もっぱら引きこもりと化した
不屈のパッチでございます。
私も最近の流れにのっとり大戦は自粛しておりますが、
そういった中でも有志の方が桃園やツイッターなどで、大戦熱を切らさないように
しているのを見ると、君主という生き物はタフだなぁとしみじみ思います。
そして、そういった流れを後押しするかのように、
広報さんからは大会物販で販売されたイラスト色紙の裏話紹介、
桃園の運営からは投稿キャンペーンが開催されました。
そんなわけで、私もキャンペーンに乗っかりたいと思います。
今回の投稿のお題は「一番思い入れのある武将カード」と、、、
こないだ語ったばっかなんだよなぁ、、、
とりあえずリンク先の投稿をお勧めするとして、それだけでは味気ないため、
前回は語らなかった
「ゲームのカードとして見た楊氏」を少しばかし
語ってもよろしいですかな?
※文章中に出てくる計略の性能は、原則wikiから乗っけております。
第1章 不遇をかこつ稼働初期
楊氏はいわゆる初期実装のカードで、私も稼働してしばらくしてから
使い始めましたが、当時楊氏を使っている人はまったくと言っていいほど
いなかったと記憶しています。なぜかというと、
・計略が単純に弱かった。
・征圧力上昇を持ってなかった
以上の2点が主な原因だったと考えています。
計略については、初期の性能が武力+4の10cくらいで、
知力依存は後々語る全盛期の時の上方修正でもいじられていなかったので、
最初から0.8cくらいだったはずです。
しかし、時間が長くても士気3吐いて武将撤退して+4はさすがに寂しいものが
あったと言わざるを得なかったと思われます。
ただ、真の問題は計略ではなく、当時の大戦における騎馬が
「素で征圧2、もしくは征圧力上昇持ちの騎馬以外は騎馬にあらず」というレベルで
征圧力上昇が重視されていました。
なにせ稼働初期の三国志大戦は
・内乱ダメージが今より高い
・内乱入っても領域リセットが発生しない(常時文帝の治世状態)
この2点によって
内乱ゲーと言われるほど内乱が重要視される状態であり、
必然色塗りに重要な騎馬の征圧は高い方が好ましかったのです。
そのため、稼働初期は楊氏と張曼成が群雄の1コス騎馬の候補でしたが、
征圧力上昇を持っている張曼成がひたすら使われてました。
というか私も途中まで使ってました。
第2章 一転攻勢の上方修正
風向きが変わったのはVer1.0.5Aで2回目の上方修正が入ったところです。
その前のバージョンであるVer1.0.0Fで1回目の上方修正が入り、武力上昇値が
+5になったのですが、
それでも滅多に使っている人はいなかった印象です。
そして2回目の上方修正により、
武力+6、効果時間が10.8cという中々に中々な性能となり、
知力上昇による時間延長の長さも知れ渡り結果として爆流行りしました。
(個人的に2回目の上方修正が来た時、「え?まだ上がるんですか(真顔)」となりました。
時間が長いのは知っていたので流石にヤバいだろと)
私も当時華雄バラを使っており、城門に華雄を差し込み、
悪鬼車輪を回して足りなければ猛勇の伝授を倍プッシュする戦法で
相手の城を叩き割っていました。
それからVer1.0.5Cにおいて、効果時間が9.2cに下方修正されましたが、
知力依存は下がっていなかったため知力上昇を覚醒させれば十分に使える性能と
なっておりました。そして、その次のVer1.0.5Dのバージョンアップにより、
相性グンバツの滅葬董卓が追加され、楊氏入りの滅葬バラが環境の一角を占める
