未だに衣装の構造がわからない件

ん？普段ROM専のクセになんでそこまでって？
そりゃもちろん

ここでアピっといたら
新カード出るかもしれねーだろ
（最早隠そうともしない下心）
割とマジで期待してます♡

☆　☆　☆
 

遡ること１５年前。
大戦一番最初のバージョンが稼働して間もない
とある春の日のこと。
当時は三国○双に毛の生えた程度の知識しかないものの
その頃から既に司馬懿推しだった桜瀬は
武将カードの情報を調べていくうちに
仲達の奥方、張春華さまと出逢ったのでした。

余談ですがこの長く厳しい大戦道に私を引きずり込んだ原点は
ロケテ段階の公式サイトで見たこの仲達さまのイラストなので
EX枠でのご帰還を心よりお待ち申し上げております
（ＢＧＭカードでは夫妻並べて出陣できないからね）
 

さて、三国志において逸話のある女性は多くなく

大体が誰々の母だの嫁だのムスメだのとなるのですが

大戦初期から実装されている彼女は格が違った。
既にご存知の方も多いはずなので詳細は割愛しますが

・下女を○す
・世界最古のハンガーストライキ（wiki調べ）

エピソードが強すぎる件。

公式で「ぶっとんだ」なんて書かれてるの彼女くらいではなかろうか
 

しかし初めこそどんな鬼嫁かと戦慄した桜瀬でしたが
次第にそれが「夫への愛」故の行動だと気づきました。
下女を○したのも夫の秘密を守るため。
ハンストしたのだって
抗議行動がちょぉぉぉっと行き過ぎただけだし
すぐ憤死する三国時代（※個人のイメージです）
でも断食ならすぐには死なないから
相手が考え直して謝罪しやり直す時間を持てるわけですよ
実に合理的じゃないか
え、息子が巻き込まれた?アレは…あっアレだ、自主的についてきたんじゃないッスかね
往々にして息子は父親より母親に付くものでしょう（※個人の見解です）
そうだよな
好きな相手に危害を加えるようでは三流
「貴方を○して自分も○ぬ」
なんて下の下策よ（※個人の以下略）

そしてイラスト。
masaki先生の描かれる黒髪のなんと美麗なことか。
妖しくも美しい表情に、細緻な装飾の施された華やかな衣装。
剣を携えた姿はクラーナハのユディトを彷彿とさせます。
彼女も賢さと豪胆さを持ち合わせた女傑ですね。

すっかり虜になった桜瀬は以来
書き下ろしが出ると聞けば
行って書籍を買い求め
新規絵が出ると聞けば
やったこともないTCG用スリーブを買い求め
果ては無限収集とかいう茨の道へと
足を踏み入れてしまうのですが
それはまた別の話。
ちなみにこちらはトレードで入手した海外版。

読めないのに読める!!と謎の感動を覚えました(笑)

気を取り直してスペックいきましょう。
最初は武力１知力７特技魅力という
ＳＲとしては物足りないという心無い声もありましたが
「雲散消沈の計」─相手の強化を消し、更に速度低下付与。
疑似連環としても随分お世話になりました。
おかげで桜瀬には
雲散先打ちする馬鹿という異名がついたとかつかないとか


やがてバージョンが移り２が稼働。

「雲散霧消の計」への変更。
追加効果の連環が武力ダウンに。
この頃、仲達も計略をダメ計から強化／弱体に持ち替えており
地味に痛い変更でしたが
素武力が上がり特技にも伏兵が追加されたことで
コスト１としてはそこまで悪くない性能に。
絵師が変わったかと思うほどイラストのタッチも大きく変わり
これは正直…うん…
しゅき（語彙力）
髪が長くなったせいか、より大人びて見えてとてもいいですね。
武力の割に一騎打ちの勝率がやけに高かったのも印象的でした。
絶好調な日は勇持ち相手でも狩れた。
虎でも龍でも鼠扱いして討ち取ったりした。


続いて３時代。

若干闇が滲み出ていた２の表情から打って変わり
どこか狂気を秘めた妖艶な笑みはそのままに
全体的により明るい雰囲気に見えるのは
メイクが変わったからでしょうか。
何気に知力も上がっている。
リニューアルのたびに強く美しくなるとか流石です。
てかそれよりも
計略が「隠密戦法」に変わった！！
妨害から自己強化へ。
働き方…じゃなくて戦い方改革を強いられる。
ということで最初こそ、それこそ死ぬほど戸惑いましたが
士気が軽く効果時間がものっそい長かったので
実質コスト１武力４みたいな運用をすることができ
相手弓の攻撃対象から逃れて一方的に攻撃したり
対舞姫キラーとして活躍するなど
こちらも欠かせない１枚となりました。


時代は変わり、新シリーズへ。
曹操、張遼、楽進…。
すべてのカードが一新され、見知った顔（絵）はありません。
新しい張春華は騎馬で武５知５で
名前以外別人と言って過言ではありませんでした。

それまでのバージョンにだって同名スペック違いはいたし
なんやかんやでＲもＵＣも槍も軍師も全部使ってきた。
英知舞だって色々な意味で困惑したけど
デッキケースにはいつも入れてあった。
みんな違ってみんないい。

でもそれは絶対的支柱があったからこそなのです。
孵化した雛鳥に親の顔が刷り込まれるように
「masaki先生の描く張春華」こそ「三国志大戦の張春華」だと
心のどこかで思っていたのだと改めて思い知らされたのでした。

「あの頃は良かった」
などと言うつもりはなくとも
やはり一抹の寂しさを拭いきれず
デッキケースの奥に昔のカードを忍ばせ続ける懐古厨のもとに
「EX枠」の報せがもたらされた日の喜びは
今でも鮮明に覚えています。
曹操や王異といった強豪相手の人気投票と聞いて崩れ落ちたことも

とにもかくにも色々を経て
ようやく待ち焦がれたその日はやってきました。


騎馬
今までで一番の変化。根本からひっくり返った。
でもでもでもでも
そんなの関係ねーですよ

立ち回りに合わせてデッキを組むのではなく
カードに合わせて戦略を考える
それが桜瀬のやり方生き様
騎馬単使いこなせないクセに伊達家使いたいがために竜騎馬単使い続けるぐらいのことはする
司馬家の息子たちも弱体→反計→号令と
毎回違うの持ってくるしさー(´・ω・`)

──閑話休題。

幸か不幸か現行春華のコンパチだったおかげで
不便は生じなかったり（苦笑）
本音を言えばオリジナルスペックが良かったけれど
共に戦場を駆けることができる喜びの前には些末なことですね。


そんなわけで今日に至ります。

仲達さま、春華さまとともに
ゲーセンへと向かうのでした


って
晋やないかい
だって無印の頃から雲散ないと勝てないんだもん（震え）