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制圧システムについての考察

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どうしよう?
どうしよう?
巷では大評定なんてものをやってたみたいですね。
大戦を盛り上げたいと思っている1プレイヤーとして、思う事があるのに黙っているのも良くないと思ったので投稿します。



制圧システムについて

システムには個人的に不満はありません。どうしても城内に引きこもりがちだった旧システムと比して、戦場全体を使った駆け引きができるシステムは画期的で面白いと思います。
また、制圧力という新要素によってカード選択に幅ができたのも良いですね。廖化(武2知4制1無特技)と馬岱(武3知5制0伏兵)を並べて迷う日が来るとは思いませんでした。

ですが、このシステムには不満の声も多く出ているようです。
いろいろな意見があるようですが、根源になっているのは兵種間、コスト間の「色塗り力」の差によるゲームバランスの悪さによるものではないでしょうか。ここでいう「色塗り力」とはシステム的な制圧力ではなく、実際に戦場を塗り替える能力を指します。
今回はその「色塗り力」の格差について考察します。

・兵種間の差について
現状、兵種間で「制圧力」にはあまり差がないです。しかし、「色塗り力」は騎馬が突出して高く、槍が低いです。
これは制圧システムにおいて騎馬の性能には以下の利点があるためだと考えられます。

1.単純に速度が速いため塗りやすい。(時間的な費用が低い)
2.速度が速く、他兵種が追いつけないため、敵陣を塗っても帰還しやすい。(部隊数的な費用が低い)
3.弓に対して突撃オーラによるダメージ軽減ができるため、色塗りをしても兵力が減りにくい。(兵力的な費用が低い)

対して槍は、この3点が真逆の性能であるため、非常に色塗りがし難いです。

弓は槍とほぼ同様ですが、遠距離攻撃によって相手の色塗りに対する妨害ができ、それがこちらの色塗りに対する援護にもなるため、総合的には槍よりも色塗り能力が高いと言えるでしょう。

このように兵種の根本的な性能により、色塗り能力に騎馬が高く槍が低いという格差があります。

・コスト間の差について

殆どの武将が制圧力1か2に設定されており、コストが違っても制圧力の差は殆どありません。そのような状況では当然ながら高コスト1枚よりも低コスト2枚の方が「制圧力」が高くなります。
さらに、制圧力が同じであったとしても枚数が多いことによって時間あたりの色塗りできる範囲は広くなるため(例:2コスト制圧2が一度に塗れる範囲は1マスか2マスであるが、1コスト制圧1×2は確実に一度に2マス塗れる)、色塗り力では圧倒的に低コスト多枚数が有利だと言えます。

ゲームバランスとしては他の要素である武力依存や攻城力などで緩和されてはいますが、この色塗り力の不均衡は一部是正が必要な水準にあると思います。

・まとめ
ここまでの考察から、色塗り力については兵種では槍が、コストでは高コストが不遇であるといえます。従って、私は高コストの槍の制圧力を上げるべきだと考えます。


・エラッタの提案
ここまで具体的な案は出していないので、これまでの考察を踏まえて、叩き台としてエラッタの提案をしたいと思います。議論する友達のいない1プレイヤーの意見ですのでご了承下さい。

2.5コスト槍(R張飛など)
高コストの槍は一律で制圧力を上げてもいいと思います。2.5コストであれば制圧3が妥当ではないでしょうか。将器込みで4あってもよいでしょう。
そうすれば計略が極端に強くなくても使われるのではないでしょうか。

1.5コスト、2コスト槍(R夏侯覇など)
蔡琰のように特別にスペックが良いのでなければ、制圧2あって良いと思います。
以下気になったものを個別に述べます。

R夏侯覇:武8知5と良スペックですが、制圧2あっても良いでしょう。

UC李厳:制圧1なのは復活持ちだからでしょうか?計略も悪くないので制圧が2になれば使われると思います。

UC黄蓋:将器制圧の黄蓋使うのであれば、将器兵力の周泰使います。制圧2であれば将器の独自性もあるので採用されるでしょう。

UC朱桓:制圧戦に強くなれる計略ですが、そもそものスペックが制圧戦で致命的に足を引っ張っていては採用されません。制圧力は2あるべきでしょう。代わりに孫呉の戦の制圧力上昇を+1にすればバランスを崩すこともないでしょう。

その他
蛇足ながら今回の趣旨からは外れますが、気になったもののエラッタについて述べます。

UC淩統:計略は孫呉の戦でよいのでは?それだけで面白いカードになると思います。

C孫静:根本的にスペックを変えないと使われないでしょう。いっそのこと騎馬にして、武1知4制2孫呉の戦という制圧戦に特化したカードにすると面白いかもしれません。完全に別カードになっちゃいますが…

R賈詡:スペックが良すぎるように思います。魏には多様な妨害計略があるのが魅力ですが、1コスト知力9の伏兵で制圧将器のある騎馬が最強の妨害をもっているのでは他の妨害がなかなか採用されません。かといって三国志大戦を代表する計略の一つである離間の計が弱体化されるのも見たくないです。
そこで、賈詡を弓に、「弱体化の計」の丁夫人を騎馬にすることを提案します。相手を範囲に入れにくい低武力弓であれば離間の計が強烈でも許されるでしょうし、効果が物足りないと言われがちな弱体化の計は相手を範囲に入れやすい騎馬の方が良いと思います。
更新日時:2017/05/14 20:33
(作成日時:2017/05/14 20:33)
コメント( 26 )
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corg
corg
2017年5月26日 22時0分

