はじめまして、君主名は憂醒こと条野と申します。先日9月22日(土)に開催されたイベント
『三国志大戦キャラバン』in愛知に出陣してきました!司馬昭好きの私が心の中でいいねを連打した現地の雰囲気を、過去イベントの情報を交えつつ詳細にお伝えできるよう文章を書いていきますので、しばしの間お付き合いいただければ幸いです。
司馬師だけに
────────────────────────────────────────────────
開会前
まずは新幹線で名古屋へ向かいます。着くまでに覚醒レベル3までたまっているといいね!上は当日首からかけていた名札なのですが、まったく役に立ってくれませんでした(後述)。
まずは名古屋駅でフォロワーさんと合流し、会場の名古屋レジャーランドささしま店に到着。開会一時間ほど前に大戦コーナーを発見したときにはすでに
芋洗い場と化していました。ある意味コミケの方が芋より人間に近いです。
というのも対戦交流会参加票や上位トーナメント参加票、ぷちきゃらうちわ(他キャラバンでも配布されていた、さんぽけの起動画面をスタッフに見せるとゲットできるもの)をもらおうにも、整列しているのかすら分からない状態。我々はなんとか波に乗り入手できたものの、正直この流れで合ってるのか?どこへ漂着するのか?と困惑していました。交流会参加表が不足しスタッフが増刷しに走り、うちわが品切れになるなど、運営の想定を大きく上回る参加者数だったようです。名札やバッグにつけたカードを目印にフォロワーさんを探そうにも胸元が見えないので、
「脳天に好きなカードを立てよう」「マイデッキ全部並べたらだいぶキテますね」「ワラでいきましょう」と開催前から精神的にほろ苦い笑いが出るほど。この先生き残れるか不安感が募ります。
このときのため私が蓄えてきた貯めじゃんけん力(後述)が低下するので早く腰を落ち着けたい。
早く座してキャラバンバナーの司馬昭を見つめていたい。(繰り返しますが筆者は司馬昭推しの重度の美青年ファンです)
────────────────────────────────────────────────
開会
そして満を持して開会に向け、一同着席……
できませんでした。
バッグを抱えて百均折りたたみ座蒲団に体育座りしたはいいものの、足を伸ばせないのでバランスがとれない、ならばと小さく胡座をかくと手で身体を支えざるをえず、後方は立ちっぱなしという、もはや言語を絶するすし詰め状態。ゲーセンなのに暑い。これはゲーセンに傑集した君主たちの大戦愛の熱か!?大戦雲か!?おそらく次回の三生で映される写真では伝わらないでしょう、この多勢の大号令。それもまあしかたがない。
大戦はeスポーツです。さすが尾張名古屋は城でもつ!
人は石垣人は芋!
開始予定の午後一時を大幅に過ぎ、ついにイベントが始まりました。本日のゲストは
花田勝氏、イラストレーターの萩谷薫先生、声優の松田裕市さん、MC担当クロイワザリガニさんです。
────────────────────────────────────────────────
トークコーナー
①イラストレーターのお仕事
まずはゲストの方々のご紹介、
運営が出し渋っているカード制作の裏話から。
イラストレーターの萩谷薫先生が手掛けられたカードが大モニターに映し出されます。
一枚目のスライドは
王異と
馬謖。アーケード版とさんぽけ版計四枚ずつの紹介です。王異は計略・イラストともに三国志大戦第一弾の目玉女性武将でしたね。しかしこの二人の組み合わせ、稼働初期が意味深に懐かしくなります。
斬られた馬謖が泣いて王異が育つあの哀しいデッキです。
勝氏「さんぽけ版の馬謖はいかにも山登りそうな」
クロイワさん「 『
あの山登ろうぜ!』ってやってるような、この右手はそうなんですね?わかりませんけど」
やはりヘイヘイあの山登ろうぜカモーン!ってノリなんですねわかりませんけど。
馬謖王異の闇がMCクロイワザリガニさんの明るさで吹き飛びます。松田裕市さんは「意外だと思われるかもしれませんが」とUC劉封、勝氏はR馬謖がお気に入りだそうです。
カード紹介が終わると、なんと
司馬昭の「イラスト概要書」なるスライドが公開されました。はあああんんん?!これは大戦の歴史上前代未聞ではないでしょうか!?概要書!???発注のときの???
