むか~し、むかし、在るところに、
知力は3ながら、頓知が得意な小坊主さんがおりました。
その名を『ばっ休』と申します。
ある時、武安国寺の和尚さんは、仲の良い孟獲さんと、度々デッキを組んでいましたが、
出番が減るので小僧さんたちは面白くありません。
馬鉄「やれやれ。孟獲さんは2.5コスだからオイラたちが入る枠が無いや。」
帯来洞主「でも、和尚さんの知り合いだから、優先的に入るし、どうしよっか」
朱治「今度訪ねてきたら、うまく締め出せないかな?」
ばっ休「よし、考えてみよう」
ばっ休さんは座禅を組むと瞑想を始めました。
ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポクと公孫讃
~後日~
孟獲「なんだこりゃ?『けものの皮は立ち入り禁止』だって?
こりゃ、ばっ休さんだな。よーし。」
孟獲さんは貼り紙を見て、なにか対策を考えたようです。
ばっ休さん「孟獲さん、貼り紙を見ましたか?
けものの皮は立ち入り禁止ですよ。
その服はけものの皮で出来ているでしょ。」
孟獲「おやおや、ばっ休さん。
これがいけないんだったら、お寺にある太鼓はどうなんだい?
太鼓の皮はけものの皮で出来てるじゃないか?」
ばっ休「たしかにそうですね」
孟獲「分かったようならお邪魔するよ」
ばっ休「つまり孟獲さんは太鼓と同じだってんですね、みんな、それ」
帯来洞主、馬鉄「ワーッ」
ポカポカ ポカポカッ
孟獲「イタタ、なにをする!」
ばっ休さんは仲間と一緒に太鼓のバチで孟獲さんを叩いて追い出してしまいました。
こうして孟獲さんがいなくなり、普通の呂布ワラデッキができましたとさ。
ただし、帯来洞主はけものの皮の腰巻きをしていたのでデッキには入れませんでした。
めでたしめでたし。
★★★★★★★
頓知が得意な小坊主さんの噂は、とうとう皇帝様の耳にも入り、
ばっ休さんは皇帝様に呼び出されました。
袁術「ほう、おぬしが頓知が得意な小坊主とやらか?」
ばっ休さん「いささか評判が独り歩きしておりますが、少しばかり自信はあります。」
張勲「ふむう、ではしばらく我が軍にて奉公せよ。
群雄は知恵者が少ないのじゃ」
ばっ休「わかりました」
こうしてばっ休さんは、同じショタ仲間の馬鉄、帯来洞主、朱治らと共に皇帝様の身の回りのお世話をしました。
ある日、
ばっ休「あ、陛下、そのようなところで何をなさっているのです。」
皇帝様はプーさんの様に、ツボのハチミツを舐めていたのです。
袁術「こほん、これは薬なのじゃ。味は甘いが、子供が舐めると毒ゆえ死んでしまうから、お前たちは決して舐めてはいかんぞ」
その夜
ばっ休「あんな事いって一人占めしてたけど、みんなで食べてしまおう」
馬鉄「でもばっ休、後でこっぴどく怒られるぞ」
ばっ休「う~ん、少し考えてみるよ」
ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、
「ポク、悪いスライムじゃないよ」
チーン!
ばっ休さん「よし、大丈夫。みんなで食べてしまいましょう」
ハチミツをみんなで食べてしまったばっ休さん。
そこへ袁術がやって来ました。
袁術「ど、どうしたと言うのじゃ、みんな顔に白い布をかけて寝そべって!」
ばっ休さん「陛下、申し訳ありません。
掃除をしてたら、陛下の大事な玉璽を壊してしまいました」
袁術「ほっ、なんと!」
ばっ休「なので死んでお詫びしようと、ツボに入った毒をみんなで食べて、息絶えるのを待っているのです」
袁術「そうか、そう言う事か。
だが、ばっ休よ、あれは本当は毒では無いのじゃ。」
ばっ休「そうでしたか、では李儒様に本当の毒を」
袁術「よいよい、ワシもイラストが塚本陽子先生になって男前になったから許す。」
ばっ休「さすが陛下、ありがとうございます」
袁術「しかし、ハチミツは惜しいのう。
あれはワシの好物だったのじゃ。」
ばっ休「ならば陛下、みんなで集まりましょう」
袁術「どうする気じゃ」
ばっ休「密(みつ)です」
こうして、袁術一行は、密集したことでコロナにはかからなかったものの、ダメ計にはすっぽり入り、小池百合子知事にはこっぴどく怒られてしまいましたとさ。
めでたしめでたし。
頓智の利いた話ですなw
塚本陽子先生の新袁術も🍯なめたりしているのかな。
>楊狐さん
新袁術様もハチミツは舐めてると思いますが、絵面がキレイ。
UCとは、お笑い芸人とジャニーズ位の差があります。