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舞姫君主&羽衣狐君主の馬倫漢鳴デッキを考察(オマケ動画付き)

by
樫村さぎ
樫村さぎ

こちらはver.1.2.0Dへのバージョンアップしたばかりの、6/3の頂上対決です。
そしてこちらは6/2の頂上対決。
舞姫君主と羽衣狐@京♪君主が、コンパチレジェンドを除いて同じ武将で構成された漢鳴計略主体のデッキを使用されています。
2日連続の頂上対決掲載に、前ver.で大きく使用率が下がってしまった漢軍復活の兆しを感じて、考察記事の掲載を思い立ちました。

【デッキコンセプトについて】
まずデッキのコンセプトですが、次のように分析しました。
①6枚の魅力持ちで95cから馬倫の賢婦の称誉を3回発動し、一試合に使える士気を6(宝玉込みで7)増やす。
②士気が増える事により、天の鼓動の発動タイミングを繰り上げ、今ver.で延びた効果時間を生かす

①について、このデッキに最低限必要な士気は、漢鳴3迄上げる計略分の士気4×3=12、天の鼓動の5、漢鳴の大号令の6の計23です。これは、通常試合終了迄に貯まる士気とほぼ同量であり、ここから士気1増える毎に、4c攻めのタイミングを早める事が出来ます。
我慢が必要な漢鳴デッキで終盤迄に取られるであろうリードを巻き返すには、漢鳴の大号令の効果時間を敵城に張り付いてからフルに発揮する事とが求められます。その分の士気は魅力分の3(1士気貯まるのに約4c必要なので、12c早く大号令が打てる)で事足ります。
では馬倫で貯めた士気3は何に使うのか?これは敵の攻めターンを12c短縮し、自軍の攻城時間に変換しつつ、追い討ちの漢鳴の大車輪を効果時間いっぱいに決める為と考えられます。

②について、天の鼓動の効果時間は、今回のver.upで8c→15cと大きく延びました。漢鳴2と3の武力上昇値が6→5と下がっている為、この効果時間を活かせるかが鍵となります。しかしこれがかなり難しく、漢鳴3=終盤一発限りの使用に限られるにも関わらず、遅過ぎると効果時間が活かせないし、並の号令程度の威力しか無いので我慢に見合った逆転の一手とも成り得ないジレンマを抱える事になりました。
この変更によって、大号令からの追い討ちで使うという選択肢はほぼ無くなり、ライン上げに活用する道だけが残されました。反計対策としても、2択を迫るのではなく、範囲外から発動して押し返す運用へと変化しました。つまり、他国の士気5長時間号令に近い運用になったのですが、漢鳴3が必要な代わりに武力上昇値が高くなっています。
漢鳴デッキ凋落の大きな要因の一つに、漢鳴の大号令と同等やそれ以上の爆発力を持った計略が増えた点が挙げられます。最後の逆転を狙っても、大号令の武力9上昇程度では防ぎきられるケースがかなり増えました。これに対し、ライン上げしつつ武力+14のコンボに繋げられる天の鼓動は、敵大型計略による防衛に、より大きな武力差をもって打ち勝つ事が出来るのです。
天の鼓動の15cに及ぶ効果時間を活用するには、馬倫の3回目の士気バック時に15c以上試合時間が残っている事が望ましく、その為にこのデッキには、魅力か士気将器が4つ以上必要になります。

【デッキパーツ考察】
何故、両君主のデッキが全く同じ構成だったのか?これは考えればかんがえるほど、他に選択の余地が無い事が解って来ます。

SR(LE)皇甫嵩…決めてとなる漢鳴の大号令を持つ武将として必須。唯一の2コストとして、武力7ながら主力を担う。コスト2以上で魅力持ち且つ士気4で漢鳴を上げられる武将が存在しない為、他の高コストは入れ辛いです。
将器は兵力と攻城に加え、攻撃を選択する君主も見られるようになって来ました。終盤の攻城時、攻撃将器で早く敵を倒せれば、攻城回数の増加が見込め、中盤迄の白兵戦でも有利に働く為、攻城将器と兵力将器の中間性能と言えるのではないでしょうか?

SR馬倫…必須。士気4消費し、効果時間終了時に士気5上昇と、差し引き士気1を得られるこのデッキのコンセプトの要。今ver.で効果時間が25cに短縮され、このデッキであれば95c→70c→45cと3回の発動で、残り20c時点で士気3を得られます。しかし、武力1征圧1で守城も持たぬ弓兵を、戦力として活かしつつ絶対に撤退させないというのは至難の技であり、6枚デッキの操作に自信が無ければ、発動させては城内に引っ込む安全な舞と考える手も有ります。将器は不要です。

R曹操…必須。もう一つのキーカード。このデッキであれば、30c過ぎから漢鳴3計略を使用可能で、理想としては20cの士気バックを見込み、25c前後には使っていきたい所。頂上対決では突撃将器が選ばれていました。