そうそうこれこれ
こういうのが知りたかったんだよ!!!(座っている位置と動揺のあまりボケボケの写真)
という情報がスライド二枚に鮨の如く詰め込まれていました。個人的には見た目で予想できる一族モチーフ(陸家のアオザイ、孫家の血縁または重臣にのみ許された白虎のファーについてはSEGAスタッフ様のお墨付きです)はもちろん、公式見解のキャラクターイメージや性格、年齢、一人称
(大戦での一人称のゆらぎは恒例のため)が本っっ当に知りたかったので、
画集とは別に設定資料集も売ってください!!後生ですから……
ここでカード完成までにイラストレーターさんが携わる作業工程が明らかにされました。
まずSEGA開発チームから発注書(Excelファイルのイラスト概要書)が送られてきます。
↓
発注書などに従いラフ画を描き起こします。
『三国志大戦×人形劇コラボ』in長野では、イラストレーターの紺藤ココン先生が「馬休・馬鉄兄弟については歴史を調べたり民族衣装を参考にデザインした」と仰っていたので、
イラストレーターさんも概要書の情報に限らずご自身で背景を調べ、創意工夫なさっているのです!
↓
デジタルのラフ画やイメージの補足文(画集第一弾の巻末にある設定資料?)を第一稿として提出、開発チームからチェックが入ります(『もう少し若く』、『勢いをつけて』など)。この繰り返しでイラストが完成するのですが、特に
女性武将についてはチェックが厳しく、萩谷先生の場合はSR王異が大変だったそうです。
また発注段階ではレアリティは伝えられていない(広報1号さんの言ではまだ決まっていない)ものの、イラストレーターさんは設定事項の細かさや武将の知名度で察することができるようですが、風間雷太先生がTwitterで陸抗・羊祜のイラストとともに「SRだと思って描いたらRでした」と呟いていらしたところからすると、R以上は見極めが難しいようですね。
イラストレーターさんによっては「このカードはたぶんRだろうが、SRになりませんか」とレアリティ変更交渉を運営に持ちかけるという意外なお話も聞けました。
ちなみに『さんぽけ×横浜中華街』コラボイベントで聞いたところでは、
発注書の内容とまったく違うデザインを提出してくる(でも格好いいから採用になる)イラストレーターさんもいらっしゃるとか……(SEGAスタッフ様談)
後々画集に掲載されるであろう司馬昭のノーカット版イラストも公開。隠れてしまったマントや剣など、貴重なトリミング前の全体像を先行公開してくれたSEGAに感謝です!
②声優のお仕事
お次は本日のゲスト・松田裕市さんが声を担当されたUC楽綝のボイス台本(実際の台本とは異なる)がモニターに映し出されます。早速松田さんが
「先陣切って、武功を上げに行くぞ!!」と開戦セリフを勇ましく再現してくださる現地イベントならではのサービスがありました。
三点リーダや!?までかなり細かく指定されているのですね(!の後の全角スペースは間を取る意ではなく書式です、念のため)。楽綝については、父のR楽進(CV: 武内駿輔さん)のかなり低い声に近づけ、武闘派なので力強く演じられたそうです。また全般的な演技において、セリフが発せられる状況(一騎討ち勝利時に腕を上げるなど)を意識して声を吹き込んでいるとのこと。
また全武将の台本には共通して、特技(伏兵)追加などエラッタに備えた控えや砦攻略時に使われるかもしれないセリフが入っているものの、広報1号さんいわくまず七割は使われないらしいです。
ボイスコレクションCD、それが無理なら設定資料集への全セリフ掲載を切に希望します!!
楽綝については用途不明未使用のセリフが二つ載っていました。二度と日の目を浴びることのないかもしれないボイスを実演してくださった松田さん、ありがとうございます!
