皆様こんにちは。
「意味がわ甘寧」と申します。
攻城兵を色々な方に使って頂ければという気持ちから前回の日記を作成しました。
宜しければ前回の
「攻城兵教本①」を閲覧して頂いたのち、この日記を読んでいただくと、意図している内容が判ると思いますので、お時間がありましたらばそちらも是非読んでいただければ幸いです。
さて、前回ですが、
私のデッキ構築のお話をさせていただきました。
要点だけまとめると、
攻城兵というお荷物を敵城まで護送するのは色々と大変だよ、ということと、
その護送する武将を構築するのには、こんな理由があるからだよという二点になります。
おさらいの為に記載するわけではございませんが、この攻城兵を護送するための武将チョイスで、勝率や戦術は大きく変わります。大きく変えるためには、その武将を使用できるだけのハンドスキルや知識が必要不可欠となってきます。適当に武力の高い武将だけを入れればどうとでもなる、というわけではないという可能性が高い、ということです。
私の持論はとりあえずそのあたりです。では
他の攻城兵を使用している君主の方はどうなのか。
皆様の疑問はおそらくその点に今度は集中してくると思います。
ですのでその疑問の答えのために、
事前に攻城兵使いの三名の君主の方にお話をお伺いをしてまいりました。
攻城兵を使う理由、デッキ構築の深層、そこから考え出す勝利パターンと、敗北パターンを選定させていただきましたが、私も含めてこれが正解であるということではありません。ただ、三君主のお話が少しでも皆様の胸に響いていただければ幸いです。
それでは三名の君主様の紹介です。
まずはお一人目。
我らチーム「攻城兵の集い」のチームリーダーかつ、頼りになる兄貴分の「HMA」君主。
HMA君主は暴虐大将軍デッキを使用されており、動画もアップされております。
続いてお二人目。
ツイッターなどでも大変お世話になっております、ご協力に大変前向きな「ちくまコロ助」君主。
ちくまコロ助君主はチーム「おろちーず♪」に所属されておられる暴虐デッキ使い。この桃園でも様々な攻略日記を綴られております。
最後に三人目。
大人気クロフネ大佐のゲーム日記などでもおなじみ、私が尊敬する攻城兵使いの一人でもある「夕映えの跨線橋」君主。
ご存知の方もいらっしゃられるとは思いますが、黄月英をメインに使われております。
■三君主に、攻城兵を使う理由を伺ってみた
・HMA君主
→本稼働前の紹介動画で張勲がチラッと映ったのが気になり、いざ情報が出回ると攻城兵限定采配という意外性のある計略に惹かれたため
・ちくまコロ助君主
→友人の色塗りが苦手なら城を落とせば良いじゃないという天啓とも言える助言がキッカケで使い始めた。
あと武力、知力、制圧力を重視してるプレイヤーが多かった割に、第四の力である攻城力を重視してるプレイヤーが少なかった印象もあったので(色塗り全盛期だったので仕方がありませんが)そこを重視しても良いのではという考えは常にありました。
・夕映えの跨線橋君主
→ワンチャンスで城ゲージを削り合うゲームにおいて圧倒的な破壊力を持っているからです。
自分は黄月英を使用していますが攻城兵は考えれば考えただけ勝てるようになるのが楽しいということも理由の一つです。
★理由は様々でしたが、やはり皆様がお持ちの熱い気持ちは
「攻城兵に魅かれた」でした。
一目ぼれであったり、意外性のある計略、または制圧システムが苦手であったり、ワンチャンスをものにしたいという内容であったり。
中でも共感される方もいらっしゃられるのではないかと思いますがちくまコロ助君主のお話の中に出てきた
「色塗りが苦手なら城を落とせば良いじゃない」という言葉。これは私も大変共感させていただきました。そう、攻城兵デッキは、一気にガーッと攻めると勝手に内乱が起き、ガーッと引くと内乱が起きてしまうというデッキでもあります。内乱ダメージをコツコツ貯めていく戦術では基本的にはありま、せ、ん…?
■今のデッキは、どのようにして構築されたのですか?
