スターターデッキは何を選ぶ？　Part３

この辺りまで来るともう「選ぶための参考の話」じゃなくなってきてしまいますが、とりあえずやり始めた事ですので最後まで行かせていただこうと思います。


６．スターターに＋１して動かしてみる
追加候補は「初心の章」の報酬として手に入る武将（Part１参照）から選びます。
本来は色々な考え方がありますが、「勢力の特徴を表した動かし方」の参考とするため、少々偏ったやり方で行きます。

魏→R張郃を追加。
５枚以下の相手なら曹操と張郃は別行動、４枚以下の相手なら固めて動かすとよいでしょう。曹操が敵の槍に刺さった場合、思い切ってそのまま曹操は乱戦させ、張郃で突撃というやり方があります。刺さらずに止まった上でその形が出来ると強くなれます。
曹仁は敵の騎馬に槍先を向けられるよう動くことを心掛けます。複数いる場合は味方のダメージが多くなりそうな位置にいる相手の方へ向かいましょう。
曹彰は味方騎馬が動きやすくなるよう、弱い槍を優先して狙います。混戦中の弓サーチが難しければ、まずは「孤立して動いている騎馬以外の敵」の方へ向けておくとよいでしょう。
号令を打って敵城を攻めるときは、張郃の使い方に気を配ります。基本は張郃以外を前に押し進め、後ろから突撃を狙っていくとよいでしょう。こちらを無視して脇を抜けていく相手への対処に回しても良いですが、武力２以下の１コスト等は大体放っておいても大丈夫だと思います（副将器に赤が２つ以上あって覚醒している場合や、特殊な計略を持っている場合を除きます）。

蜀→UC関平を追加。
槍２枚を固めて弱い敵武将へ向けて槍をぶんぶん振り回していきます。黄忠にも同じ武将を狙わせて手早く相手の数を減らしていきましょう。陳到にはその間相手の主力を抑えてもらったり、空いた所の色塗りをしてもらいますが、兵力が減ったら早めに帰りましょう。
劉備には復活があるので、号令を打つタイミング以外では積極的に死なせていきましょう。関平は相手の馬が強そうなら、無理をさせ過ぎないようにしましょう。
号令を打つ時は、相手に号令がいなければ

　　　　　　　　　　陳　　劉　　関
　　　　　　　　　　　　　黄

のように広がって攻めたい所ですが、相手にも号令がいたら攻撃を一か所に集め、敵の数を減らして戦うようにしましょう。
敵城間際まで来た時、相手に強い馬がいたら槍部隊は一枚張り付かずに槍を振りましょう。関平の将器が「攻城術」なら関平を張り付け、そうでなければ劉備を張り付けるとよいでしょう。陳到は敵に弓がいたら射撃を止めに行き、そうでなければ張り付くか突撃を狙うかします。

呉→UC韓当を追加。
孫権と韓当の射撃を極力重ね、弱い部隊を安全に落としていく事を狙います。甘寧は弓に近づこうとする相手を追い払い、淩統はその間手が届かない所を行き来させ、兵力が減ったら早めに帰らせます。全体的に兵力の減りを抑え、部隊数有利を作りながらじっくりと攻める戦いになりますが、上手くやれれば他の勢力よりも損耗少なく敵城前へ上がりやすくなります。
敵城間近へ来たら、敵の騎馬が強ければ弓２部隊を張り付けて甘寧は槍を振らせ、そうでなければ甘寧は張り付けて孫権に弓を打たせるといいでしょう。淩統は蜀の陳到と同じような動かし方をします。


７．低予算でスターター改造＋各勢力の発展性の特徴
魏→UC曹操、R張郃、C満寵、UC曹真（遠弓）、UC程昱（長槍）
R張郃・C満寵は報酬から。UC曹真・UC程昱は登用です（カッコ内は登用で選ぶ際のおススメ将器）。低武力を生かすための高武力の活かし方、妨害・反計が戦局に与える影響など、これもどちらかというと勉強用の割合が強いデッキになります。魏を長く使うならば、ここから騎馬の割合を徐々に増やしてゆけるとよいでしょう。
また、魏は弓や馬が強い分征圧戦に強く、後々それをメインとする６枚以上又は４枚以下のデッキを使う上でも参考になると思います。

蜀→UC劉備、UC劉封、UC関平、UC沙摩柯、UC雷銅（知力）
雷銅以外は全てスターター＆報酬という驚異のお手軽さ。槍を広げて号令を打ち、騎馬と弓は弱い所を狙い、どうしても倒したい敵に雷銅の落雷を打つ。これだけでも大分何とかなってしまうという恐ろしい簡便性を誇ります。あとは消費士気の少ない計略としてどんなものが欲しくなるかを考えて組み替えていけばさらに強くなります。
蜀は号令に便利なパーツが多く、他の勢力でも槍が号令を使うスタンダードなデッキの経験値を積みやすいです。（６枚用の低コストも十分強いですが…）

呉→UC孫権、R周泰、UC韓当、UC陳武（兵力）、C吾粲（守城）
R周泰・UC韓当は報酬、UC陳武・C吾粲は登用です。自爆強化と火計は扱い所が難しい計略でもありますが、呉を使う上では避けては通れない所でもあります。枚数が増えてもスターターと運用がそれほど変わらないので、計略に慣れればやりやすくなってくるでしょう。
呉には他にもハイリスクハイリターンな特殊な号令・計略が多く、普段は我慢してチャンスを見て畳みかける（逆に開幕から全力で行く）ような戦い方が好きな人には馴染む部分が多いでしょう。


８．おわりに
あまり巧くまとめられた感じにはならなかったのですが、足りない頭を絞って何とか書き上げてみました。
最初にデッキを選んだり、どう戦っていけばいいかと考える時のほんの些細な助けにでもなれれば望外の喜びです。
長くお付き合いいただき、ありがとうございました。


最後に、既にランキングでも皆さんご存知かと思う　鯵塊　君主様からご許可を頂きましたので、氏の記事をこちらでもご紹介させていただきます。

・操作量を減らすこと ～攻めあがる時のカード放置～ 初級者向け
・階級が上がるとアドバイスの中身が逆流する？！
・ゲームが下手な人の三国志大戦

この三記事は本当に一から始める方へ、大変参考になる内容がまとめられております。こちらを拝読させていただくと、自分の書き物は決して初心者・初級者さん向けではなかったかなーと痛感します…
もし実践中に私の書いた内容と鯵塊君主の文で矛盾を感じるような所があったら、大体鯵塊君主様の理論を優先した方が上手くいくと思いますｗ