七品常駐だった私が、六品に昇格するために気づいたポイントについてメモしておきます。
七品から抜け出したい初心者の方々の参考になれば幸いです。
■記事投稿の背景
全国対戦にデビュー。世界は広く険しく厳しい。あれよあれよという間に七品下位まで降格。
対戦経験数を積み重ねれば、勝手に品位なんて上がっていくよ!……そう思っていた時期が私にもありました。
時は経ち、100戦以上対戦経験がありながら未だ七品を抜け出せていない己に気づく。
『まるで成長していない……』
ここで下の君主情報をひと目御覧いただきたい。
目を通していただけただろうか。全国対戦で六品になってもお察しの勝率。
七品に常駐していた頃はもっと悲惨な勝率であった事は『推して知るべし』である。
「ダメだ、細かい点をひとつひとつ明確にして改善していかねば昇格できない!」
そう思い立ち自分の対戦動画記録、他の方々の動画を閲覧していき改善ポイントを多々発見。
『七品と六品では、プレイにどのような差があるのか?』
これを改善したら、六位に昇格できた!というポイントを記載しておきます。
■Point.1『無理な攻城はしない』
敵城近くまで来てしまうと、今更自城に戻るのも時間が勿体無いし、撤退してもいいからと攻城したくなります。しかし大抵は攻城しきれず撤退させられます。
自分の対戦を見返していると、勝っている対戦にはひとつ共通点がありました。勝利しているときは無闇に自軍の武将を撤退させず、自城に戻しています。敵城付近まで来ても、攻城が無理だと判断したら素直に後退しています。
この戦い方は諦めが良過ぎるような気もして躊躇しましたが、勝利している対戦が"無理な攻城をしていない"というのが共通項であった以上はこの戦法を採用せざる得ません。
実践しているうちに気づいたのですが、これが後々に記載するPointに繋がってきます。
■Point.2『エリア征圧を意識する』
無理な攻城をしなければ、当然攻城ゲージを削る機会も減ってくるわけで、自分も相手も両者が攻城をしなくなればジリ貧になりそうなものです。
ところがこの均衡を崩す要素があります。それが"エリア征圧による内乱ダメージ"です。
エリア征圧を有利に進めるためには巧く立ち回り、戦線を上げていく有利に展開していく必要があります。戦線を押し上げるには、武将の生存は重要になります。
無理な攻城は武将を減らすわけですから、自然と中央でのぶつかり合いでは不利になっていきます。不利になればエリア征圧されていき内乱でダメージを受ける。
気づけば攻城ゲージで差をつけられていて負けているという流れです。
相手の攻城ゲージを削る。自軍の攻城ゲージを守る。どちらにしてもエリア征圧は注視する必要が出てきます。
■Point.3『対戦相手のキーカードは積極的に倒す。自軍のキーカードは生存させる』
攻城ゲージを削るにはエリア征圧をする必要がある。エリア征圧するには戦線を押し上げる必要がある。
では戦線を押し上げる戦局を左右する要素は何でしょう?
そこで登場するのが"計略"です。
この計略をどう使うかが謂わばデッキのコンセプトであり、コンセプトに不可欠な武将がキーカードになります。
単純な話、このキーカードが重要な場面で撤退中であれば致命的な痛手に繋がりますし、逆に撤退させてしまえばこちらにとっては有利です。
私はとりあえず猪突猛進に「全隊全速前進!」をやりがちでした。
勝利している動画を確認すると、偶然にも相手のキーカードを撤退させ、これまた偶然にも自軍のキーカードが生存し続けていたことが共通項であることに気づきました。
■Point.4『低武力カードを無駄死にさせない』
低武力のカードは何も考えずに「全隊全速前進!」させて高武力と衝突でもしようものなら、「何の成果も挙げられませんでした!」になって蒸発します。
低武力に高武力との混戦を強いるとほぼ無駄死にです。七品のうちは低コストのカードまで細かく操作する余裕がなかったため、次のように扱いを決めていました。
・槍兵…画面端から敵城に特攻させて囮にする。もしくは混戦を避けて相手騎兵に迎撃でプレッシャーだけ与えていく。
・騎兵…画面端から敵城に特攻させて囮にする。もしくは相手武将をひたすら避けてエリア征圧をしていく。
・弓兵…画面端から敵城に特攻させて囮にする。もしくは後方からの射撃支援。
地味なようですが、自分がやられると中々に対処に手間取ったため、逆に自分がやる側に回ってみました。
囮のつもりが攻城成功なんてことになると、その微量なゲージ削りのおかげで戦局や勝敗が大きく揺らいだりします。
■Point.5『法具は<再起の法>と<増援の法>がオススメ』
あれこれ法具を使用しているうちに、自分が勝利している動画の大半は<再起の法>と<増援の法>を採用時であることが分かりました。
この二つの法具は非常にシンプルで使いやすいのが強味です。
<再起の法>は、攻め時にも守り時にも活躍してくれる便利な法具。
<増援の法>は、相手の予定が崩れて部隊を敵城まで一気に押し込みやすくなります。
他の法具が弱いわけではないですが、今の七品の自分には扱いきれていないのだろうという認識に至りました。
■Point.6『計略で対戦相手の足並みを乱す』
七品には所謂、強カードの"超絶強化"、"号令デッキ"を非常に多く見かけました。
強カードの計略を使われて、こだわりのMyデッキが縦横無尽に蹂躙される経験はもはや語るに語り尽くせぬほどあります。
上級者なら対策・対応できるのかもしれませんが、七品でそんなテクニックがあるわけもなく。
どうしたものかと他の方々の動画を眺めているうちに気づいたのが、相手の足並みを乱す計略の使い方です。代表的な計略では"挑発"でしょう。
正直、"挑発"の使い方は目から鱗でした。それまで「挑発に士気使用するくらいなら他の計略で武力上げるよ」と軽視して眼中になかったのです。対戦動画で挑発が使用されているのを見かける理由がようやく納得できた瞬間でもあります。
単純な使い方でも4つほど列挙できます。的確に使用すれば、消費士気以上の活躍を見込めます。
<挑発の使い方>
①突撃オーラを纏った騎兵を槍兵に誘導して迎撃。
②計略で強化された麻痺矢の弓兵を挑発で歩かせて射撃を止めさせる。
③攻城してくる超高武力の武将を城から引き剥がす。
④相手のキーカードが帰ろうとするのを引き止める。
■最期に
得意げに語っていますが、私自身未だに改善点が目白押しです。
神速騎馬で迎撃されて昇天したり、超絶強化した刹那に火計や落雷で焼かれたり。
気づいたら動かしてないカードがあったり、守城してるつもりが自城内にカードが戻ってたり。
再起の法を選択したと思って、天啓の幻で全軍撤退直後に法具発動。「残念!増援の法でした!」
……気まずそうな相手の動揺がカード操作越しに伝わってきて居た堪れなかったです。
昇格するにつれて七品下位の頃には気づかなかった三国志大戦の奥深さが垣間見えてきました。
そんな楽しさを共感していただけるプレイヤーの増える手助けになればと思い、記事作成に着手させて頂いた次第です。
長文となりましたが、ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
(※誤字等、読みにくい箇所がありましたら後で修正します)