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『携帯ゲーム史三国志』の話・2

by
四天王FAL
特イベ
特イベ
四天王FAL
【前回のあらすじ】
 
宿敵ゲームギアを破り、漢王朝を興したゲームボーイであったが、
長きにわたる支配は磐石ではなく、ついに民衆は、一大ブームに扇動されるのである。
黄巾の乱(たまごっちの台頭)である。
 
 
たまごっちはバンダイから発売された携帯型玩具で、モノクロ液晶画面でキャラクターを育てていくゲーム。
お手軽さ、小ささ、そして、みんながやっているとの大衆性から、爆発的ヒットとなる。
その流れにのって、デジタルモンスターやポケットピカチュウ、サンリオのキャラクターを使用したものや、ドラえもん型のドラウォッチなど、多くの優良亜種も発売したが、
ミニテトリスなど、育成ではないゲーム性をキーホルダーサイズにしたものも発売された。
 
これが結果、衰退したゲームボーイを再認識させるにいたったのである。
 
その後、黄巾の乱は、
乱世の奸雄曹操(ポケットモンスター)や、
名門エニックスの申し子(ドラクエモンスターズ)などのメガヒットがあり、
再度、携帯ゲーム機の市場が賑わったのである。
 
このブームに乗ってか、または次世代機戦争(スーパーファミコンの次の主権を争う新機種のシェア争い、セガサターン、プレイステーション、3DOの争いだが、3DOが消え、遅れてニンテンドー64が参戦する)にあてがって、
携帯ゲーム機も、古いゲームボーイを一新しようと、新たな勢力が参戦するのである。
それがネオジオポケット、ワンダースワンである。
 
全てのハードが当初はモノクロで発売したが、
先のネオジオポケットが発売するに辺り、ゲームボーイから、シリーズ最後のバージョンアップ機、『ゲームボーイカラー』が発売され、慌ててネオジオポケットもモノクロ版発売後すぐにカラー版を発表。
半年後に『ネオジオポケットカラー』を発売するが、ゲーム世論としてはブーイングで買い控えを誘発する。
 
その後、モノクロながらも、本体価格が非常に安く、単3電池1本で40時間余りも長持ちするワンダースワンが発売。
しかし、モノクロはやはり厳しいからと、その後、こちらもカラー版を発売するにいたった。 
 
ここで、
魏のゲームボーイカラー
蜀のネオジオポケット
呉のワンダースワンが出揃ったのである。

つづく
更新日時:2020/05/04 14:06
(作成日時:2020/05/04 14:05)
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コメント( 3 )
板尾の嫁
板尾の嫁
2020年5月4日 14時12分

(´◉◞౪◟◉)蜀がネオポケ…蜀がネオポケかー…
 
(´◉◞౪◟◉)まぁ「メモオフ」出したことは評価するけども…

四天王FAL
特イベ
特イベ
四天王FAL
2020年5月4日 14時28分

>板おっさん
( ´・ω・)y-~前回の記事で説明しましたが、シェア首位が魏で、それに対して反体制なのが蜀です。
次の記事で書きますが、『I,m not BOY』などのゲームボーイに対する宣戦布告など、間違いなくネオジオポケットが蜀です。
一方、ワンダースワンは最初から低価格省エネ路線で、端からゲームボーイと真っ向からやりあわず独自路線を根差しています。これもまた次回説明します。

でも、コメントがあれば自分の更新意欲が上がるのでありがたいです。

板尾の嫁
板尾の嫁
2020年5月4日 19時18分

(^ω^)せやった!キャッチコピーがギリギリ路線攻めてた!w

四天王FAL
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