2006

今ってめちゃいい環境なのでは?

by
依田芳人(Yorita Yoshito)
依田芳人(Yorita Yoshito)

どうもー、依田は芳人でしてー。


今日は一日、
頂上決戦や、youtubeに投稿された直近のプレイ動画を
色々と見漁っていました。


そうしていると
改めて思うことになるのですが、
今の環境ってすっごく良い環境ですよね。


こういうことをポロリと言うと
「孫呉の礎が―!」なんて言う人も出てくるかと思いますが、
『競技思考』で見た時の今の環境って
凄く良いものだと思います。
別に呉が強いからじゃないよ!!!



一般的に皆が言う「良環境」って、
「すべての勢力、デッキのパワーバランスが同じ」
って状況なんじゃないかな、と思います。


でもそれって、よく考えてみると、
極端な話「各武将の個性を極限まで薄くする」ことになるんですよね。
三国志大戦は魅力的な武将が多数存在する、
いわば「キャラゲー」であると同時に、
戦略や構築力、思考力、プレイングも
十二分に問われる「ガチ対戦ゲー」です。
それらを両立させなければならないということは、
必然的に各カードのパワーやステータスに
波が存在しなければなりません。


だからこそ、
こういったコンテンツにおける「良環境」というのは、

1.メタしやすく、わかりやすいパワーのある存在が居る

2.上の環境メタに汎用性がある(ピンポイントメタにならない)

3.3~4番手くらいからデッキ使用率に均衡が見られる


といったものだと自分は考えます。


まず①の要素ですが、
やっぱり環境を形成する上で、中心となる存在が必要です。
これが居ないと、各々が使いたいデッキを使えて良いと思うかもしれませんが、

「環境が変遷しないため、コンテンツのマンネリ化が進む」

「競技的な思考のプレイヤーが激減する」


といったことに繋がります。
どちらもコンテンツにおけるアクティブユーザーを維持するためには
非常に大事な要素だと思います。

「何故、競技思考のプレイヤーが減るんだ?」と思った方も居るとは思いますが、
対人ゲームなのに、対戦前の段階で
ただ構築単位で決まった動きをすることしか想定できず、
壁打ちをしているのに近い状況に
なると考えていただければいいかと。
それに加えて、
「勝ちたいからやってる」のに、
「勝つための労力(環境考察やデッキタイプ把握、自分のデッキの良し悪しの判断など)」の要求サンプル数が膨大になるので、
別ゲーへ流れていったりします。もちろん残る人も居るけどね。


そして②の要素ですが、
環境デッキは存在しなければならない、
でもそれがあまりに対策不可能なパワーだったとしたら、
それこそ環境デッキ以外のユーザーがゲームを楽しめなくなります。
その点に関しては、
結果的に今回のアプデの目玉にもなった
「孫呉の礎」という計略は、
書いてあること自体は頭悪いんですが、
対策や戦い方も意外と単純です。
僕より強い方々ばかりなので、
敢えてその手段について説明する必要はないと思いますが、
少なくとも前の無特技よりは
対応しやすいのではないかと(勝手に)思ってます。

で、その環境への対応方法として、
構築の内容を変えざるを得なくなることが
結構あると思うんですけど、
その結果、
対環境デッキ以外に腐って負けるようになるのでは
本末転倒なわけで・・・
だからこそ、メタが単純であり、
そのメタが構築の動きを窮屈にしないような
汎用性のとれるものである必要があります。



そして最後に③ですが、
①で説明したように環境デッキが1つ2つ存在し、
②のようにその対策が出来るという条件がそろっても、
その条件の揃うデッキ種が少なかったりすると、
結局同じ顔触れで対戦を繰り返すことになります。
そのため、使用率中位~下位のバランスはある程度均衡していた方がいいです。
この項はある意味①と②のまとめみたいな存在ですね。



これらを踏まえると、
今の環境って
「案外条件満たしてない?」と思いませんか?


桃園では毎日のように
「孫呉の礎」の話題を見かけますが、
多分、皆さんも当たることはあっても
毎戦毎戦・・・ではないと思いますし、
頂上決戦なんかを見てても
実はその割合って割と低いですよね。
(意図的に厳選されてる可能性はありますが・・・)


以上の理由から
今の環境って、すごい良いと思うんです。


そりゃ、好きな武将が
なかなか活かせない環境と感じる人も
居るかもしれませんが…


これだけは確実に言えますが、
全ユーザーが100%求める環境なんて
実現出来ません。

んなもん求めるなら
それこそ将棋でもやれって話ですが、
そんなん求めてくる人って、
将棋やらせたらやらせたで
もはや先手後手の差にもケチつけてきそうですよね…


と、なんか
環境褒めてたのに
見えない相手をdisってるみたいになったので
この話はここで終わります!w


折角昨日踏みとどまったのに
なんで今日また
闘争生みそうなこと
言ってんだ俺は!!!

精神的な若さ……なんですかね……



まぁ、
楽しむのが目的の「ゲーム」の話ですし、
賛否両論あって当然だと思います。
どんなに向かい風だろうと、
自分の好きな武将一筋で
環境に立ち向かってる人は、
それだけでもカッコイイと思います
し。

環境に関して各々思うところはあると思いますけど
各々が折り合いをつけて
楽しんで行けたらいいですね。


僕はこの環境を精一杯楽しんだ上で
どんどん上を目指していきたいです。



ではまた( •̀ᴗ•́ )/
更新日時:2019/08/21 00:29
(作成日時:2019/08/20 18:07)
コメント( 10 )
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依田芳人(Yorita Yoshito)
依田芳人(Yorita Yoshito)
2019年8月21日 11時29分

>がんがんさん
環境メタをその都度考えて握り続けるというのも一つの立派な戦略ですよね。
そういう人たちの存在もあるからこそ、環境の中心になるデッキは必要だと思います。
逆張りとは言いますけど、常に独創性を追い求めるのは他人と違う着眼点をもつきっかけにもなるので、僕は非常にいいことだと思いますけどね。皆同じ考え方じゃなくていい、それぞれが自分の正解を持つことが許されるのが構築型ゲームのいいところだと思います。大事なのは「自分はどうしてこうするのか」という理論やそこに至るまでの考察が生まれているかなんですよね。

金村保坂非道
金村保坂非道
2019年8月21日 16時7分

わたしは強い計略はOK、長い計略はNGという基本スタンスなので、今環境はOKですね。与えられた環境を楽しむだけですし(深く考えていない)

依田芳人(Yorita Yoshito)
依田芳人(Yorita Yoshito)
2019年8月21日 23時59分

>金村保坂非道さん
そんなスタンスでやれればいいですよね。俺も与えられた環境を楽しみたいタイプだから、どんな環境でもきっとやってると思いますが、まぁ実際問題皆がそうできるかってのは難しい話でしょうね(´×ω×`)

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