R劉備…漢鳴魅力持ち且つ中武力中知力。大車輪は、序盤、敵騎馬への抑止に使用可能な上、最後の一押しに味方を守りつつ敵の殲滅速度を上げる重要計略となるので、必須に近いです。将器は復活や速度も有用ですが、頂上対決では両君主共兵力を選択。武力壁要因として将器の優先度は高そうです。

SR唐姫&SR何皇后…一応パーツ変更の余地が有る枠。ですが、2人共漢鳴魅力持ち且つ征圧2の良スペック。いつでも使えて漢鳴0からそれなりの効果の計略と守城将器も持つ弓兵の唐姫と、漢鳴2以下でも相手の大型計略を押し返す可能性を持つ何皇后。二人共、中盤迄の落城を防ぐ仕事を担います。守城や知力将器は強力ですが、主力の武力7、7、5という心許ない白兵力を考えると、将器の枠が不足しがちなのが悩ましい所。

【長所と短所と所感】
最後にこのデッキの長所と短所をまとめます。

大きな長所は、漢鳴の大号令一本に頼ったデッキよりも、終盤のライン上げが容易で、しかも爆発力に勝る点です。また、漢鳴の大号令デッキが非常に苦手とする反計(特に荀彧の玄妙なる反計)にも、ある程度の対応出来ます。
加えて、通常の漢鳴デッキに比べ、攻めターンを早目に迎える為、辛い守りの時間を少し短く出来ます。
そして通常の漢鳴デッキがライン上げに使用する宝具を、君主の好みである程度選べる点も長所と言えるでしょう。

短所は、上記の通り「普通の漢鳴に比べれば」という長所しか持たない点です。結局序盤中盤が辛い事に変わりは無い…所か、普通の漢鳴デッキ以上に我慢が必要かも知れません。
普通の漢鳴デッキであれば、早目に士気4~5の計略を叩いて序盤を凌ぐ事が出来ますが、馬倫を使う為に80c頃迄計略使用不可。
中盤も、大車輪を温存するなら、使用出来るのは漢鳴の討伐令か美女の毒牙の2つだけと、非常に出来る事が少ない状態で、相手のフルコンから自城を守り抜かねばなりません。
また、天の鼓動によるライン上げも、相手のフルコンで迎え撃たれると分が悪いケースも有り、ラインが上がりきる前に大号令を吐かされる→相手再起から守りきられる事も考えられ、万全ではありません。その際は、宝具を残せるか否かの勝負になるでしょう。

総じて、私の様な凡君主にとっては、メリットに対してリスク過多なデッキと思われます。しかし、間違い無く現状の漢鳴デッキでは一番の決定力を持ったデッキです。辛さに見合った気持ち良さは有ると思いますので、6部隊を操作しながら、カウントにも気を配る訓練として使ってみては如何でしょうか?

【おまけ】
未熟者の拙い文章を最後までご覧頂き、有難うございます。
本文とは全く関係有りませんが、ver.up後に久々に三国志大戦の実況動画をupしたので、ここに貼っておきます(宣伝)。
こちらはYouTubeで下がニコニコ、同じ内容の動画です。いつか三国志大戦に声優として出演する事を目指しておりますので、ご覧頂ければ幸いです。コメントの一つも頂けたら、泣いて喜びます。チャンネル登録やTwitterフォローして頂いた日には天にも昇るような気持ちです。

安室透と色々モノマネ三国志大戦_戦巧者残響VS魏武 

http://nico.ms/sm33306287?cp_webto=share_others_androidapp

呉軍使っているのは、この動画を撮ったのが6月1日のバージョンアップ初日で、上記考察より前で、しかも未だにSR馬倫を持っていないからですごめんなさい何でもしますから許して下さい。
更新日時:2018/06/04 07:05
(作成日時:2018/06/04 07:04)
カテゴリ
漢軍デッキ
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
隆盛
隆盛
2018年6月4日 13時53分

いや、実際このデッキ昨日当たったんですが
中盤戦のフルコンからリード取ってファイナルアタックを連環で凌ごうとして速軍→天の鼓動→漢号令で落城持っていかれたのでハマれば強いですよね
どう、捌こうか改めて考えさせられてます。

おかか容疑者
おかか容疑者
2018年6月5日 4時40分

ガチ考察なされてますね!
馬倫さんを3回撃つのが漢鳴の基本などという流れになるとは、追加当初誰が思ったことか…。

樫村さぎ
樫村さぎ
2018年6月17日 10時38分

>>ミロさん
初めましてm(__)mコメント有難う御座います^_^
回数制限される迄大暴れしていた馬謖漢鳴ですが、実はまだまだ現役だった…?1.5コスで魅力4つ分=16c稼げると考えると、イケそうな気がして来ました…!
>>隆盛さん
コメント有難う御座いますm(__)m
ご使用のデッキにもよると思いますが、対戦相手として士気状況を把握し易いデッキと思われますので、是非この記事を参考に試合運びのプランを立てて頂ければと思います。そして、教えて頂ければと思います(他力本願)
>>おかか容疑者さん
毎度有難う御座いますm(__)m
色々可能性の広がる良いver.なだけに、縁が足りませんな…おかか容疑者さんは、今ver.の調子は如何でょうか?

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