①
「二代目の底力、見せてやるぜ!」
三国志大戦5に特技猛襲(伏兵の武力差ダメージ版)が追加されることは無いでしょうから、これは例の控え枠ですかね。現スペックで伏兵持ちは強すぎるので勘弁してください。
②
「ハックション!……裸はさすがに堪えるぜ……」
このセリフを見て松田さんは「これは僕も最初ディレクターさんに聞きました。これどういうシチュエーションですか?
服着てますよ?」、「これで結構バカなキャラなのかな?と思いました」とのご感想。楽綝は熱血でお調子者な一面が魅力的でもありますよね。
が、実はこれ
『楽綝が祁山の戦いにおいて北伐中の諸葛亮軍に敗北し捕らえられた際、裸にされ顔に墨を塗られて返された』という逸話に基づいています。「お前の顔に墨塗ってやる!」の元ネタもこれです。
このセリフで撤退したらあまりにも面子が立たない、ということで没になったのかもしれませんけれど、ボイス作成者さん、収録時にはどうかセリフ内容の経緯まで声優さんに伝えてください。義勇ロード晋伝での描写も合わさって、楽綝のイメージが大幅に変わってしまいますので……いや、最初から松田さんにはちゃんとこのエピソードが伝えられていて、本来は非常に真面目で頭の切れる性格であるという機密事項を運営から口止めされており、あえてギャグキャラとして強調なさったのか?(深読み)
しかし裸でとぼとぼ帰る魏五子の二代目楽綝は少し見たい気もします。
そいつはさすがに堪えるぜ……
公開された台本にはさんぽけ武将登用、戦闘勝利とレベルアップ(戦国大戦の熟練度上昇ボイスの名残か)時のセリフが載っておりませんね。アーケードとアプリのサービス開始に間がある関係で後録りなのか、今回のスライドでは略されているのか、気になるところです。ただ「二代目の底力~」はさんぽけの武将登用時のセリフに転用できそうです。ぽけ楽綝の参戦が待ち遠しいですね。
ここで萩谷先生が持参なさった色紙に加え追加で一枚描いてくださるというリクエスト企画が行われました!気になる武将は挙手により
花鬘に決定。萩谷先生、この段階ですでに王元姫・王異・閻行の色紙三枚を描き上げていらっしゃったのですね。もはやすごいとしか言いようがない……
────────────────────────────────────────────────
大戦交流会
ゲストの花田勝氏や松田裕市さん、広報1号さん達と、階級を問わず、また相手を指名して対戦できます。勝利すれば「広報狩」か「ゲスト狩」のレア称号が授与される貴重な機会です!
初戦の花田勝氏は
萩谷先生が描かれたカード単デッキ!
さすが勝氏、味なことをやってくださいますね。早くも馬謖を斬って王異が強くなる、美麗で心理的に複雑なデッキの登場です。戯志才の後方指揮で繋ぎつつ王異を育てようとしたものの、徐夫人や徐盛らに翻弄され、劉封で防ごうにもラインを維持できず対戦相手のたにぐち君主の勝利。ここで馬謖を斬らなかったのは萩谷先生へのお心遣いだったのでしょうか……?
松裕君主(松田裕市さん)は交流会を通して呂凱入り四枚関羽白銀デッキ。
広報1号君主は群雄4枚全凸デッキ。
勝氏は馬倫入り(この点を覚えておきましょう)R弓呂布デッキ、脱兎遁走戦法塗れ塗れデッキほか、ネタからガチまで広く衆目を楽しませてくださいました。
交流対戦会の結果は10戦中挑戦者君主が7勝。他のキャラバンとは異なり運営側が負ける対戦が多く、称号の大盤振る舞いだったそうです。広報1号さんがマッチング画面を見た瞬間に項垂れたり全部隊撤退中盤面に力なく伏したり、運営組が初勝利した際にはハイタッチが飛び出すコミカルな場面もありました。
全国大会とは違って観客はプレイ中の君主の背後に位置取り、またヘッドホンがないので、不慮の事故で思わず声を出してしまう君主の方々など、大会とは無縁の私にとっては非常に身近に感じられる空間でした。ただしこの一体感が裏目に出て、後述の上位トーナメントにおいて、ああああ♡君主がケアレスミスをしてしまったときには狭い会場内に「ああああ~……」とハートを失った悲哀の声がむなしく響くシーンもありました。
見事勝利し特殊称号を獲得された君主様方、おめでとうござます!
