桃園の誓い

横光カードの引きを祈願して桃園の誓いのコマを
描いてみました。

絵の先生に指導していただいたんですけど
日本画の先生なのにまんがに偏見なくて
むしろノリノリで教えていただきました。

☆画用紙に鉛筆で下絵：墨汁に膠を1さじ程度
たらして主線。こうするとにじまなくなるそうです。

すずりでする固形の墨は膠が入っているので
そのまま使えるらしい。自分は家に膠がないので
先生の教室では墨汁＋膠で家では墨すってました。

☆関羽の椅子の下の所を気まぐれに岩絵具で
塗ってみたのですが絵具が流れる流れる。

「下に方解末（ザラザラの画材)塗っとかないと流れますね～」

と言ったら

「いや、流れるのは膠が弱いからです（にっこり）」

との事。次回から岩は膠マシマシにしよう。

☆後ろの幕を何も考えずに真っ赤に塗ったら

「強すぎます」

という事で青に変更。赤色の上に胡粉を
塗りその上から青色を塗ったのですが胡粉の塗りが
超へたくそムラムラ（右側の部分にその赤色の部分が
残ってたので画像切らずにのせてみました）
にもかかわらずこれだけ青く塗りかえできました。

下に胡粉塗ると彩度が上がってより鮮やかになります。

☆衣装の色が当初関羽は黒で決定、劉備と張飛は
ほぼ白にしようとしたら先生に

「なんか地味ですね」

と言われる。で、気づいたんですが劉備の
旗揚げって全員貧しくて美麗な衣装や鎧兜が
ないんですよね。そんな中で義兄弟の誓いを
盛り上げる為に桃園が選ばれてるんだなぁと。
三国志演義ってよくできてる。

ちな衣装は質素ながら絵として
みすぼらしくならないように
配慮しました。