・HMA君主
→
張勲:一目ぼれ
董卓:とにかく破壊力のある号令が欲しかった
何儀・劉ヨウ:張勲の号令に合わせるなら、攻城兵はあと2部隊は入れたい。
以前の相方は区星・楊松だったが、区星を妨害やダメ計で無力化されるとどうにもならないことが多かったので、1.5コス×3型に変更
雛氏:騎馬・超絶強化対策
・ちくまコロ助君主
→基本は暴虐、区星、後の3.5を好みで振り分けというのが多いです。
1番使ってるのは華雄、鄒氏という組み合わせでしょうか。
まず区星、壁で半分、城門特攻で即死という性能は、このゲームはこうしたら勝てますよという明確な勝ち方を教えてくれる一枚でした。
次に暴虐。勢力を選ばず、加えて士気5号令は凄く好みな性能です。
華雄は将器攻撃上昇で武力10槍として使え、鄒氏は単純に魅力持ちでスペック要員です。
他にも郭嘉+王双や、妨害が多い環境では、浄化小喬を持ってきたりなどします。
・夕映えの跨線橋君主
→知力が高く計略耐性を持ち、乱戦を最小限に抑えられる速度上昇を持つ黄式加速の黄月英が最も攻城兵として攻城が取れると思い、そこから攻城をサポートする張松の挑発、相手の動きを制限するホウ統の連環の計と最低限自城を守れる高武力で汎用性の高い騎兵と継戦能力が高い弓兵を選択して構築しています。
大戦1稼働から半年で構築完了してから大戦2終了まで同じ形で対戦相手のデッキ、個別武将対策を考えることで3000戦ほどして勝率5割を維持することが出来ました。
★やはり皆様
「メインの攻城兵をどう使用していくか」が着眼点となっております。
そこから各君主とも「妨害」「ダメージ計略」対策を念頭にし、逆にこちらから仕掛けるための礎となる計略を用意。
弱点を補うこともそうですが、より攻城兵の長所をいかに活かす護衛をつけるか、というところに愛情と執念を感じます。
○○が来るから△△を使用し、□□だから××に変更、という普通の号令デッキの構築に近いのでは…と思われるかもしれませんが、冷静に読んで頂けるとそれが全て
「攻城兵を活かす」為に構成されていることがお判りでしょうか。
三君主のデッキ構築を、是非とも参考にしていただければと思います。
■皆様の勝ちパターンとは…?
・HMA君主
→大将軍号令で相手の大型計略を引き出して士気差をつけ、終盤に法具を絡めてフルコン
・ちくまコロ助君主
→単純に暴虐を使った赤青赤(※計略、法具、計略の意味)です。
法具の基本は増援士士か、衝軍増増、相手によって増援知知、衝軍知知にしたりもします。
大攻勢を選ぶ確率が高い相手には、大攻勢を重ねる事が多いです。
士気差、時間、相手の配置を加味して、区星を端か城門かを見極めます。
一応開幕乙みたいなムーブをしますが、開幕乙が目的ではありません。
ただ高武力なので開幕前出し奥義が機能する相手もいます、魏武とか武力低い相手などには有効だったりします。
基本的に攻城力が弱いデッキには相性が良い気がします。騎馬単とかも個人的には相手がしやすいです。
・夕映えの跨線橋君主
→今のデッキはSR馬超、 R黄忠、 R黄月英、 Rホウ統、C張松を使用しています。
相手の隙を待ちつつ、こちらの部隊で隙を作る動きをして黄月英の攻城が通せる道を見つけてから状況に応じて張松の嘲笑やホウ統の連環、騎兵による進路の確保をすることで隙を大きくして黄月英の攻城を決めることです。
★勝ちパターンは各君主様々ですが、法具と計略を駆使して一気にたたみ込むのが強みでしょう。
ただし、通常の号令デッキやバランスデッキと違うのは、
たたみ込むチャンスはほとんど一度きり、という点です。
ワンチャンスに全てを賭ける気迫と戦略眼が勝利をもぎ取れる絶好の機会だと思います。
そこにたどり着くまでに、各君主がどう立ち回っているのかがここから読み取れると思います。その立ち回りこそ、各君主が自分で導きだした栄光の架け橋なのではないでしょうか。
■逆に負けるパターンは?