上位選抜トーナメントに入る前に十五分の休憩が入り、来場者アンケート特典としてご当地称号『味噌カツ将軍』が入手できるQRコードがポスター・スクリーンに貼り出されました。コードをスキャンし、WEBアンケートに回答。この後Aimeをカードリーダーにかざせば申請は完了です。
ここで今後のキャラバンに参加される方にご注意!WEBアンケートの回答を送信しただけでは称号が獲得できません。閉会後承認用Aimeリーダーが非常に目立たない場所に移動されており、残念ながら称号を獲り逃してしまった方が多かったようです。できれば行列覚悟で休憩中に済ませておきましょう。
ここでなんと萩谷先生がSR花鬘に加えもう一枚描いてくださるというサプライズがありました!馬謖や戯志才といった声に加え甲斐姫、R幸村、甘粕、秀吉など戦国武将が乱立、時代を越えた大決戦が繰り広げられました。広報1号さんが「
もう全部傑集して毛利勝永でいいですか」と投げ槍気味になる始末。三国志でも大人気だよやったね勝永!結局希望者間の熱いじゃんけんの結果、
R真田幸村(武田家)が追加で描いていただけることになりました。一応断っておきますが、これ三国志大戦のイベントですからね。
今までの三国志大戦イベントサイン会でことごとく真田家のカードを持ち込んだ私が言えた立場ではありません
────────────────────────────────────────────────
質問コーナー
上位トーナメント出場者の選考中に質問コーナーが設けられました。以下発言者様のお名前を頭一文字で略させていただきつつ、プライベートに接触する質問一つを除いてすべて紹介します。私がうまく聞き取れなかったご回答が多々ございまして、回答内容や発言者様に誤りがあるかと思いますが、何卒ご了承ください。
花田勝氏宛
Q.結婚したい大戦キャラは誰ですか?
A.「いや結婚って、いないよ!?結婚!?結婚はしないけど、結婚って無理にだよ!?……馬倫……王異かな?…………あー劉封で!!」
先程の交流対戦会でも馬倫連打しておりましたよね?
Q.
今Ver.で意外と強かったと思うカードはどれですか?
A.「UC李堪、あとはR臨機陸抗」
萩谷薫先生宛
Q.
イラストを描くときに使っているソフトは何ですか?また、描くときのこだわりはありますか?
A.「Painterと、調整でPhotoshopを使っています。こだわりは武将のキャラクター性と、渋めの色を使うことです」
Q.
描いていて楽しいのはどんなキャラクターですか?
萩「モフモフしたものを着ているのが好きみたいです」
花「萩谷先生は綺麗所が多いですよね」
松「でも見たくないですか!?萩谷先生の描かれたごついキャラ。
兀突骨とか!!」
花「兀突骨(笑)」
ク「どんな兀突骨になるんですかね(笑)」
言われてみれば孫権も司馬昭も王元姫も花鬘もモフモフ要素がありますね。気付けなかった……
Q
.馬謖の年齢は何歳ですか?
A.
萩「確か設定があった気がします……」
広「山頂に布陣をするくらいという指示だったかと」
ク「山に登るくらいの年齢だそうです!」
馬謖が登山して斬られたとき彼は38歳です。
松田裕市さん宛
Q.
松田さんはご自身で演じられたカードを使いますか?
A.
花「江越くん(※江越彬紀さん)は自分の声が筐体から聞こえてくるのは嫌だから使わないって言ってたけど」
松「僕のは上の階級だと通用しないので、戦友対戦で使っています。楽綝とか。でも戦友だと逆に上の階級に当たるので、いつもボコボコにされています」
声優業とガチ大戦プレイヤーの顔を確固と使い分けている松田さん、かっこいいですね。
Q
.三国志大戦で演じてみたい武将は誰ですか?
