SR厳氏のデッキ（史実呂布）

こんばんは。斧男です。

突然ですが、「偽帝の勅命」という計略をご存知でしょうか。今作から「三国志大戦」をはじめられた君主の方は、なじみのない計略名ですが、「三国志大戦２」まで、UC袁術が持っていた計略です。
計略効果は、「戦場にいるもっとも武力の高い味方の武力が上がる。ただし兵力が徐々に減少する」というもので、士気３で武力上昇が１０という強力な投げ強化計略でした。もっとも、兵力の減少も相当なもので、あっという間に対象武将は兵力を削られていきました。
実際に使っている人はほとんどいませんでしたが、私はこの計略を愛用してして、UC黄忠の「不撓不屈」とともに使って、超絶強化っぽく楽しんでいたものです。

さて、今回の追加カードに、効果がよく似ている計略が追加されました。

SR厳氏「悪女の献策」です。

士気が４になり、範囲が前方円（回転可能）に変更されていますが、計略内容は「偽帝の勅命」の後継と呼ぶにふさわしい効果です。
武力＋７、兵力減少は３割程度と本家よりマイルドに修正されていますが、効果時間がそこそこあり、ペナルティが大きく緩和されているため、大分実用的になったのではないかと思われます。

バージョンアップ直後は、できれば号令計略持ち武将を縁印刷したいところなのですが、呂布の関係者ということもあり、優先して縁を使って入手しました。
もともとの計略はUCなので、それくらいのレアリティで追加していただけると負担が少ないのですが、イラスト代込みで180縁を支払ったということにしましょう。

余談ですが、このイラスト、足を組んでいるわけでもないのに片足を軽く上げ、ふとももを見せつける大変挑発的なポーズをとっています。
氷の微笑のシャロン・ストーン（古いですね）を彷彿とさせるその姿は、若者には刺激が強いのではないかと感じています。
個人的に三国志大戦の歴史の中でも、トップクラスに色気のあるイラストだと思っています。

閑話休題

ということで、せっかく印刷したので、史実呂布デッキのパーツに組み込んで全国対戦をプレイしてみました。

シチュエーションとしては、曹操軍に攻め込まれた際、軍師陳宮の策を採用せずに籠城をしているときのイメージです。

その時、歴史上では敗北しているため、そんなデッキで全国対戦を挑むのはいささかためらいもありましたが、「私の手で歴史を塗り替える」と気合を入れ、楽しむことにしました。

対戦相手の方も、この編成で史実デッキだと気づいていただければ幸いです。

もともとは厳氏の枠に「UC陳宮」を採用してプレイしていたので、兵種としてはなんら変わる部分はありません。伏兵を失い、魅力を得たということになります。陳宮は、伏兵強化のため「知力上昇」の将器を覚醒させていましたが、今度は魅力強化のため「士気上昇」を覚醒させています。
※私は長所をより高める将器の組み合わせが好きなためですね。両者とも「守城術」の方が、バランスは良いかと思っています。

そして、厳氏を使っての感想。

何と言っても、士気４で相手の武力上昇計略に対抗できるのが素晴らしい。ＳＲ呂布を対象とすれば、武力17となり、自城際の乱戦で敵武将を返り討ちにすることも可能です。
このデッキでは、Ｒ張遼も武力７はあり、誰を対象にしてもそこそこ効果を発揮するところが便利でした。
デメリットの兵力減少も、あまり気にならない程度で、十分実用的です。
ほぼフルコンとなりますが、効果中に「天下無双・飛」を使用すると武力31になります。相手が号令を重ねてきたとしても、これだけ武力があれば安心して飛び込むことができますね。

計略にカットインあり。
ＳＲに抜擢されただけのことはあり、士気４計略ですが、しっかりとカットインが用意されておりました。味方にかけるのに妨害計略のようなムービー。ちなみに、ＳＲ呂布を対象とすると特殊セリフを聞くことができ、ちょっとお得感がありました。

ただ、攻めで計略を使おうとすると、この編成では使いどころが難しいです。
攻めの場合は、例えば城門に入った高コストの車輪槍などに計略を使うと効果的かもしれません。あとは、募兵持ちの高武力弓なども、相性がよさそうです。
「勢力非限定」のため、組む相手には事欠きません。そのため、色々と研究しがいのあるカードと言えるでしょう。


数戦程度プレイして、史実デッキとしては、まあまあの戦果を挙げることができました。基本的な動きは普段使っているメインデッキと同じなので、運用が変わらない部分が大きかったと思いますが、統一感があり楽しかったので、史実デッキシリーズとして、今後もたまに使ってみようかと考えております。

難点を挙げるとすれば、私は呂布を逃がすために、他の武将を犠牲にする動きをするので、嫁さんを犠牲に自分が城に戻る姿がちょっと気になるというところでしょうか。

何にせよ、呂布軍のパーツが追加されたのは喜ばしい限りです。

さて、今宵はここまでにしとうございます。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。また、マッチングしていただいた君主の皆様に、お礼申し上げます。