのですが、
従来の群雄の呂布は「魔人」タイプなのに対し、この呂布は「猛将」タイプに属しています。
見た目が人間らしい代わりに「メインの武器は方天画戟で、槍を十本以上背負っている。」という特徴を持たせています。
「方天画戟は『斬る、突く、叩く、薙ぎ払う』を全部やってのける武器」とイメージをお伝えしたところ、
「方天戟から試行錯誤を繰り返し、戦の度に除き足し改良し今の形になった感を出していきます。」とお返事があり、無骨ながらも美しいデザインにご作画いただきました。

呂布といえば赤兎馬ですが、既存の呂布との差別化のため、あえて概要書では赤兎馬について触れず
「無数の屍の上に立ち、次の獲物を見据えている。孤高なイメージ。」というシチュエーションを指定。
これを元に「次の獲物(更なる高み)を見据える視線と、それのみを求め伸びる左腕。」というポーズをご提案いただきました。
性格設定は「戦いこそすべて。興味のないことには見向きもしない」としています。この性格は一騎討ち時によく表れており、
開始時には「方天画戟が、貴様の血を欲している!」と猛るものの、大勝利を収めると「物足りん。次の獲物は誰だ」と興味を失ってしまいます。
ちなみに第五弾の関羽(神槍の極意)と一騎討ちを起こすとボイスが特殊分岐します。さすがに関羽ほどの猛者に勝利すれば呂布も喜ぶかも……?

◆ストレージBOXイラスト裏話
描き下ろしイラストの呂布は史実を踏まえたうえで、ifをコンセプトとして描かれています。
「鎖=死、断ち切られた鎖 → 死の運命を断ち切った呂布。
 最強の個であった呂布も、最後は魏軍の計略と物量に敗北し処刑されてしまいます。イラストの呂布は個の限界を突破(鎖を断つ)する呂布のイメージです。」

断ち切った、と言いつつ実際には引き千切っているあたりが実に呂布!
個の力で運命を断ち切り、ifの世界に突入したことから、徐晃・姜維を巻き込んだ戦い/物語が幕を開けるのです。

「左目から頬にかけての模様は、傷痕や涙ではなく目から迸るエフェクト的なもの」という設定でしたが、描き下ろしイラストではエフェクトが四肢や武器にまで満ち満ちています。
さらにカードイラストでは未登場だった赤兎馬も、角が生えた赤龍のようなイメージで描かれており、呂布が「最強の個」であることを演出しています。
さらにさらに、群雄のグレー・黒色とは別に、金色を「才能・神の祝福」の要素として色濃く出されています。
「人中の呂布」と称えられ、イラスト内では人という枠すらも超えようとしている瞬間を迫力たっぷりに演出していますね。

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最後に三人目、姜維のご紹介です!


◆カードイラスト裏話
以前にご紹介した姜維ですが、当時はあっさり目の裏話でしたので今回はイラストについて掘り下げましょう。
コンセプトは「元は魏から降伏した身だが、衰退する蜀に誰よりも忠義を捧げた勇将。」として、
外見に関しては「髪は長めで、男前だが厳しい表情。竜鱗の鎧に身を包み、ボロボロのマントを着けている。」と指定しました。
これを受けて「髪形は黒髪に白のメッシュ(白髪)が入り、2・8分けで片方が極端に長い。固い意思とは裏腹に、周囲から理解されない苦悩が表情や髪に表れている。」と設定していただきました。
鎧は所々塗装が剥がれていたり、鱗が紛失していたりしますが、
これは「軍事優先で十分な休養や武具の補修をする間も心の余裕も無い感じを、鎧の傷み等で演出できたらと思います」という意図のようです。

アーケード版のイラストは「戦場で、武器を手に号令をかけているイメージ。」というシチュエーション。
右腕は敵陣を指し示したもの、鬼気迫る表情は北伐を阻む敵に向けられたものでしょう。
非常に特徴的なポーズのぽけっと版は「崖の上から、眼下の敵軍を睨みつけているイメージ。」というシチュエーションで発注。
上体を大きく反らすポーズは「今にも重力にバラバラに捻り潰されそうなのを無理やり耐えている様なイメージ」とのことで、
「周囲から理解されず武官や民からのプレッシャーと成果を上げられない崖っぷちの自分、それでも派閥に属さず孤独に運命に抗う様」を描かれたものです。


