どうも、巖壁将軍の張任です。
外伝まで一応読み終えたので一先ずの感想をば。
1番の見所は何と言っても最終盤、張任の忠義が行方。
大勢が決しながらも蜀の事を案じ、敢えて死地に赴く姿がとにかく格好良くてね…厳顔との最期の問答とかも最高。
全体を通してだと決して信念が振れず、感情に任せて戦うのでは無く知勇を振るう『将軍』の姿が印象的でした。
あと好印象だったのが蜀軍の描写。
敵だからといって悪し様に描かず相手の忠義や力を認める、悪役では無く敵役として存在したのが本当に良くて…
劉備の義心を認めながらそれでも忠義を尽くして蜀の為に闘うシーンなど、張任の魅力を高めてくれる良き相手役で御座いました。
また味方も相手に負けず劣らず魅力的で戦友として共に闘う厳顔や黄権に、悲壮感漂う蜀内部でなお単純を貫く様が輝く呉班、可愛い枠に戦士としての格好良さを持つ楊懐。
貴重なコメディ枠の呉蘭と雷銅、地味さと実直さで親しみやすさ抜群の呉懿など様々。李厳は…まぁ…なんだろ…
法正や李カイにも裏切者と罵られるシーンは有れど、彼等なりの思惑を語らせる事で単なる悪役に留めないのも素敵。
少し残念だったのは劉焉の出番でしょうか。
あの曲者振りが好きだったので1話で居なくなるのは残念でした…劉璋の劣等感に関しても早々に父親が消えたからか描写されなかったので単純に嫌な奴にしか見えず、あんまり彼の事が好きになれなかったんですよね。
元々原因があれども法正伝で盧氏を斬り殺した頃の印象も有って元々の好感度が低かったのも原因かも知れません。
それでも彼が最後に成長するシーンや異伝での張任との会話シーンとかは普通に好きなんですけど。
劉璋も楊懐みたいな友人や張任みたいに擬似親子の関係が産まれていれば変わったのかなぁとも思ったり。
兎も角。良き良き話なのは間違い無いので皆様も是非、最後まで張任伝を進めて下さい!
そして皆で『爺』の称号を得て付け替えやがれ!!!
やる予定なので、オススメの話数教えて頂けると嬉しいです♪
オススメなのはやはり最終話の3ですね
張任、穆皇后、劉璋が居ればイベントコンプ出来たと思います
後は異聞1の劉備軍マジ切れっぷりとかが印象的ですね
他の話だと厳顔、呉蘭、呉班、呉懿は出番多めなので話を見る時はとりあえず入れておいても良いと思います
反対に劉焉、キョセイ、法正、李厳は出番少なめでした
あとは2章の2だったかな…楊懐が切ない台詞言うのでオススメです