皆さん、「暴虐攻城兵」と聞いてどのようなイメージがありますか?
ほとんどの人は、「単純で面白みのない前出しデッキ」というイメージだと思います。
ですが、使ってみると導入は簡単ですが、一定以上上に行くにはスキルが必要で、
思っているより奥が深いデッキだと感じられるはずです。
なにより、一撃で勝負を決められるパワーと、城が盛大に割れる音に魅了されるのではないでしょうか。
参考:Aoi Yuki さん 城門特攻区星の攻城力(攻城力下方前)
暴虐攻城兵は初心者でも扱え、勝率が出せるいいデッキです。
「なかなか勝てなくて面白くない」、「パワーが足りない」という方はぜひこのガイドを読んで使ってみてください。
個人的にも、過去に昇格戦で詰まった時に助けてもらえたデッキなので思い出深いです。
■デッキの勝ち筋
端に寄せて前進し、敵城に張り付いて宝具+暴虐で敵城を落とす
■強み・弱み
強み:暴虐のコスパとパワー、使い方が分かりやすい、対策がない相手に勝ちやすい
弱み:対策(妨害、ダメ計、武力を上回れる計略)がある相手には基本勝てない、一定ランクから通用しない
■構築と選択理由
・董卓・華雄・区星・鄒氏
将器:
董卓(主:兵力、副:兵力)
華雄(主:攻撃、副:兵力or速度)
区星(主:速度or城門、副:攻城)
鄒氏(主:士気、副:兵力or速度)
群雄単のパワー型。素武力の高さでラインを押し上げやすい。
暴虐+華雄で超武力を作ったり、鄒氏で超絶を無力化したり、華雄で守ったりと一通りこなせる。
城門将器の区星は1回の攻城で95%~98.5%程のダメージを叩き出せ、劣勢からの大逆転も狙える。
攻城役の知力が低く、開幕事故やダメ計に弱いのがネック。
・董卓・陸遜・沈瑩・小喬
将器:
董卓(主:兵力、副:兵力)
陸遜(主:士気、副:兵力)
沈瑩(主:攻撃or地形、副:攻城or兵力)
小喬(主:士気、副:兵力)
呉との混合型。魅力盛り+征圧Bで開幕乙が決めやすいが、素武力は落ちる。
計略コンボで超武力は作れなくなったが、火計や浄化が使えるため、対応幅が増えた。
沈瑩は壁攻城1回で約48%のダメージが出るため、2回殴れたが攻城力が足りずカウンターで負けというパターンが起こりにくい。
群雄単と比較して素武力は落ちるため、馬壁+槍撃などの白兵力が大事になる。
■開幕の配置
右端or左端に配置。馬が操作しやすいよう、利き手が右なら左端、左なら右端に配置するとよい。
ただ、統計的に右利きの人のほうが多いため、読んで相手も(こちらから見て)左端に密集させてくることがある。
練度が高そうな相手の場合はあえて右端に置くのも手。
並び順は下記画像の通り。1槍は董卓のすぐ後ろに置いたほうがダメージをもらいにくい。
図では重ねて配置しているが、一度配置した後、カードを盤面から外せば重ねて置ける。
■宝具選択
増援一択。宝玉(解)は士・護or知。宝玉(装)は混色なら盟、単色なら活or癒。
ダメ計やケニア相手など、どうしても増援では厳しい場合は速軍、正兵、群雄or呉軍大攻勢、衝軍、征知などもあり。
■立ち回り
・開幕~進軍
董卓は塗って攻城兵の道を作る。
塗った後は城際の伏兵を探しつつ、相手の部隊に乱戦して兵種アクションを出させない(馬壁)ようにしたり、
無防備な部隊(孤立している弓、自部隊に乱戦している敵部隊)に突撃したりする。
槍2枚は槍出しを徹底しながら槍撃を出し、騎馬へのけん制+相手壁役への攻撃を行う。1槍は絶対に前に出てはいけない。
槍撃の1回あたりのダメージは微量だが、出し続けると馬鹿にならないダメージになるためきっちり行う。
攻城兵はまっすぐ敵城へ進軍するが、突出すると突撃をもらってしまうため、槍より前に出ないようにすること。
・敵城際~宝具+暴虐
敵城に攻城兵+2.5槍が貼り付いたら増援+暴虐を叩く。攻城兵と2.5槍は密着して貼るとよい。
増援を渋って城にたどり着くまでに部隊が落ちてしまっては本末転倒なため、兵力が2割を切ったら叩いてもよい。
ただし、董卓が迎撃された、槍消しを上手くやられて突撃をもらいすぎたなど、状況があまりにも悪い場合は
増援を叩かずに一時撤退の択を取るのもあり。
・暴虐叩いてから~終幕
暴虐を叩いたら、董卓は攻城兵と2.5槍に乱戦しに来る敵部隊に突撃を、1槍は敵騎馬へのけん制や横弓への妨害を行う。
門柵の内側にいる横弓に妨害しに行きたい場合は敵城深くまで差し込み、横にスライドすれば内側に入ることができる。
攻城兵と2.5槍は、基本は攻城(浅)にならない程度に浅く貼り付ける。
だが、相手の練度が高く、潜り槍出しでの迎撃や、部隊が落ちないよう守城ローテをしてカウンターを狙っている場合は、
一番深いところまで差し込んで乱戦からの守城ミスを狙うのもあり。
・開幕で落としきれなかった場合
部隊が復活したら再び開幕と同じ手順で攻城を狙う。
相手に呂布などの超絶強化持ちがいて暴虐が通りそうにない場合は、士気を溜めて誘惑or火計+暴虐を狙う。
騎馬単相手の場合は極力乱戦しないよう前に出て、乱戦して計略を叩かれたら、
華雄の車輪を回して車輪に隠れるようにするとラインが上がりやすい。
どうしても守りのターンをこなす必要がある場合は、素武力で部隊を落とさないよう守る。
計略を叩かないとどうしても守り切れない場合は、華雄・陸遜の計略を使うか、2~3部隊暴虐を叩いても良い。
華雄はローリスク・低士気で守れるためおすすめ。