果たして、いつから仕えていたものか。
事のあらましも、どこぞの都督となった理由も、もはや思い出すことは叶わない。
だが「主の命令に従うのみ」という信念は、
いつ如何なる時もこの…獣のような心身に染み付いていた。
あの御方は怪物と呼ばれた己を一軍の将に見定めて下さった。
力ある者を用いる。至極単純な話だった。
それが救いであったことだけははっきりと覚えている。
時期は分からなくとも、片時も忘れた事はない。
と、思う。
だからこそ忠誠を誓った。かの関に一人立った。
烏合の衆を斬り、壊し、潰し続けた。
己は怪物。凡百の人間共に負けるわけがない。
しかし、気が付けば…
己の首が己の体を目にしていた。
己は怪物。凡百の人間共に負けるわけがない。
ならばあの長髭は一体何だというのだ。
生前の記憶はそこで途絶えた。
ところが、どういう訳か今、己は再び大地に立っている。
首を刎ねられた怪物が何故こうして生きているのか?
疑念と困惑の最中、不意に声をかけられる。
「久しいな、息災か?」
かつての主がそこにいた。
それを皮切りに、沢山の記憶…記録と呼ぶべき物が脳裏に流れ込む。
死人は出ない。戦は運動のようなもの。誰と連合軍を組もうと自由。
常識外れな話ばかりであったが、何故だかすんなりと理解出来てしまう。
…あの長髭め、武神と崇められる程の男だったか。
その様子を見ていたであろうかつての主は、不敵な表情で口を開く。
ああ、そうか。
『あの時』と同じやり取りだったのだろうな。
「再び我に仕えよ、力在る者よ」
『主ノ命令ニ従ウノミ』
己は怪物。いずれ神さえ討ち滅ぼしてくれよう。
董白「って感じで脚色してみたんだけど!けど!」
華雄「恥ズカシイノデ勘弁シて下サイ」
呂姫「つまり大体あっていると?」
華雄「………」
ベビー華雄が西涼の荒山で董卓に拾われて養われ……
みたいな背景を想像するとアツいですな
華雄と攻城兵組ませたんですが、意外と城壊れないんですな。
董旻、徐栄と火事場効果も狙ったんですが……。
城殴らせた方が早いかもですなw あまり良い結果は出ませんでした。
華雄もこれだけ格好いいのに髭の人の噛ませになってるのがやるせないですね……。
>>柱の男さん
もしや董卓の命令にのみ忠実なのはそういう…!?
>>楊狐さん
悪鬼の暴剣から転じて一気にお城に優しくなったそうで…
華雄を城門に叩き込んで車輪ブン回しながらノックするのが一番ええですよ(ノ'ㅂ')ノ
武力17の車輪は伊達ではないのですッ
>>おかか容疑者さん
三国無双8でついに脱モブするも扱いは…でしたからねえ。
無双7のIF華雄は最高に格好良かったなあ。