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入蜀の導きデッキ

by
斧男
斧男
こんばんは。斧男です。

今回のデッキのキーカードは「C劉璋」。

劉備に益州を明け渡し、様々な媒体で「無能」の烙印を押させることが多い武将です。
彼のエピソードといえば、叛旗を翻した張魯の母親(盧氏)を処刑したことと、劉備に降伏したことぐらいで、あまりぱっとしません。
ただ、劉備に降伏した理由が「民を苦しめたくない」ということだそうで、実に民思いの人物であったのかもしれません。

その後は荊州に移され、そこを呉に侵攻されるとそのまま呉に従い、戦で命を落とすことなく「病死」だというのですから、現代の感覚からすれば彼の人生はそれなりに幸せだったと言えるのではないでしょうか。

生まれた時代、就いた職業が違っていたら、その人柄は「素晴らしい」と認められたのかもしれません。

とはいえ、三国志時代の武将(君主)としての器量は平均以下とされてしまうのは仕方ないことです。某三国志シミュレーションゲームでも武力は(100を最高として)1桁台とぶっちぎりの低能力。

本作でも
武将コスト:2.5コスト 兵種:弓兵
武力:6 知力:6 征圧力:4 特技「魅力」
と、コスト比スペックは褒められたものではありません。(つーか酷い)
ただ、単純に兵種と武力だけを見れば、劉備(大徳)とタイマン勝負して追っ払える実力を持っているのは史実イメージにそぐわない気はしますが。

ということで、この武将を採用するのは計略目当てということになりますが、その計略がまた使いにくいもので

本人は漢軍所属なのに蜀限定の号令。
しかも範囲内の敵の蜀武将も強化。
発動後、自身撤退。
と、デメリットばかり目立つもの。

所持将器も、混色前提のカードなのに「同盟者」を持たない徹底っぷりで、これほど使いにくい要素満載なのは珍しいでしょう。
これだけのペナルティがあるならば、武力上昇はさぞ高いのかと思いきや、上昇値は7(2.5.0C現在)。
他の付加効果はなく、武力上昇のためだけに採用するには物足りないと言わざるを得ません。

それでも、折角だから使ってみようとデッキを作ってみました。

入蜀の導きデッキ。

同盟者は必須なので習氏を採用。
それだけでなく「入蜀の導き」を連続で使用するための間持たせとして「久遠の再会」を使うという理由もあります。
あとの3人はスペック要員です。別にUC以下の縛りを狙ったわけではありませんが、結果的にノンレアデッキになりました。
征圧0が2人もいますが初期征圧評価がBなのは、劉璋の数少ない利点ですね。

参考動画です。使いにくい「入蜀の導き」ですが、範囲は凄いことが確認できます。

今回は、戦友対戦の場をお借りいたしました。
マッチングしていただいた君主の皆様、ありがとうございました。

そして、プレイを終えてから気づいたことは。
やりたいことはほぼ全部UC司馬孚で可能でした!

劉璋という名前である以上、期待はしていませんが
あんまりだぁ!

さて、今宵はここまでにしとうございます。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。
更新日時:2019/06/11 01:09
(作成日時:2019/06/11 01:09)
コメント( 8 )
8件のコメントを全て表示する
斧男
斧男
2019年6月12日 0時22分

>斎藤成幸@ラクティスさん
コメントありがとうございます。三国志大戦3の屍孫堅は士気5で武力+10でしたね…。上方修正に期待しましょう。

ポキール
ポキール
2019年6月12日 9時51分

雷銅を黄月英、習氏を劉安楽にしたフルコンチックなデッキを考え、戦友でやったことあります。
そのままお蔵入りとなりましたがw

斧男
斧男
2019年6月13日 0時53分

>ポキールさん
コメントありがとうございます。黄月英はなかなか恐ろしいですね。ネタとして使うにしても、今の劉璋の能力では全国は厳しく思います…。

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