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( ´・ω・)y-~日本一奇抜な大会・ディーノ茨木へ

by
四天王FAL
特イベ
特イベ
四天王FAL
三国志大戦における、三大奇祭。
 
関大前フタバボウルのフタバオフ、
今は無きスーパーヒーロー堅田の店舗大会、
そして、今回訪れた、ゲームディーノ茨木の店舗大会である。
 
過去には、画面を段ボールで覆い、ミニマップのみで戦う大会や、カードを直接触る事を禁止し、軍手、ピコピコハンマー、菜ばし、ぬいぐるみ越しに操作する大会などが開かれてきた。
 
そして今回、『計略を使うとその士気の分のお菓子を食べなきゃ操作禁止大会』が開催されるのである。
しかも2回目。
 
そんな天下にまれに見るイベントを、本来なら『痛ッ、OH! NO 余命』みたいな名前のプレイヤーが日記にしているずだが、
年末進行で忙しいみたいなので、
このような楽しいイベントを埋もれさせるのは甚だ残念であるため、自分が主観で書かせて頂く。
主観なので、呉の1.5槍がどうだとか、そう言う突っ込みはご遠慮いただこう。
(それは朱桓)
 
 
★★★★★★
 
 
三国志に大切なもの、それは兵の士気。
しかし、実際戦いの上で大事なのは他に兵糧。
かの劉邦が、宿敵項羽との戦いで負け続けながらも最後に勝利したのは、この、兵糧の管理による所が大きく、
漢王朝を興すにいたった3名臣として、
国士無双で有名な戦上手の『韓信』
その知略で側から補佐した『張良』にならび、
軍事物資を絶え間無く補給した『蕭何』が選ばれている。
 
つまり、士気の重要性と、兵糧の重要性を兼ねてプレイする事になる今回の大会、
実に良く考えられているのである。
 
 
ディーノ茨木には何度か大会参加させて貰っている自分は、朝から高速に乗って目的地へ向かうも、茨木インターから渋滞していたのでナビに頼って進むと、
ナビに入力した目的地に着くも見知らぬ土地……。
 
ここで初めて、今まで通っていた茨木駅前のディーノ茨木は、JR茨木駅ではなく、阪急茨木市駅だったと知る。
おぉ、無知は罪なり、早速進路を変え、ディーノに向かうも、なんだ、そんなに離れてないじゃないか。
 
 
ディーノに着くと、早速店員のチェリーさんがお菓子を準備していた。
 
これ程の量、余るんじゃないかと思ったが、むしろ足りないらしい。
さすが平成の蕭何である。
 
しかも、お菓子は自腹らしい。
それなら自分も差し入れしとくんだったな。(食べにくそうなお菓子を)
 
代わりにと、日清コラボのカップ麺セットを1ケース差し入れし、とりあえず三国志大戦をプレイ。
 
昼前に差し掛かると、人も集まってきて、知らない人に話しかけられるも、人違いだったらしく、驚いて去っていく。
しかし、後で「すみません、人違いでした」と謝りに来た。
 
偉いなぁ、自分は良く人違いされらが、大抵こういうケースは、
「間違えちゃったよギャハハ」と、離れた所で身内で笑い話にして済ますのが多いが、キチンと謝りに来る辺り、さすがディーノ茨木はモラルが成っている。
 
まあ、自分に似てる人って誰やねんと思ったりしつつ、義勇伝をやってたら、
RED EYEさんに、「なんで大阪まで来て義勇伝を?」と不思議がられたり、それを身内に「いや、別に義勇伝やってもいいでしょ((笑))」と突っ込まれたりしてたら、ようやく大会時間に。
 
昨日はフタバボウルで飲み会があったらしく、大阪の飲み会は非常にデンジャラスであって、参加した方々が皆、青ざめた顔をしていた。
隼子さんなんて、2リットルの水を持参で現れたし、いつもテンション低めな板尾の嫁さんも、ムロツヨシみたいな顔をしていた。
 
