三国志大戦3には

天意に導かれし者
地勢に通じし者
人心を掴む者

といった、属性があった
同じ仲間を揃え、奥義ゲージを貯めた
異なる仲間を揃え、共鳴しあい、戦場を駆けた
そして、同じ仲間に呼応し、目覚め、滾り、昇華した


あの頃には戻れない


健気に車輪をまわす王悦は、帰ってこない





「……昔の話引っ張りだしてどうしたのさ」

「200回もこんなのを続けていたら、そりゃ見返すだろう」

「まあ、わかるけどさ、ねね、膝いい?」

「……すきにしろ」

「えへへ、そういうとこすきー」

「……ふん」





────

「世界は、俺達だけにしかないわけじゃない」

「……ううん、難しいな、も少しわかりやすく話してよ」

「この本が書き進められているうちに、他の本も少しずつ進んでいるということだ」

「まあ、確かに」

「俺達がこんな話を書いているうちに、とある流星使いは儀式者に星を宿し、魏国の守護神の盲信者も、星を宿した」

「…」

「袁家の旗本も、変な診断テストで袁家に招き入れようとしたこともあったし、戦場に女は不要であると言い切る武士も、武力97の怪物を作り上げた」

「そんなにあったんだね……」

「まだあるぞ、知らぬうちに白馬のおじ様は覇者になってたし、スタジオプイニュは怪文書作るわ画伯になるわ、探検隊になっていたり」

「それ最近じゃん、もっとないの?」

「コメントしかしない9の者も星を宿していたし、モツ置きは相変わらずモツを置く、主催神に婚約届を持っていこうとする男もいたし、時代を間違えた西郷隆盛もいる、この世界を覗くやつらの本も面白いんだよ」

「へぇ、他には他には」

「まだ聞きたいのか……?  最近は俺達に勝ちたいからって勝負ふっかけにくる蜀の皇后もいたし、ウガンマンはつえーんだって言ってくれた人もいた、いい加減顔良と呂姫くっつけろと思うし、朱霊と曹憲はさっさとくっつけと思う」

「青い鳥の話もするんだ」

「そりゃな、強化戦法の親子……今は息子が仇討ちか、とにかくそいつらも使わんとだし、曹彰とウガンマン使ってってのもあるわけで、あとアリな、モエモエアリ」

「モエモエアリ?」

「知らなくていい、趙文郝の提供元もあるし、ギョクジーランドもある、やっぱりこういうのがあるから、200回も続けていけたんだな」

「一人で書いてるだけじゃ続かないよね」

「続けてこれたのは、読んでくれてる人のおかげなんだな、やっぱりそう思うよ」

「んー、それがこの話のオチでいい?」

「問題ないだろ…よし、戦に出るぞ」

「今日もついてっていい?」

「………ふん」





好きにしろ
更新日時:2018/05/25 22:13
(作成日時:2018/05/25 22:13)
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コメント( 19 )
19件のコメントを全て表示する
こうそんふ(王双王)
こうそんふ(王双王)
2018年5月27日 4時32分

200回投稿おめでとうございます♪

麺党
麺党
2018年5月27日 6時41分

おめでとうございます。ペースが早い。
なんとなく過去に遡って投稿眺めてましたが、十五さんに限らずみなさん最初の方の投稿は普通というか無難な感じで面白いです。

幻風月
幻風月
2018年5月27日 11時57分

200回投稿おめでとうございます(*´ω`*)

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