◆ストレージBOXイラスト裏話
鎖は徐晃にとって「最強の群」たる魏軍の象徴であり、呂布にとっては死の象徴でした。では、本来その場にいないはずの姜維にとっては?
ジョージさんのテキストによると「どちらでもない」と書かれてあります。
群でもなく個でもない姜維は、北伐を成し遂げるという目標の為に、ただ全身全力と内なる想いだけをぶつけていくのです。
「『成し遂げ"た"』ではなく『成し遂げ"る"』。まだ成し遂げてはいない(※重要)」とのこと。めっちゃ重要ですね。

この戦場においては「呂布(最強の個)、徐晃(最強の群)の対峙に対して、姜維は自分自身(最強の信仰)をぶつけていくイメージ。」とのこと。
姜維の時代にはいないはずの徐晃・呂布という脅威を前にして、それでもなお北伐という悲願を叶えるために、
不意打ちだろうと構わない。無謀だろうと信念を貫くまで。そう心に決めて人智を超えた戦場に身を投じています。
イラスト内の姜維のテーマカラーは緑色ではなく白色で「純真・信仰・狂気・憧れ・優しさ・諸葛亮の加護」と、様々な要素が込められています。
白いオーラは諸葛亮の羽扇の形を取り「姜維を守るように優しく包みこみ、行く先を指し示している」ようです。

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◆おまけ
……今回の裏話は、半分くらいがジョージさんのテキストからの引用になってしまいましたね。
ストレージBOXの箱側に書かれたシナリオは、頂いたテキストにあった下記のシチュエーション説明を元に創作させていただきました。
「魏軍の計略によって幾重にもよる"鎖"で束縛され、ついに動きを封じられた"呂布"
 その一瞬を見定め、引導を渡すため止めの一撃を繰り出さんと飛び出す"徐晃"
 そして、崇高なる北伐達成のためならば手段は択ばぬ、漁夫の利を狙う"姜維"
 だが、鎖は弾け飛び……」

一見は三すくみの構図にも見えますが、その実それぞれが全力を中央にぶつけ一人勝ちを狙っていくスタイルなのが最高ですよね。
これらのテキストやイラストの要素は、なるべくストレージBOXのシナリオに詰め込まれていますので、獲得済みの方は今回の裏話と合わせて一度読んでみてはいかがでしょうか。
さすがに「徐晃は重戦車、呂布は爆撃機、姜維は零戦」といったイメージまでは組み込めませんでしたが……

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長くなりましたが、今回はここまで!

呂布
「礼を言うぞ。貴様らの参戦によって、俺の武はさらなる極みに至った!
 報いに欲するものは何だ? 改造を重ねた方天画戟の切れ味でも味わうか?」

徐晃
「飛将・呂奉先の武を馳走になるとは光栄の極み。
 されど我が欲するは、勝利! そして貴公の首のみよ!!」

姜維
「なんと激しき剣戟の応酬か……この戦場を征し北伐を成し遂げるには、同志の協力が欠かせん。
 貴殿の望むものを贈れるような器量はないが……どうか丞相と共に、私に力を貸してくれ!」


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気づけば、あと三日でホワイトデーですね。
およそ一か月にわたってバレンタイン~ホワイトデー特別企画と銘打った記事でしたが、今回で一区切りとなります。
君主の皆様からの贈り物を受け取れず、武将たちからのメッセージもお返しできない代わりに始めた企画でしたが、少しでもお楽しみいただけたでしょうか?
また、「#三国志大戦バレンタイン2021」のハッシュタグにご投稿くださった皆様には、企画を盛り上げてくださったことにお礼を申し上げます。
予断を許さない状況は続きますが、これからも可能な範囲で推しを推しに推しまくってくださいね!
では、またどこかでお会いいたしましょう!!
作成日時:2021/03/11 17:59
コメント( 1 )
うさまる
うさまる
2021年3月11日 18時27分

うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!

ネオぱんだ
楊狐
ジェイムズ9
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