私は騎馬1弓2槍2の構成でやってるので、騎馬2枚以上が面倒なのはわかります。
ケニアが塗りに弱いのも理解できます。(昔からケニアはワラに不利がつきましたし)
まぁ、ケニアはもとから汎用性を捨てたマゾい構成なのでおいておくとしてです。
この案を採用すると槍前出しを増長し、とりあえず槍は前出しときゃいいじゃんという風になるかもしれないというところを危惧しています。
また、正直な話をすると現状攻城とりに行けば(部隊を固めていなければ)4枚でも征圧有利とれるので、攻城取れなくてもおまけで内乱貰えたよ、という認識です。
(少なくとも押し込んでいるわけなので士気も兵力もあるため、城にはたどり着けるはず。中央で麻痺矢撃たれて部隊落ちたとかがなければ)
また、城せめられてるのに、悠長に塗り替えしする騎馬とかいるなら攻城がとれて(自分がケニアでなければ城ローテもできないので攻城2発確定は美味しい)、さらに戻りに合わせて塗りかえせますしとても美味しい。
逆に攻城エリアまで来ないで有利維持続けるだけの人もいるにゃいますが、麻痺矢でもない限り難しい。
ぶつかり合いで兵力目減りしますしね。
相手の戻りに合わせて、ラインあげてからの号令増援号令なら攻城が確保できて頑張れば4割は返せますし。
(今ほど城殴りに行く大戦も少ないですね。戦国は筒と虎口ゲーでしたし。)
高いライン維持しようとお互いがぶつかりあうことが多くなったため、待ちからの攻城+落城が少なくなり、旧三国志大戦ユーザーは物足りないのかもしれませんが、止まらない大戦を作るという意味では今のシステムはちょうど良いのではないかと考えております。

どうしよう?
どうしよう?
2017年5月27日 22時48分

「槍前出しの増長を危惧する」
そこが私たちの一番の見解の相異点なのだと思います。
私は前出しできない高コスト槍は弱いと思うんですよ。
高コスト槍の役割として大きなウエイトを占めるのは攻城です。攻城力が高いというのが一番の強みですし、騎馬の牽制などを重視するなら低コスト槍2枚の方がいいですからね。
そういう「攻城が主な役割の兵種」にとって真っすぐ敵城に向かえないというのは非常に大きなデメリットです。攻城兵は自城から真っすぐ敵城に進みますよね。攻城をしにいくならあれが最も効率的な理想形です。それ以外の事に時間をとられればとられるほど、攻城をするための時間的な費用が増大するため「攻城役」としての価値は下がります。
攻城を役割とする高コスト槍が前出しできなければ、攻城役としての価値が下がり、コストに見合う活躍はできません。

また、私は高コスト槍が前出しされるようになっても大丈夫だと思ってます。
相手が上手い方なら、他部隊でのフォローがしっかりしていないと前に出すのすら難しいですし、攻城も取れません。また、守る側としてもただ漫然と前出しされるだけなら守る手段はいくらでもあります。
ですので、槍は「ただ前に出しとけばよい」ではなく、「いかにして敵城まで到達させるか」となると推察されます。大戦3では高コスト槍はまさにそういう運用でしたからね。

むしろ危惧すべきなのは、計略効果のインフレだと思うんです。高コスト槍が武力上昇値の高い号令や強化ができるようになってしまうとそれこそ簡単に前に出せるようになりますから。

corg
corg
2017年5月28日 1時54分

確かに大きな差異がありますね。
私は、高コスト槍兵は計略や法具を絡めて序盤にまいた餌で敵を油断させて最後に捲りに行く兵科だと思っています。
(別ゲームの話になりますが、格闘ゲームでは、ストリートファイターのザンギエフ、ブレイブルーのテイガーやアズラエルのような兵科)
序盤は負けない立ち回りをして自城ダメを押さえ、相手を消耗させて戻りに合わせて一気呵成に進軍する。
そのため、漫然と城門に前出したり、とりあえず塗り替えしたいからと投げ捨てる兵科ではないと思ってます。
それを行うためには、計略は必要士気は多いしそれほど時間は長くないが相手を押し返す程度には強力な計略がつくものかと思ってます。(あるいは、強力だけどそれなりにしんどいデメリットがあるか)
ここが相違点でしょうね、私はぶっ壊れでなければ強力な計略はあってもよいと思っているので。
(例としては現在の呂布のような計略:士気7で3.5カウントの兵力+20%程度、武力+14、速度2倍位?
決して、張飛のような士気6、10カウント位移動速度上昇、武力上昇、槍撃速度上昇、槍撃時の移動速度低下付与のようなぶっ壊れは認めていません。士気+1でも知力+2カウント程度でないと…)
私としては、カウンター必殺を行う兵科なので、スペックは普通で塗りもそこそこ。
序盤は押されるけれども、当たれば見返りが大きい。当てるためには、策略が必要でちょっとしたテクニックも必要な兵科。
現在の環境だと、関羽とか華雄ですかね。如何に兵力温存して城に寄せるかが肝のであるし、寄せるための計略も持ち合わせている。
(まぁ、関羽はスペックがよすぎるのであれですが…)
あとは、現在は攻城力が弓と差別化されていないので、以下のようになることを望んではいます。
騎馬<<<弓<槍<歩兵<<<<攻城兵

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