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甲陽軍鑑に名前の書かれている三国志の人物

by
内藤昌秀
内藤昌秀
甲陽軍鑑に名前が出てくる三国志の人物

どうも、内藤です。
内藤昌秀と言う武将の名前研究(後他3人の武将の名前探し追加)の為に武田氏の軍学書「甲陽軍鑑」を読んでいましたが、その中で
三国志の人物の名前が出てきます。
名前の出てきた人物が誰かを書こうと思います。
戦国大戦のBGMカードも追加されましたし、三国志大戦プレイヤーの方を武田沼に・・・ゲフンゲフン。
2006年から武田は好きです!内藤修理亮昌秀が好きです、はい。

その前に甲陽軍鑑とは。
武田氏の戦術や刑法に信玄勝頼の合戦記事等書かれている軍学書。
武将の逸話もまあ載っていたりする。
全五十九品(品第四十は上下であり)。
春日虎綱の口述を甥の春日惣次郎や家臣たちが書き記したものと言われている。
色んな人物の手に渡り最終的に小幡景憲が編纂したとか。
原本がボロボロで所々擦り切れて読めない!!って注釈もあるらしい。

年代に誤りがあり、山本勘助も創作じゃないのかとかあって偽書扱いされてきたが研究された結果、近年評価が変わってきて偽書扱いは大分撤廃された印象の書物である。全部が全部正しいことが書いてあるとは思ってない。
私も偽書扱いしてたことがあって数年前まで読んでませんでした、土に還ろう自分。

興味のある方は私の説明が間違っている可能性も否定できないので本を読んでみたり調べてみたりすると面白いと思います。


出てくる三国志の人物
私が見落としてるかもしれないので全員とは言えないですが、確認できた人物は
諸葛亮 司馬懿 陳琳 文帝(多分曹丕だよね?文帝だし)

品第九で恐らく三国志の人物の名前で最初に諸葛亮司馬懿の名前が出てきます。
信玄は唐の武将で言えば諸葛亮みたいなという感じか?
司馬懿はちょろっと出てくる感じになってます。
画像右下の方にある、線引いてないのは読んだ当時気付いてないから。

諸葛亮は後でも名前が出てきます、品第四十下の最初に諸葛孔明八陣図ってあります。
もしかしたら覚えてないだけでまだあるかもしれん。

品第四十で陳琳文帝と出てきます。
何て書いてあるのか、私は翻訳ができないので分からないんです!!
陳孔璋ってあるので陳琳の事なんですけど、陳琳死んだのって曹丕が皇帝になる前・・・
まあ分かりやすく文帝って書いたかもしれないね!



人物じゃないけどもしかしたら参考になってるもの
三国志呉史
ちくま学芸文庫の甲陽軍鑑現代訳品第二にあった。
でも「語に云く」って古文の方にある。
これは実際読んでもらって判断してもらうしかないかもしれない。


ちくま学芸文庫から品第十四まで翻訳されてる甲陽軍鑑があります。
あとは他に五十九品まで翻訳してあるのは一応手元にあるのですが、こちらは省略されてる部分が多くて困る。
品第十四まででいいならそちらを確実におススメします、司馬懿諸葛亮については載ってるし・・・。


以上、戦国時代に関わる書物に三国志の人物の名前が載っているという話でした。




活字だと陳じゃなく陣になってる陳琳・・・。

 
更新日時:2019/06/07 00:40
(作成日時:2019/06/07 00:40)
コメント( 2 )
後月
後月
2019年6月7日 16時3分

 高坂昌信さんの記憶違いが原因とかなんとか…
時代が下るにつれて正確になっていくあたりがそれっぽいと感じてます。

外から失礼しましたm(_ _)m。

内藤昌秀
内藤昌秀
2019年6月7日 20時12分

>>後月さん
コメントありがとうございます。
昔の事は間違ってるかもと香坂さん本人も認めてるらしいですよw
最近の事はかなり正確に書かれてるとテレビだったか本で読みました。

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