くらいに増えることとなりました。
(ちなみにさんぽけの楊氏伝だと董卓に両親殺されて楊家の養子になったという設定なのに
仇敵である董卓と相性が良いとはこれ如何に)
(こんな感じのデッキがテンプレになっていたかと。当時左慈の強さも周知され始めていたのでよく見た印象です)
そのようなわけで、楊氏というカードは一時期一世を風靡したカードではありました。
しかし、大戦のカードは基本的に盛者必衰。この楊氏の天下も長くは続きませんでした。
第3章 凋落、からの雌伏の時
1バージョン間を開けたVer1.0.7Bのバージョンアップ。ここのアプデの計略調整により
効果時間が
7.5cと1c以上の下方修正を食らいました。知力上昇を付けて前までの素の状態の時間までしか
持たなくなり、これによって楊氏の流行は収まったという印象です。
(その辺りで滅葬バラが蜀の2色にして伝授枠を麋竺にする人が増え始めたような)
そして、来るVer1.1.0A。
「天槍の共鳴」というサブタイトルが付き、新しい勢力
「漢」が追加された
バージョンアップで
武力上昇値が+5、知力依存が0.4c(これによりさらに効果時間低下、後述する7.1cより低かったかと)
とされる強烈な下方修正を食らい、それからめっきり見ることは無くなりました。
(楊氏は犠牲になったのだ、、、漢軍強いよキャンペーンの犠牲にな)
この時期に楊氏を使っている人はもっぱら悲哀デッキの柵魅力と自前で切れる要員として
使っている人が大半で、伝授の性能としては殿馬と車輪伝授にまったく歯が立っていなかったと
記憶しています。そのため、どこからもお呼びがかからない冬の時代が訪れました。
そこから大きく間を開け、Ver1.1.5Aで効果時間が現在の時間である
7.1cと上方修正を受けましたが、
やはり焼け石に水といった具合で、対面から碌に見ることはありませんでした。
第4章 計略の方向転換、現在に至る
再び風向きが変わったのが、サブタイトルが
「狼主の双剣」となり新勢力
「晋」が追加され、
しばらくしてからのVer2.0.0Dのバージョンアップ。実に11回のバージョンアップぶりに
武力上昇値が以前の
+6になりました。これにより武力上昇値が全ての士気3伝授の中で再びトップに
躍り出ることとなりました。それから少し間が空き、「狼主の双剣」最後のバージョンアップである
Ver2.1.0Dのバージョンアップにより、現在の数値であり全盛期である武力上昇値
+7へと
上方修正されることとなりました。
この上方修正については、おそらく計略の方向性が
「長時間武力強化」から「高武力強化」へと
変わったのかなと
勝手に思っています。カードプールも広くなり、高武力に対応できるカードも増えた結果、
環境に合わせた性能へと切り替わっていったのだと思います。
さて、現在における楊氏は、いわゆるテンプレといったデッキには入っていないと記憶していますが、
少しずつ需要が増えているのかなと思われます。
前までの就職先であった悲哀や輪廻デッキはもちろんのこと、いわゆる撃昂系の計略持ちである
このあたりのカードとの相性は良いですし、最近になって
群雄待望の目覚め持ちのカードも追加されたため、確実に居場所は増えていると
思われます。後単純に柵と魅力両方を持っているというのは便利であり、
武力1征圧1の騎馬であることを許容できるのであれば、私のような開幕乙デッキに対しての対策として
デッキに積むのもありだと思われます。
(すいません許してください、なんでもしまむら!)