A.「今蜀を使っているので蜀の武将をやりたいですが、僕は声優としてはまだまだなので、2.5コストは畏れ多く……2コスト槍、関平を演じてみたいですね」
ぜひ松田さんが全国対戦で使えるような蜀の強カードをお願いします運営さん!
広報1号さん宛
Q.
マスク暑くないですか?
A.
広「
暑いですよ」
花「広報さん逆ギレしてますよ(笑)広報さん、タクシーの中でマスク半脱ぎしてたんですよ。運転手さんに襲わないので安心してくださいって」
広「(マスクをつけているのは)
いやちょっと……実家で、家族との都合で、バレるんで……」
Q.
飛ばない呂布はもう出ないんですか?
A.
花「3の頃にいたんですよね、『天下無双』で飛ばない呂布が。あれ(『天下無双・飛』)飛ぶ要素にも良し悪しがあるから。飛んだ先に槍がいたりするとね。LEが出る時に飛ばないんじゃ?とか言われてたし、俺も触ってみたい」
広「
飛ばない呂布はただの呂布」
一同「(笑)」
勝「だからその呂布を使いたいんだよこっちは!」
広「三国志大戦は一年二年で終わるタイトルではないと思っているので、出し惜しみ……ではないですが小出しに、少しずつカードを増やせるように、と開発も意識しています」
飛ばない呂布は三国志大戦旧作の士気6計略「天下無双(武力・速度・知力上昇、兵力回復)」持ちの呂布を指します。
────────────────────────────────────────────────
上位選抜トーナメント
そして大盛り上がり必至の上位選抜トーナメント!組み合わせは表の通り。
全国ランキングや頂上対決などでお馴染みの君主の方々が集結した、エリア大会どころか
全国大会の様相すら呈している恐ろしいトーナメントです。なんと全員12州以上。ほぼ十三州。
こわい。
チームでお越しの方が多かったようで、メンバー同士の対決になってしまうことも多々見受けられました。しかも
負けた方がチームを脱退するという闇のデュエル(冗談に聞こえません)が勃発。地元の方は二名だけだそうですが、これ本当に地方イベントですか?
対戦は二組ずつでどちらかをメイン観戦する方式ですが、メインモニターの両脇に設置されているサブモニターがちょうど座った目線の高さに合っており両方観やすかったです。ですが、片や王異と小喬の竜徹先生美少女が一試合に二度も一騎討ちしたり、片や反計持ちが三英傑を封殺するなど、個人的には非常に目が忙しかったです。闇のデュエル後の感想で「負けました」
「お疲れさまでした」と底冷えする笑みを浮かべながら会釈するランカーの方々、これが王者の決断というやつなのでしょうか……
決勝に進んだのは
礎郭嘉R王異デッキの天零君主と、
巨虎デッキの忍野忍君主。上方修正で攻守ともに重厚感の増した巨虎と礎&R王異の打ち合いが続き、膠着状態になります。天零君主は礎で郭嘉を切りますが孫権もちゃんと落とし、両君主一歩も譲りません。そこでR馬李典(勝氏いわく嫌らしいカード)の端攻めが利き、加えて易々と号令を打たせない状況に。しかし孫権と李典の間にしっかり槍を起き、忍野君主も簡単には反計を許しません。後半の流れは礎からの王異目覚めコンボ→巨虎の後打ちが多く、最後はラインを上げてからの蒼巨虎を
目覚め王異による三部隊撃破で打ち破った
天零君主が勝利しました。
見事優勝した天零君主には特別称号の「
将星」と王元姫の色紙が授与されました。
天零君主、おめでとうございます!
