Ver.3.7.2Dのバージョンアップへの愚痴

最初に、この記事は私の今回のバージョンアップへの愚痴を煮詰めたものとなります。そういったものが苦手な方は申し訳ありませんが読まれないほうが良いかもしれませんので戻るのを推奨します。


今回のバージョンアップなんですが、

【Ver.3.7.2Dでは、Ver.3.7.2C期間中に著しく使用率の低かった武将を対象に武将カードの能力値変更(エラッタ)を実施します。
Ver.3.7.2Dでエラッタした武将は、新しいデッキタイプ、新しい試合展開が可能な武将を目指して調整しています。】


というわけで告知の通りカード追加が無いからエラッタで新しいデッキタイプとして英傑参照して風林火山風味な郭淮と、明智風味な餓虎を軸にし車輪や劉曼などを加えてみた感じでしょうか。

とりあえず環境を変えようという意図はわかるんですが、何を考えてその数値にして調整したつもりになってるの？と思うものがあります。

留賛と郭淮ですね。

まずは留賛ですが、今回の修正で武力が1上がり2コス騎馬[8/4/1](勇)(活)となりました。
この修正で全勢力で初の武力8の活騎馬が誕生しました、がどう見てもハイスペックすぎます。
復活持ちの武将は回転率上がる変わりに武力が下がっている傾向にあり、2コス武力8の復活は他に3枚しかいません。

2コス槍[8/1/1]C管亥(活)
2コス歩[8/5/1]UC張繍(活)(城)
2コス歩[8/1/1]C韓暹(勇)(活)

歩兵はアクション無いかわりにスペックが高めになっているので、実質比べるのは管亥位ですが留賛のスペックは圧倒的です。

呉の騎馬の近いスペックの武将ですと

[8/5/1]C陶璜
[8/4/1]UC吾彦(勇)
[8/3/1]SR孫策(勇)(魅)

辺りでしょうか。留賛は吾彦に活を追加したスペックですね、陶璜に至っては悲しみのスペック差です。
元々修正前の留賛というカードですが、計略は強いが武力7でスペックが使い難いので採用され難いというカードでした。
計略の修正も全くありませんでしたので、ハイスペック+強計略持ちというカードになりました。

他のカードとの兼ね合いを考えれば、留賛は武力8になる変わりに復活削除にするか武力7据え置きで制圧を2にするかのどちらかで十分だったでしょう。

次に特に問題な郭淮です。

2コス弓[7/8/2]R郭淮

(迅速なる司令)士気7　魏の味方の武力+5・移動速度1.5倍に加え、兵力が上限を超えて25%回復する。
範囲は自身を含む回転可能な前方円形。
効果時間は8.8c、知力依存0.4c

どう考えても計略性能がおかしいです。似たような性能の巨虎緋を持つ孫権と比べてみますと

2.5コス槍[8/7/2]SR孫権(柵)(魅)

(巨虎の王道)士気7
基本性能は武力+5。
[緋略]の場合、さらに移動速度が1.55倍になる。
[蒼略]の場合、さらに武力が+3(合計+8)されるが移動速度が0.5倍になる。
効果時間はどちらも8.8c、知力依存0.4c

巨虎緋を速度0.05倍下げる変わりに上限回復の25％があります。
蒼略もあるため完全に比較はできませんが、蒼略は速度低下があり要所でしか使えないので巨虎は緋略がほぼメインです。
郭淮の方がコストも安いためデッキを組む自由度も高いですね。


必要士気は違いますが環境でよく見るカードで似たような武力速度上昇の計略だと諸葛亮の八卦の軍略の3部隊以上がありますが

（八卦の軍略3部隊以上）士気6　武力+5、移動速度1.35倍　効果時間は9.2c

必要士気の差は1あり効果時間0.4c短いのはありますが、郭淮の方が本人も計略がのる上速度が0.15倍早く上限回復の差があるのでぶつかり合いで大分強くなる感じです。


また上限突破の25％回復ですが、現在の三国志の計略でノーリスクの上限回復号令は郭淮と忠義しかありませんので比較対象は忠義ですが

3コス騎馬[10/7/2]SR関羽(勇)(魅)(刻)

(忠義の大号令)士気6　範囲内の蜀の味方の武力+4、兵力が上限を超えて30%回復する。
効果時間は7.5c、知力依存0.4c(Ver.3.7.0A)。

唯一の特徴であった上限突破回復号令を得るために武力上昇値と効果時間を犠牲にしていた忠義ですが、士気1多く使っているとはいえ郭淮より回復量5％多いだけです。
それ以外の数値は比べ物になりません。

郭淮に関しては、最低でも士気8にするか本人が範囲に入らない計略にすべきでしたね。


以上が留賛と郭淮の修正なわけなんですが、個人的にこの二人について一番腹がたっているポイントは数値見るだけでおかしいって分からなかったのか？って所です。餓虎のような三国志で似たような計略が無いもので失敗するならともかく、郭淮は既存計略の組み合わせみたいな計略ですし、何故これで実装を許したのか。

正直な所なんでこんな酷い修正を行ったのかが運営の意図が分かりません。カード追加タイミングで壊れカードを追加するのは追加カードを使わせるために仕方ない所もあるので、文句は出ますが分かります。
ですがエラッタカードで何故こんな壊れカードを追加するのかと。しかも前のバージョンから3ヶ月以上空いて満を持して出てきたのがこれですかと。
もし次がまた3ヶ月待たないとバージョンアップこない可能性まで考えられて絶望しかありません。


まあ、愚痴言ってないで郭淮使えばって言われそうですが自分のデッキに特化してるような身なので恐らく郭淮対決では勝てないので使えませんｗ
特に今は昇格戦も遠いし目標も無い状態ですし、単純に三国志が自分のやりたいことができて楽しかったのでやっていましたから不本意な形のデッキを使おうとするくらいならやってもなあってなりますし。もうカードの追加も無いと確約されてるゲームですしね。
ただ現実問題として自分のメインデッキでは魏武が入っていないタイプの郭淮ならばそれなりにはやれると思いますが、魏武型はほぼ勝てないんですよね。

もちろん勝てないデッキ相手に工夫して何とか戦えるよう考えていくのも対戦ゲームの醍醐味の一つだとは思います。元々前バージョンまででしたら、きっつい相性だと思っても色々試して頑張ろうって気概はあったつもりです。
ですが、今回の郭淮みたいな運営の悪意から生まれたような生命体相手にしてると不快感ばかりが前に出てきてしまってそういう気になれないんですよね。


そんなわけで長々と愚痴りましたが、こんなことばっか考えて修正にキレてたので三国志の全国のモチベがマイナスまで下がってます。
多分納得行く修正が入るかやる理由ができるかなんかの弾みでモチベが上がるまでは全国やらなそうなので、早く修正が入ってくれることを望みます。