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漫画の話番外編 #0 炎の闘球女 ドッジ弾子

by
楊狐
楊狐
さて、今回は久しぶりに漫画の話を書こうと思います。
ただし、趣向を変えて今、気になっている漫画を紹介しようかと思います。



炎の闘球女 ドッジ弾子

著:こしたてつひろ


連載:週刊コロコロオリジナル作品

あらすじ
伝説のドッジボール漫画「炎の闘球児 ドッジ弾平」!
弾平のソウルを受け継ぐ弾平の娘・弾子が、令和の現代で最強の闘魂ドッジボールチームを作ろうと奮闘する、現代版熱血ドッジボール漫画!
たちはだかる現代の常識に弾子は打ち勝つことができるのか!? こしたてつひろ熱筆の美少女たちに注目せよ! 

コロコロオンラインより

©こしたてつひろ
©小学館




えー(笑)
GKもりさきさん投稿でちょこちょこドッジ弾平の話を読んでいてついに我慢できず紹介することにしました(オイ!)
前作の
「炎の闘球児 ドッジ弾平」は期間限定で全話読了済みです。

もともとこしたてつひろ先生ドッジ弾平だけでなくレッツ&ゴーでミニ四駆ブームを起こしたり、両作品のアニメ化など児童少年漫画で人気を博した作家さんだったりします。
経歴を見て行くと古くは少年サンデーでも漫画を描いていたのでそこからコロコロへと移った感じなのかな。

この児童少年漫画の歴史は古く、ホビー漫画ともいえる側面もあり、その当時の子供たちの間でブームが起きたりしました。
この〇〇ブームの火付け役漫画というのはかなりたくさんあったと思います。
自分や皆さんの少年、少女時代にも友達の間で流行ったものが必ずあるはずです

大体影響を与えてくれたのがそうしたコロコロのような漫画雑誌だったのではないでしょうか。あるいはもう少し年齢が上がるとジャンプなどの雑誌へと移っていく感じがします。
そして、これは現在も続くものであり子供が最初に触れる漫画という位置づけもできるのではないかと思います。

…表面上は(!?)

現在はコロコロオンラインという雑誌媒体ではないネット漫画として公式で読むことができます。
昨今、雑誌の休刊が進む中でネット漫画のほうがスタンダードになりつつあるのかなと思いました。



さて、本編に触れていくとまずは主人公の弾子
前作の主人公である弾平の娘だから弾子
これはわかります。
二世漫画の側面を持つことから親の名前を一文字貰うというのが少年漫画のお約束だったりします。

前作の主人公の親友ポジションにいた珍念
彼の娘なので珍子(!?)弾子の幼馴染となります。
何もおかしいところはない(本当か!)
「ひらがなで名前を呼ばないで!」というのが彼女のお約束の台詞だったりします。

まぁ、ここはコロコロだから仕方ないというか子供も読むということで。
子供って下ネタが好きだからね。
なんでなんでしょうね。
かなり衝撃は受けましたが…。

ストーリーとしては、かつて存在した闘球部の復活を目指して彼女たち二人はドッジボールのチームを作っていきます。
この辺りのストーリーラインは時代が変わろうと健在で、少年漫画の定番、あるいは王道の展開となっていきます。
ここに仲間キャラが加わり、ライバルキャラが出てくるという感じなのですが…。

…どれも癖が強すぎた。

特にかつての親世代でのライバルキャラの娘たち

前作のキャラクター。GKもりさきさんの投稿にも載っている
マッチョ系のトンデモ小学生だった五十嵐剛の娘。
五十嵐柔里(いがらしじゅり)
親父と同じマッチョ系メイドというトンデモ設定で現れました。
親父が剛なのでその逆に柔という名前を付けたのでまだわかります。

弾平のライバルである二階堂大河の娘。
二階堂平子(にかいどうぺいこ)


!?

えっ!?



漫画の感想まとめサイトとか読んだりするのですが。

誰も予想できなかった名前

親父の名前じゃなくて親父のライバルである弾平から一文字貰ったと本編でも名言しているのですが
読んだ読者の反応がみんな驚いている様子なのが非常に面白かったです。
二階堂大河はどういう感覚で名前を付けたんだ。
しかも性格も流行りのヒソカ系女子だったりするので、どういう教育を施したらこうなるのだろうと(笑)
とにかく予想を裏切ってくるキャラクターでした。

しかも序盤も序盤でまだドッジボールの試合どころかチームもできていない状況で、ライバルキャラに襲われる流れなので今後の展開が期待されます。

ここまでキャラクターありきの話を書きましたが、漫画自体の読ませ方、大ゴマや見開きの演出は流石、ヒット作を飛ばした巨匠という感じで読みごたえがあったりします。
女性キャラだからできる表現、アクション、ドラマとちゃんと前作を応酬しつつ少年漫画に落とし込んでいるのは漫画好きも好感が持てるのではないでしょうか

気になられた方は日々の固い頭を柔らかくして目を通して見てください。
かつて子供の頃に読んだ少年漫画があると思います。

※現在(2023.2月)、公式では1話から最新話まで無料で読めます。

再見
作成日時:2023/02/13 14:40
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
楊狐
楊狐
2023年2月14日 11時57分

GK もりさきさんコメントありがとうございます。
女性キャラも魅力的でしたな。画像貼られるので一番有名なのは弾平のお母さんですな。
少年漫画特有の名前の法則です🐘 しかし、柔里は名前に反してパワー系ですが(笑)
調べてみると原作では早々にフェードアウトな感じでしたがアニメでは最後までライバルは二階堂大河だったようです。
当時、アニメを見ていた子供たちも多く。今作は主人公が女の子ということでいろいろと基本設定を練り直したのかもしれません。
名前に関しても弾子と平子の共闘で二人合わせて「弾平!」って話の展開も今後あるかもしれないですな。
そうそう、弾子の感想まとめでも一番気になっていた話題が陸王の娘でした!
柔里以上のパワー系女子が出てくるのかと話が盛り上がっていました。
今後出てくる二世ライバルたちも楽しみですな。
もりさきさんの予想通りになるか、名前もすごく気になります🐘

GK もりさき
みいけん
みいけん
2023年2月15日 1時14分

どこかで三国志大戦とからませくりのかと思いながら読み進め、最後までドッジ弾子の話で完走するw
まさに珍子の珍子による珍子の話でしたw

楊狐
楊狐
楊狐
2023年2月15日 11時5分

みいけんさんコメントありがとうございます。
今回はまんま漫画の話でした(笑)
久々のネタかもです。
しかし、ドッジ弾子は少年漫画の懐かしさも感じさせてくれますな。

みいけん
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