しかし、その飲み会を仕切っていた輝源氏ことしょうねん♪さんは、遅刻寸前ではあったが、ケロッとしており、どうやら、自分を含まない毒計略らしかった。
 
大会参加者は開始前まで募って、計16人。
 
大会のルールをざっくり説明してもらい、
 
筐体右に置かれた3つの箱。
『士気3』は、1つが士気3相当のお菓子。ぽたぽた焼や、森永エンゼルチョコパイなど、結構ボリューミー。
 
『士気2』は、パイの実二個入りや、うまい棒、ブラックサンダーなど。
 
『特殊』は、基本1個で士気1だが、リッツや、プチシリーズなど、1梱包に沢山入っているヤツは、梱包を開けてひとつにつき士気1、プリッツやポッキーは、2本で士気1。
 
ここで、プレイヤーはそれぞれ、士気計算に加え、菓子計算も想定していくのである。
 
なんやねん菓子計算って。
 
気楽に参加した自分は、参加者の上級者達が、このレギュレーションでいかに上手く立ち回るかを論議しあっている
 
さすがである。
こう言う所で差がついていくのである。
 
抽選も終わり、大会内容を書き出そうと思ったが、プレイは殆ど見てなくて、お菓子を食べる様ばかり見て笑っていたので、記憶にあるものをピックアップして紹介。
 
★一回戦第2試合
 
TkeR3さん VS お湿りなうさん
 
開幕から捨陣と群雄攻勢で、大幅にリードを取りに来るお湿り型開幕乙(ギャラリーが命名)に対し、呂布ワラのTkeRさん、
中盤、呂布の計略を使うと士気7分のお菓子を食べる間に呂布の計略時間が終わると言う、刹那さのあまりの切なさ炸裂。
プレイヤーにデッキバランスを示唆した一戦でした。
 
 
★一回戦第5試合
 
アッシュさん VS 板尾の嫁さん
 
板尾の嫁さんは、寡兵姜維、蜀祝融、攻城術張苞、趙累
 
攻城力高いキャラを蜀軍の大攻勢から押し出していくスタイルながら、士気を溜め込んでしまい、最後は負け確定時に士気を使ってゆっくりお菓子タイムをつくる哀愁プレイ。
お菓子を食べる事を意識してみんな、士気を使いにくい状況に陥る例となりました。
 
 
★一回戦第6試合
 
隼子さん VS ADSさん
 
夕べの飲み会参加者対決
 
お互い漢鳴デッキだが、士気4ずつ溜めるのが胃に堪える!
 
最後の攻防で、華陀からの皇甫嵩を繋ぐのに士気11必要な隼子さん。お菓子を詰め込みすぎてどうにもならない状況に。
 
一番インスタ映えする1枚となりました。
 
 
★一回戦第7試合
 
チェリーさん VS 氷姫さん
 
チェリーさんが晋の卑弥呼賈南風、
氷姫さんはいつもの漢鳴傾国。
 
賈南風は士気8、しかし計略時間が長いので、当座は前出しすれば良いとの戦略だったが、その前出し中に一騎討ちが起こる!
 
