【実は】対麒麟児の秘密兵器【参謀】

どうも日比谷の猫です。
今回紹介するのはC「党均」です。
・・・と、いうわけで武将カードピックアップのお時間です。

前回までとはうって変わって、二行目で武将カードをばらしてしてしまいました。
今回は武将を紹介というよりは、計略を紹介がメインなので武将紹介はサラッと進行したいと思います。



＜党均ってどんな人物？＞
党均（とうきん）は正史には出てこない架空の人物です。
三国志演義では、何故か鄧艾の参謀として描かれ、黄皓を買収し劉禅から姜維に撤退命令ださせて不利な状況を乗り切ったという武勇までつくられています。
なのに、三国志大戦ではこの扱い。逸話ではその辺の女性武将より余程優れていると思うのです・・・よ。

＜スペック＞
コスト１　槍兵　武力１知力８　制圧２　特技「復活」
う～ん、いわゆる文官タイプのスペックなのですが、高知力なのに特技が「復活」というのが非常に残念です。
特技も計略ともマッチしていないし、復活を活かせる環境が晋には無いのが採用率を下げている一つの要因でしょう。
せめて、伏兵…いや柵でももっていれば…ね。
そのかわり制圧は２あるので、端攻城や伏兵探しついでに色塗りしてもらいましょう。
将器も復活減少、地の利、速度上昇と地味なものばかり。
一応、速度上昇＋副将器速速なら、制圧を活かしながら動き回ることも可能です。

＜イラスト＞
イラストレーターは「ともひと」氏ですね・・・この方について自分は詳しくないので割愛させて頂きます。
イラスト自体はとても面白い表現になっています。
蜂のような、ディズニー系アラジンみたいな風貌に、プリケツ。
ずっとみていると何故か愛嬌を覚えてしまう魅力？のあるイラストになっています。

＜計略＞
さて、メインの計略についてお話します。
晋のコスト１枠は競争率が激しく、このカードを採用する目的は、やはりその独自性のある計略。

帰城の讒言：最も武力の高い敵を一瞬で城に戻す。ただし敵軍の士気が上がる
必要士気：４

と、書いてあることは、一見強くなさそうですね。

おそらく上記の人物紹介でも述べたように、姜維を討伐から戻らせる命令を出させたところからこの計略を持たされたと考えられます。
まさに逸話通り、攻城にきた寡兵姜維を自城から守るには最適の計略内容となっています。
ちなみに、敵軍の与える士気は３となっています（Ver.2.00B）
これも賄賂を贈ったというところから、相手に士気を贈るという発想に繋がったと思われます。
現環境においては姜維だけではなく、猛威を振るっている文鴦、そして一発落城もありえる漢EX張飛、はたまた攻城兵などワントップ型に対する抑止力はダメ計以上です。
基本の使用用途は、終盤におけるギリギリの攻防時に、一番攻城をさせてはいけない敵部隊に帰城の讒言をかける戦法です。
士気付与も終盤なら影響が少なく、党均本人は撤退しないので、最大３部隊まで城に戻せることも可能になります。
現実的な話で言えば、士気温存からみても２部隊が限度だと思います。
しかし、相手の主力を２部隊も城に戻すことが出来ればかなり戦場は有利に動かすことが可能だと思います。

＜実は守り限定の計略じゃないぞ！＞
実はこの計略、攻めている時にも使い道があるのです。
それは妨害計略やダメージ計略から、部隊を一時的にですが守ることができるのです。
具体的な例をあげますと、城門で寡兵姜維が攻城中で落雷持ちの武将が狙いを定めています。
ここで、その武将にこの計略をかけて城に戻ってもらいましょう。
うまくいけば攻城が成功します。
ダメ計ではなく挑発だった場合でも、挑発をかけた武将が城に戻るので一時的に強制移動が解除されます。
さらに、姜維対策として採用率のあがった防護系計略でも有効です。

白兵戦においても挑発を例にとれば、馬を迎撃を取ろうとしている場面でこの計略を使えば迎撃を免れることも可能です。
また相手が全体号令でぶつかり合いを仕掛けて来る場面でも号令役を城に戻して、その間に相手の部隊を崩すということも可能になります。
ただし、本当に一時凌ぎにしかならないことだけを頭に入れておいてください。

もうひとつ付け足しておくと、必要士気が４と安く、相手の武力や知力に依存しない点もこの計略の強さの秘訣です。
今後の修正で相手に与える士気が少なくなれば、もっと活躍の場が増えるのではないかとそう願って今回の武将カード紹介を終わりにしたいと思います。