三国志大戦の思い出　その１　（三国志大戦１　UCジュンユウ）

こんばんは。斧男です。
今回は、私が三国志大戦で強く思い出に残っていることをお話しさせていただきます。

私が三国志大戦をはじめたきっかけは、友人に誘われてでした。時期としては、三国志大戦１の、R田豊の投獄が解禁されたくらいのタイミングだったと思います。
しかし、当時の私は三国志に関する知識がほとんどなく、劉備・関羽・張飛の３兄弟と、呂布くらいしか名前も知りませんでした。
「三国志大戦を題材にした面白いカードゲームがある」と誘われたものの、日本の戦国時代なら多少知識があって興味を持てますが、三国志はなぁ…。と、最初はあまり乗り気でなかったことは覚えています。

ところが、いざゲームを始めてみると、盤面で実際の武将カードを動かし、リアルタイムで画面に動きが反映される対戦ゲームという斬新なシステムに、初回のプレイですっかり魅了されてしまいました。
友人から余ってるカードをいくばくか貰い、数回のチュートリアルをこなして基本ルールを覚え、いざ全国対戦！と勢いこんでみたものの、カードの動かしかたを少し学んだ程度の初心者にとって、全国対戦は非常に厳しいものでした。こちらのスターター＋αというデッキに対して、マッチングするのは勢力も揃い、レアリティも高いカードばかり。
神速の大号令に攪乱され、麻痺矢デッキに完封され、攻城兵のSR甘寧の端攻城で、試合開始１０カウント程度で落城させられ（友人に大笑いされました）、連敗に次ぐ連敗。湯水のように消える３００円。（三国志大戦１の時代は、３００円で１戦。勝てば次は２００円、また勝てば次は１００円。負けたらそこでゲームオーバーという、お財布が厳しい仕様でした）おそらく１０連敗以上はしていたと思います。どうやったら勝てるのか見当もつかない状態でした。

そのようなときに引いたのが「UCジュンユウ」でした。武力は低いですが、計略は士気７の「大水計」と、なにやらすごそうな予感です。
さっそくデッキに組み込み、全国対戦を挑みました。その時の最初の試合で、相手と一進一退の攻防をくりひろげながら試合が進み、「大水計」の計略範囲横一列に並んだ敵に向かって「今だ！」と計略を発動。すると、次々と敵武将が撤退していくではありませんか。
その時の私は「すげー！」と大興奮。再起の法で敵軍は復活しましたが、（そのころの再起は復活秒数減ではなく、即時復活だったので強力でしたね）引き付けてからの「大水計」で再び敵軍はほぼ壊滅。記念すべき初勝利をあげることができたのです。
後から思えば、このように「大水計」を２連続で横並びに受けた相手こそ、まさしく当時の私と同程度の実力だったのでしょう。

それからしばらくの間、UCジュンユウは私のデッキの守護神として活躍してくれました。
「流せば勝てる」という図式はデッキを運用するうえでとても分かりやすく、負けるときは「大水計」を狙いすぎてUCジュンユウが撤退する、といった具合に反省がしやすいところも、使い続ける理由になっていたと思います。
しかし、ランクが上がるにつれ、「大水計」一本では通用しない相手が増えてきました。部隊を縦に分けて進軍され、「大水計」を活用できないまま負ける試合が多くなり、「このレベルでは大水計は通用しないんだ」と、思い込んで泣く泣く別れを告げた記憶があります。
当然、初心者レベルの私の部隊運用では、こちらの動きで相手のラインを調節する芸当ができず、相手が横に並ぶのを待つだけだったのが原因なのですが。
もっと修行をすれば、「大水計」で戦えていたと思います。（他の勝ち筋は必要でしょうが）

UCジュンユウは、現在はほとんど使っていませんが、それでも三国志大戦初勝利を飾ったカードとして、私の心に深く刻み込まれているカードのひとつであることは今でも変わりません。たまに、昔のことを思い出しながら使用している。好きなカードのひとつです。

皆様は、思い出のカードはありますでしょうか。

さて、今回はここまでです。思い出に付き合ってくださった皆様、ありがとうございました。