武力1の唐姫 VS 武力15の文欽
 
しかし、お菓子を食べきれないチェリーさん、操作禁止のまま一騎討ちが終わり、失敗、失敗、失敗、失敗、失敗。
敢えなく文欽は散ってしまいました。
 
その後もマウントを取り、卑弥呼の計略を使った際に一騎討ちが起こり、今度は操作が間に合うも動揺して負け、今大会を象徴するベストバウトになりました。
 
でもまあ、チェリーさん、三国志大戦を始めて一週間くらいらしいんで、ね。
 
 
★自分の試合
 
四天王FAL VS 輝源氏(しょうねん♪)さん
 
自分は、いつも通り回復の舞を。
閻行、朶思大王、EX貂蝉、攻城術ゴリ、王貴人、甘嫁
 
しょうねん♪さんは、
司馬師、胡奮、文欽、卑弥呼、司馬攸
 
開幕から柵側に3部隊と、逆サイドから槍1と伏兵で分けて攻めてくるのを、早速リードを取られるも、何だかんだでカウンターで舞う事に成功。
 
タイミングが悪かったら連環を叩いて舞うつもりだったが、幸いお菓子を食べる猶予があった。
自分はプチラング・ド・シャを開けて一気に詰め込む。
ある程度の攻城はバラけて戦う事で賄えたが、その後の卑弥呼で覚醒しながらの、司馬師の号令で槍3部隊が貼り付くのを先行して打った朶思大王の妨害のお陰で司馬師の号令はすぐ切れるも、お代わりに宝具と胡奮の計略、司馬師の攻城術で割り切られて負け。
 
 
やはり強豪プレイヤーは違った。
 
ちなみに自分のデッキは、お菓子を食べるレギュレーションにちなんで駄菓子漫画の『だがしかし』の貂蝉を入れていたのだが、誰にも気付かれなかった。
 
 
★一回戦第8試合
 
☆まっちさん VS sora.さん
 
まっちさんは流星デッキを使っていて、旗も小虎と周姫がTシャツを着ている珍しいもの。
 
sora.さんも呉単なのだが、まっちさんは、開幕に衝軍と馬周姫の号令でリードを奪い、その後は周瑜の赤壁で守っていくスタイル。
この戦略のすごい所は、赤壁は士気7だから、本来はお菓子を食べる猶予が厳しいのだが、ダメージ計略ゆえ、敵を撤退させての撤退カットインを出して猶予を作る流れ。
みんな良く考えてるなあ。
 
 
試合が進むと、やはり如何に計略を使うか、よりはお菓子をどう処理するかが、勝者に重くのし掛かる。
 
ADSさんは、昼にラーメンを食べてからの大会で、毎試合ペットボトルのお茶を1本飲んでいて腹がパンパンに。
 
ランカーのお湿りなうさんを制したのは十一州ながら、開幕のお湿り型開幕乙を凌いでからの賈南風が上手かった『奥州の独眼竜』さん。
彼も、賈南風での士気8が辛そう。
 
しかし、その独眼竜さんを制し、決勝にあがってきたのはやはり我らの爆ADOしょうねん♪。
晋対決に際立った戦略を備えていて、独眼竜さんが賈南風で士気8食べるのに苦しむ中、
しょうねん♪さんは、司馬師の岐略の赤青選択を、選ばず時間切れになれば必ず赤になる事を利用して余力を刈る。
 
が、選んだプリッツが辛い!
塩辛い!
食べるのにツラいねん♪
 
 
そう、みんな食べやすいものからチョイスしていった為、キツいものが残っていたのである。
 
2回戦の氷姫さんも、
「ブラックサンダー食べようとしたら中で溶けてて包装にくっついて出てこない」とか言っていた。
 
さすがの百戦錬磨たちも想像を上回る仕様に、当時の三国志の英雄たちの苦悩が思われる。
 
 
そんな大会も決着の時。
決勝は、
 
輝源氏(しょうねん♪)さん VS ADSさん
 
なんと、しょうねん♪さんは、フタバオフ、ADSさんは梅田オフなど、
関西では大規模なイベントを開催していて、
お二人とも主催神にて特別イベントを作成できる方がマッチング。
 
……まあ、自分も主催神&特別イベント開催者なんで、ディーノ茨木と合わせて四人も特別イベント開催者がいる大会。
 
しょうねん♪さんは、変わらず晋の卑弥呼司馬師、
ADSさんは漢鳴号令のデッキ。
 
試合開始前からADSさん、フードファイターの様な苦悶の表情を浮かべている。
 
漢鳴デッキの都合上、士気4を頻繁に摂取する必要があるのがツラい。
しょうねん♪さんは、前日の二日酔いもなく、ベストコンディションだが、
普段はあまりお菓子を食べないと言っていた。
 
さあ、強力な号令がぶつかるまでの下準備が必要な決勝戦、始まりです。
 
 
まずはADSさん、漢鳴らしからぬ、端に全部隊を並べて、敵城に到着するや黄祖の計略からの衝軍。
雑! 雑なスタイルで、攻城を取っていく。
これはADSさん、お腹が苦しすぎて、余力のある序盤に決着を着けたい考えか?
 