とりあえず叩き台のデッキサンプルを置いておきますので、気が向いた君主の方がいらっしゃいましたら、
お使いいただけると。
第5章 暴虐区星における楊氏
最後に、開幕乙をやりたいが楊氏も入れたいという欲張りさん
(主に私)のために、
いわゆる董卓・華雄・区星の三枚を使った暴虐区星デッキの1コス枠の楊氏の役割について
ちょろっと書きたいと思います。
基本的に暴虐区星デッキにおける1コス枠の仕事としては
・開幕落城を狙えるようにする魅力(出来れば士気上昇も)
・計略を積む(個性の出し所さん)
・横弓妨害(多分主な仕事)
私の中ではこの3つじゃないかなぁと勝手に思っています。
そして、以上の要件を楊氏に当てはめると、
・魅力・士気上昇持ち ◎
・計略 悪くはないが対応幅を広げられない △
・横弓妨害 騎馬のため速やかに妨害できる。ただし武力1で溶けやすい ○
・リアル士気 ああ~楊氏の開幕セリフかっこええんじゃ~ ◎
という感じであると考えます。
魅力+士気上昇持ちのため開幕0.8でスタートが出来るため、
相手のデッキと立ち回り次第で開幕暴虐を狙いに行けます。
計略は軽い士気で城ゲージを消費せず、大きく武力を上げられるため、
城ゲージがきつい時や区星を強化したい時、最速でコンボを
狙う時が使いどころであるかなと思います。
ただし、本当に武力押ししか出来なくなるため、正直
妨害対策の浄化小喬や騎馬曹節、脳筋対策の騎馬張皇后が
丸い選択肢かなと思います。
そして、暴虐区星で何が一番つらいかと言うと横から弓撃たれて
時間稼がれるのが一番つらいため、出来る限り1コス武将には
横弓を止めてほしいのが本音です。そのため、騎馬である楊氏は
横弓を止めるという役割では速やかに仕事が出来ると考えます。
ただし、楊氏は武力1のためライン上げの段階で削られ過ぎると
いざという時に撤退することがあるので、兵力には注意し、
士気将器を覚醒させる場合副将器は兵2が無難だと思われます。
(実際楊氏落として横弓を董卓で対応せざるを得なくなり
暴虐が切れて水差し野郎と叫ぶことになったことは多々あります)
とりあえずこんなところです。単色で組む場合でも狼姑ちゃんというライバルがいますが、
相性は悪くはないんじゃないかとは思います。なにより暴虐区星は董卓・華雄・区星の3枚があれば
割と何とかしてくれるので、
迷ったら己の信ずる娘を入れましょう(台無し)
〇あとがき
ぬわああああん疲れたもおおおおん(チカレタ……)
実を言うと、自粛生活でちゃんと文章を書けるかどうかモチベが危うかったのですが、
なんとかかんとか書ききることが出来ました。今回の投稿で、ゲームのカードとしての楊氏が
辿った道のりを一君主の主観ではありますが書けたかなと思います。これにより、
大戦の武将カードとしての楊氏に興味を持っていただけたらやはり望外の喜びであります。
コロナの情勢はいまだ好転しませんが、このように運営側から大戦熱を切らさないような
キャンペーンが開かれたりと、そういった取り組みに対して投稿でお返しできていれば
幸いです。
それでは最後に、しつこいようではありますが
世に群雄の団地妻のあらんことを
団地妻(;゚д゚)ゴクリ…
今武力+7なんですか!?
群雄民はみんな使おうね!!!!
稼働初期。楊氏の範囲気づかなくて空打ちになってしまった記憶がありますな
それまでシリーズ通して投げ計略は戦場全体範囲が多かった印象があったので
その時の対戦相手には悪いことしたなぁと思います
>Ver1.0.7Bで7.5c
>Ver1.1.5Aで7.1cと上方修正
…下方では?
今楊氏が辛い原因はSR厳氏が来てしまった事もあると思いますね~。
あちらは武力+7・毒ダメ22%・士気4・効果時間9.6c。計略効果は一長一短ですが、武力・征圧1の馬ってどうしても使いづらいので、総合的に厳氏の方が採用されやすいのかと。
ご近所の秘かな人気者だった控えめな奥さんが唐突に最上階へ引っ越してきたセレブ妻のせいで陰に追いやられてしまった感。
>えーす君主
なぜ楊氏が「群雄の団地妻」であるか、
上記のリンク先の投稿に書いてあるので確かみてみるんだよ!
>おかか容疑者君主
今武力については士気3計略としては破格なので、
もう少し見てもいいような気がしないでもないです。
>楊狐君主
猛勇の伝授は前方円の範囲で投げ計略の中でも範囲が狭い感じなので、
私も範囲ミスって撤退だけさせたことはありますね。
>指鹿為馬はよ君主
Ver1.1.0Aのところで知力依存が低下したため、それに伴って
効果時間も低下していたのですが、ちょっと記述が足りなかったですね。
追記しておきました。
>控え目な奥さんがセレブ妻のせいで陰に追いやられてしまった感
団地というよりタワマンの話になってきたような、、、
ただ、控え目な奥さんがいいという男がここにいるぞ!(馬岱並感)