一試合ずつ書くときりがありませんが、どれも熱い戦いでした。特に注目を浴びていたカードは巨虎孫権とR王異、そして衛瓘の三人でしょう。荀彧やはたらく李典ら反計計略持ちをどう守り防ぐか。巨虎の赤青をどう凌ぐか。王異入りデッキ同士の対決でどう対策するか。あえて号令を反計させるなど、ハイレベルな駆け引きは見応え抜群でした。
ちなみに純正晋デッキはその日
一度も使われませんでした。キャラバンの司馬兄弟バナーがもの悲しい。
────────────────────────────────────────────────
色紙・サインじゃんけん争奪戦
さて、ここから私的な話となり大変恐縮ですが、私は美青年ファンを自称しており司馬昭が大戦2の頃から大大大好きなので、ガチで獲りに行きました。色紙お持ち帰りセット(後述)も準備万端です。某所で「司馬昭 色紙」と検索すればじゃんけん大会への意気込みは明らかなので割愛します。
まず三枚は交流対戦会やトーナメントに参加されなかった方の中からクジで三名選ぶはずだったものの、お帰りになってしまったのか名前を呼んでもいらっしゃらないというケースが多発。いや当たるチャンスが増えたとは思っていませんよ。思ってませんとも。まさかクジで3/8が選ばれるとは予想だにせずクジ運の上がるお寺に参拝なんかしてませんでしたよ。予想以上に参加者が多かったためか運営が新兵器を出してきたのでしょうか。もう私は君主名の頭文字「ゆ」が呼ばれることだけを一心に願い運営コーナーを凝視します。運営側は「当選者がいないたびに皆さんの顔がキラキラ輝いてますよ」と苦笑。大戦プレイヤーはみんな正直者なんです。
残念ながら私の君主名は呼ばれませんでしたので、次なるチャンスに賭けます。その名もじゃんけん大会、ゲーセン展示・レポート景品を除いた残りの色紙二枚を引き分け無効のじゃんけんで一枚ずつ抽選していきます。
今こそ私の司馬昭攻撃兵兵兵が輝きフォロワー様方から借り受けたじゃんけん力も発揮されるとき!
一回しか勝てませんでした。たのしいね。
間を置かず萩谷先生サイン獲得じゃんけん大会。こちらは二回連続で勝利すればお好きなカードにサインしていただけるという、
じゃんけん力の弱い私でも勝ち残れるチャンス!
一回目で座りました。たのしいね。
ちなみに
景品の色紙はすべて萩谷薫先生のTwitterにて見ることができます。こうして一同に会すると壮観ですね!上位トーナメント中色紙を一枚ずつ撮影できる時間がありましたので、追加二枚目の幸村を除いたものを貼っておきます。
※「新しいタブで画像を開く」等を実行すると拡大画像が開きます(桃園の仕様上長辺1000px)。
手腕孫権。昨春神戸南京町の大戦さんぽけコラボイベントでは同じ孫権のライブペインティングを拝見したのですが、その時よりキリッと大人びて見えるような気がします。
同じく別コラボイベントで描かれたことのある王異です。表情がカードより淑やか。戦以外ではこういう優しくてやわらかい表情をしてくれるのかもしれませんね。
そんな王異と因縁のある群雄馬超。度重なる敗戦後なのか、カードイラストに比べ影を帯びた面持ちです。
さらに若かりし頃の馬超を圧倒した宿敵・閻行。トークコーナーで「さんぽけ版を見たときびっくりした」と言及されていた通り、凶悪な顔です。目が充血していなくて安心しました。ぽけ関羽含め目を充血させながら戦う三国志こわい。なぜ人はさんぽけの門をくぐると
目が充血してしまうのか。
現地リクエストで描かれた花鬘。トーナメントの喚声の中、短時間で仕上げられたとは思えないクオリティ!こんなに愛らしい娘達を独占した関索ですが
美青年ファンは許そう。
新バージョンにて登場、癒して貯めて応援もしてくれる王元姫!これはアーケード版やさんぽけレベルアップ時ボイスの「内緒だよ?」になぞらえたポーズですね。可愛いながら思慮深さも持ち合わせている、そんな彼女を表した素敵な絵ですね。