・HMA君主
→董卓が刺さる。士気差を作ろうとして計略をケチりすぎる。妨害やダメ計にスッポリ等
・ちくまコロ助君主
→赤壁、大水計、麻痺矢には相性は最悪です。数で負けるので大将軍、区星だけ押さえてくる周泰なども苦手な相手です。
完全無欠のデッキはないと思ってるので、ある程度勝てないデッキは仕方がないと思ってやってます。
1番有効と思える法具で挑みます。
それでも私は554勝524敗なので半分は勝ててる計算ではあります。
相性はあるから深く気にしない事が重要です。
・夕映えの跨線橋君主
→隙が無い、隙が作れない、計略に対処出来ていない時には勝てません。
デッキ相性はありますがどんなデッキに対しても勝ちスジはあり、狭いか広いかの差ですのでデッキ相性で100%負けることは無いと思っています。
★勝ちパターンがあれば負けパターンもおのずと導き出されるもの。ですがそれを自覚してこうして記載できるのは、
しっかりと自分のデッキを知っているからであり、そのデッキの強い部分と弱い部分を知っているからこそ、だと思います。
攻城兵を使用する以上、ハイリスクハイリターンは少なくとも覚悟の上になってきます。しまった、と自分が思った時には回収不可能になる試合運びに傾いてしまいがちです。それは、100回200回と攻城兵で「負け」を感じていくことで、次につながる攻城兵での「勝ち」が見えてくるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
攻城兵という存在が、どれだけ魅力を持っている兵種なのか、少しでも感じ取っていただけましたでしょうか。
ただこのように、攻城兵使いの君主様は、絶対的なこだわりや意識を大切にし、今日も全国対戦の片隅で皆様をお待ちしているはずです。確かに、全国で攻城兵使いとマッチングする確率は少ないかもしれません。ですが少ないからこそ、お会いできた時は今までの全国対戦の試合運びとは違う、全力で城を殴りに来るぞという実感があるのではないでしょうか。
三君主は私よりも経験豊富な方々なのに、偉そうにコメントや解説を入れてしまったことを深くお詫びするとともに、私も今回ご紹介した君主の方々を目指して頑張っていきたいと思っております…
号令同士がぶつかりあうのとはちょっと違う対戦となりますが、お会いした時は是非よろしくお願いいたします。
そして、ひとりでも、攻城兵を使って頂ける君主の方が増えることを、攻城兵使い一同、祈っております。
それでは、全国対戦、戦友対戦などでお会いいたしましょう。
攻城兵使いの皆様のお話、面白かったです。
色塗りがイヤなら城割ればええんや、その意気は特に私のような旧世代にはズギュンとくる物がありますね。
皆様やっぱり美学がありますね。
自分も攻城兵使いの端くれとして、日々精進したいと思います。
おかか容疑者様
読んで頂きありがとうございます。
そうですよね、我々旧世代を知るものとしては、思わず首肯してそのとおり! と言いたくなりますね(笑)。今でもその精神でやっておりますが、色塗りという時代の移り変わりを実感します。
ミロ様
読んで頂きありがとうございます。
攻城兵を使う方は、確かに様々な美学をお持ちだと存じます。お互い精進して行きましょう(笑)!
maxiサイドが無かったので補足します。
現状、maxi内でも暴虐開幕乙を使ってる人は居てます。
ただ最近は桃園に移ったかmaxiへのアクセスが少なくなりつつありますが、攻城兵使ってる&動画をあげてる方を紹介します。
1.ぞうさん大王君主→暴虐攻城兵デッキをいくつか構築して動画をあげてます。蜀群魅力盛りや単色で城殴ってます。
(暴虐関索月英何儀銀屏など)
2.私こと飛鳥@築地道→呂布ワラを使ってましたが、あまりにもダメ計に当たるのでぞうさん大王君主より暴虐開幕乙4枚型を伝授される。
(暴虐馬超区星鄒がメイン)
探せばまだ出てきますよ〜
飛鳥@築地道様
maxiには以前入っておりましたが、とある事情により今は閲覧しておらず、そちらサイドには目が届かなくて申し訳ありません。大変貴重な情報をありがとうございました。
次回があるなら、是非宜しくお願いしますね。