しかし、流石のしょうねんさんも、カウンターの卑弥呼からの、敵城にて晋軍の大攻勢からの司馬師。
恒例の、岐略を時間一杯溜め込んでのゆとりお菓子タイム。
大会レギュレーションもここまで進化したぁ。
 
が、ADSさん、お菓子を食べたくないのか、計略を渋る、むしろ使いたくないのか、見れば残るお菓子も結構ゴツい。
見てる間に城ダメージが止まらない。
 
今回の波乱の大会を制したのは、しょうねんさんでした、みんな拍手👏
 
 
やはり、『大会の1回戦の相手が優勝』のジンクスは、板尾の嫁さんよりは自分の能力であった。
 
 
後半はお腹の苦しさから、計略をためらう事になったり、
予想外に口に残るビスケット系、
チェリーさんの、「塩辛いお菓子と甘いお菓子を同時に食べるのが気持ち悪いから口に詰め込めない」と言う、個人の特徴など、
様々な思いを詰め込んで、大会は幕をひいた。
 
後はベトベトの手で操作したカードと盤面の掃除、そして食べかすがこぼれた始末に難儀するのであった。
 
チェリーさん「だからあんまりかのルール開催できないんですよ」
 
なるほど。
でも、大会でこんなにギャラリーが笑ったのも久々に見た。
 
日本一奇抜なルールをモットーにしてるかどうかは分からないが、ゲームディーノ茨木にはこれからもチャレンジ精神で頑張って貰いたい。
 
 
 
そういえば、大会中にあの、有名ランカー様からお声掛けいただいた。
そう、『お湿りなう』さんである。
自分の名前を覚えてたらしく、挨拶してくれるとは、やはりランカーは人格者じゃのう。
 
 
優勝したばかりのしょうねん♪さん
「油で手がベトベトねん♪」
 
はい、『おしぼりなう』
 
 
辛辣な板尾の嫁さんの脇腹を揉みまくる俺、
板尾の嫁「すぐボディタッチしてくる~」
 
『お触りなう』ねん。
 
 
大会内容は、しょうねん♪さんの配信でオープンレックで中継されてました。
アーカイブが残ってるかは解りませんが、みなさん、しょうねん♪さんのチャンネルを登録してください。
 
では、このへんで『おひらきなう』で。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
画像は士気11を詰め込んだ隼子さん
更新日時:2018/12/23 07:51
(作成日時:2018/12/23 07:51)
コメント( 6 )
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四天王FAL
特イベ
特イベ
四天王FAL
2018年12月24日 0時27分

( ´・ω・)y-~

>板尾の嫁さん
そのための趙累かと思ってたんですが、残りの武将がそんな感じでしたね。
でも、気楽に楽しめる感じの大会なんでオッケーでした。

>うさまるさん
コメントありがとうございます。
店員さんがフランクなんで、初めてでも大丈夫ですよ。

>奥州の独眼竜さん
みんなお菓子で腹が膨れて大変でしたからね。
一回戦負けはある意味ご褒美でした。

楊狐
楊狐
2018年12月25日 8時35分

駄菓子漫画の『だがしかし』の貂蝉を入れていたのだが、←
良いですなぁ。
優勝者は、かなりの量、お菓子を食べたってことですな。

四天王FAL
特イベ
特イベ
四天王FAL
2018年12月25日 16時50分

>楊狐さん
準優勝のADSさんが漢鳴の都合上、一番腹がパンパンだったはずです。
お茶も三本飲んでたので。
みんな「お菓子食べたい」とか言ってましたが、最後は無言でした。

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