そして今バージョンの顔の一人である司馬昭です。公式美青年の司馬昭です。「20代前半」、「切れ長の目の美青年。表情に暗さの増した顔つき」をした司馬昭です(前述「SEGA概要書」より)。実年齢より大人びて見えるのはきっと父兄の影で暗躍する苦労人だからですかね……彼だけ
24枚も撮っていました。もちろん喉からデジタル一眼が出るほどこの色紙が欲しかったですけれど、こうして美青年をじっくり撮る機会をもらえただけでありがたかったです。
嘘です半泣きでした急上昇した心拍数が暴落しましたこの悲哀半端ないって持ち帰りキットまで携えて新幹線でえんやこら来てたった一回しか勝てないとかできひんやん普通
ただ照明やスペースの影響で、色紙の写真を撮るとどうしても影ができてしまった(特に平置き)ので、写真を撮れなかった方や現地に来られなかった方に美麗な絵を少しでも綺麗にお伝えできるよう、場所に余裕があれば置き方にも工夫していただけたらますますよかったと思いました。
────────────────────────────────────────────────
閉会
最後に告知タイムがあり、次回のキャラバンは特別編として香港、さらに次々回は
10月27日(土)、岡山(アミパラテクノランド様)にて開催と発表されました。
また
来月の三生は10月1日(月)放送!今回お越しになれなかった方は、ぜひ冒頭のキャラバン報告で会場の雰囲気を感じ取ってくださいね。
そして諸々の熱気が冷めやらぬ中、無事『三国志大戦キャラバン』in愛知は閉会を迎えたのでした。私は比較的遅くまで会場内に残っていたのですが、遠方から集まり話に花を咲かせる方、二次会へ向かう方など、
大戦愛の余韻が心地よかったです。
帰りには名古屋名物・味噌煮込みうどんを「山本屋本店」にていただきました。今回バナーを飾ったにもかかわらずトーナメントや交流会ですら出番のなかったかわいそうな司馬兄弟を味噌煮込みうどんに飾ってみました。あっ
卵の黄身って晋の勢力カラーですね!やったね!
────────────────────────────────────────────────
結びに
SEGA運営スタッフの皆様、広報1号さん、レジャーランドささしま店様、花田勝氏さん、松田裕市さん、クロイワザリガニさん、萩谷薫先生、楽しいイベントを企画・開催し、またおおいに盛り上げてくださり本当にありがとうございました!
そして当記事を読んでくださった方々、最後までお付き合いいただき感謝いたします。当記事へのご意見や訂正・削除依頼は下部コメント欄に遠慮なくご記入ください。拙い文章ではございますが、少しでもイベントの魅力をお伝えできておりましたら、それ以上にうれしいことはありません。
……ところで前日に告知された三国志大戦クイズはどこにあったんです?
おまけ
色紙を綺麗に持ち帰りたいときは、百均の二枚組白色紙で色紙を挟み元の袋に入れ、さらに百均のB4メッシュポーチで防護すると水濡れも折れ曲がりもへっちゃらですぞ!
折り畳むとこの通り。縦横A4サイズのバッグに入るので、次回岡山キャラバンに参加される方はぜひお試しあれ!
(なおお持ち帰りキットと当落関係の有無はこの身を以て証明しております)
当記事は著作権法第32条に基づき写真を掲載しております。著作権は権利者様側へ帰属しておりますので転載・流用はご遠慮ください。また、権利者様側からの削除依頼や警告には速やかに対処いたします。
幸村と言ってジャンケンした当事者ですw
キャラバンお疲れ様でした。
>内藤昌秀様
キャラバンお疲れさまでした。幸村をリクエストされた方でしたか!リクエスト採用おめでとうございます……が、ゲットできないのは滅茶苦茶悔しいですね……私も炯眼昌幸とともにアピールすればよかったと後悔してます;
レポありがとうございます。
長野の時、イラスト概要書も載せてほしいと意見したんですけどね、通らなかったですね。
これが見たかったです。
>UMI様
コメントありがとうございます!長野イベントでのご意見を今回のキャラバンで活かしてくださったのでしょうが、その間多くの機会があった訳ですから、もっと早く実行してほしかったですね。全武将分何らかの形で公開してもらいたいものです。