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頭の柔らかい男

by
馬様
馬様
 みなさんおはこんばんちは
新型の神速号令を考えて
曹純を使ってみたものの効果時間が短くて使いこなせなかった私です。
ランカーさんなら使いこなせそう

ランカーというと!
三国志大戦はいろんな事やるゲームなだけあってほかのゲームより頭使ってそうですよね。

頭を使うというと!
三国志では誰が最も頭のキレる男なのでしょうか?


天下三分の計を成した
諸葛亮と言う人もいれば、
魏を作った
曹操と言う人もいるかもしれないし、
鮑信と言う人もここにいるかもしれません。


そんな中でも私が頭のキレると思う男



楊脩について

 魏では珍しい転移計。範囲は結構大きいが、本人は撤退してしまう。これだけで彼の主な出来事が分かるという秀逸なものだと思う。



楊脩(175-216)
 鶏肋(けいろく)の話は有名なエピソード。語呂がいいよね。ケイロク。「ようしゅう」と打ち、変換すると結構早い段階の変換候補で彼の名前が出てくる。禰衡に「許昌には孔融と楊脩しかいない。」といわれていた。ちなみに王陵と同僚である。



その1:曹操の言葉を読み取る。
 カードの裏面にも書いてあるように彼の有名なエピソードは鶏肋の話です。しかし、曹操に惜しまれたというのは演義での話。正史ではその才能を恐れられて処刑されてしまったという具合です。

 個人的には、この時すでに曹操に煙たがられている(理由は後述)楊脩たった一人の言葉で勝手に撤退するとは思えないので、曹操は普通に進言を受け容れたのだと思います。

 曹操は意識して鶏肋と言った説もありますが、どちらにしろ戦況を見てこの単語の一つの解釈にたどり着いたのが楊脩だけだとしたら、曹操は楊脩のことを恐ろしい才能だと思ったのでしょう。



その2:曹操とクイズをする。
 
その後、「世説新語」という本の中で曹操と楊修はクイズ的なものすごい速度で解いていきます。その中の一つで楊修は曹操に「お前の頭はわしの30里先をいくのだな。」と言われています。知力10の曹操より知力が高いとなると知力60って事なんですかね(探偵呂布並みの感想)。
 冗談は置いといて、この「世説新語」は小説ベースなものなのですが、中には一概に創作とは言えないものがあったり、三国志の時代からそう離れていない事から、当時の世間のイメージには近いと言われています。クイズの内容は是非調べてみてください。



その3:曹植と仲良くする。

 先ほどから曹操にあまり良く思われていないような楊修ですが、最初はその才能を買われ大切にされていました。
 しかし曹操が後継者を選ぶ際に賈クが長男である曹丕を推したことにより、曹植を推していた楊修は曹操にとって一気に脅威になりました。
 何かにつけて曹操は楊修を亡きものにしたかったようなので、それだけ楊修の才能は恐れられたんだと思います。


 結局のところ楊脩の実績はよくわからない止まりですが、日本の三国志文化は正史と演義ともろもろが混ざって形成されているので正史にあるないは無用な気もしますよね。花関索伝とかすごいですし。
 それにしても魏はやはり人材豊富ですね。混ざった碁を元通りできるほどの記憶力を持った王粲や、父の書庫にあった本の中身を暗記していた蔡エンなど能力の高い方が多いです。魏だけでなく張松や法正など優秀な人材がそこそこ分かれていたのも三国志の面白いところだと思います。


 それにしても
楊脩の入っているデッキというのはほぼ見ませんね。悲哀の舞でも最近ではデッキパーツほぼ決まっている感じですし。計略の範囲と発動後に撤退するというのが曹植と似ていますし、曹植は悲哀が範囲内だとセリフも変わるので面白いデッキができる気がしますけどね。

そんなコンセプトデッキもトップランカーならうまく使いこなせそう(小並感)
更新日時:2018/11/16 20:42
(作成日時:2018/11/16 20:42)
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 2 )
楊狐
楊狐
2018年11月18日 10時10分

その時代、その立場によっては頭が良すぎるのも考え物ですな。

馬様
馬様
2018年11月19日 9時38分

>>楊狐さん
まさにその通りですね。出る杭は打たれるというのは昔から変わらないのかもしれませんね。

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