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帰ってきた漫画の話#4 死亡フラグに気をつけろ!

by
楊狐
楊狐
やってまいりました。月に一度のこの投稿。息抜き程度に読んでみてください。

この投稿の基本ルール
・自分がその月に気になった漫画を購入、作品紹介する。
・自分が武将コラボ希望な漫画を紹介する。


ちなみに去年1年間は漫画の話シリーズとして「三国志」「ゲーム」「SEGA」をテーマに漫画紹介の投稿をしております。
気になった方はぜひ、チェックしてみてください!


さて、今回ご紹介する作品はこちら!





死亡フラグにきをつけろ!

著:茶んた

少年チャンピオンコミックス(別冊少年チャンピオン) 既刊2巻 

あらすじ
「カップルがイチャイチャしだすと死ぬ」「マシンガンを乱射する奴は死ぬ」「戦場で家族の話をする奴は死ぬ」古今東西のあらゆる映画に存在する“それをしてしまったら死んでしまう”行為、いわゆる『死亡フラグ』を、映画オタクの[しの]と、遊ぶのが大好きなギャル[よーこ]の女の子バディが体を張って検証するエクストリームギャグ!


秋田書店公式より

©茶んた
©秋田書店




これまで武将コラボを多少意識した感じのある漫画チョイスでしたが、今回は自分の趣味にかなり走った漫画紹介となります。
これまでもそうだったって? 
そこはねぇ(笑)

あらすじからもわかるように本書は映画あるある漫画に属します。
扱っている死亡フラグもスプラッター映画、エイリアン映画、ゾンビ映画、サメ映画、戦場映画(この戦争が終わったら等のフラグを立てる台詞)等、多岐にわたり劇中でそれを言う、行うと真っ先に殺される人やシュチュエーションがこれでもかと描かれております。

毎回の流れは映画のシチューエーションからはじまり、死亡フラグの説明をして最終的にヒロイン二人が死亡するのがお約束になっています。そして、何事もなかったかのように次の回では蘇ってまた死亡あるあるを説明するという…。
テンポの良いお約束ギャグマンガとなっています。

単行本の方は各エピソードの合間にその回シュチュエーションを用いたおススメB級映画紹介コーナーが2ページほどあって映画好きの自分としては嬉しいおまけでした。

映画系漫画の新しい形
昔から多かったのが映画自体を仲間たちで作り上げていくいわゆる創作系につきものの青春漫画なものがあったと思います。
映画そのものを語るというよりも、製作にあたってのクリエイターとしての悩みとか問題点とか、少年少女たちの交流や成長、心の葛藤等。そうした物が描かれた作品はあったと思いますが、近年は映画のシュチュエーションやあるある話。評論系の漫画が増えてきていると思いました。
より深い部分にメスを入れてマニアックな読者層に訴えかけてきているのだと思います。
自分のような読者層にね(笑)
まぁ、基本的に映画好きはめんどくさい人が多いので、そうした人々をコメディキャラに漫画の登場人物へと昇華するという形では描きやすのかもしれないですな。




映画紹介
折角なので、自分も所有している映画(頭が悪そうなもの)を3本ほど紹介して終わりにしたいと思います。

フリークスシティ 監督:ロビー・ピカリング 公開:2015 制作:アメリカ
あらすじはヴァンパイアとゾンビと人間が住んでいる街にエイリアンが襲来!というお腹いっぱいなストーリー(笑)
ジャンルはSFホラーコメディ。
自分の注目ポイントはゾンビ少年(主人公三人組の一人)の吹き替えが七つの龍玉を集める作品の主人公。そして、エイリアンの吹き替えがやはり七つの龍玉を集める作品の敵役である宇宙の帝王という部分です。良くキャスティングしたなと思いました。
中身的には青春映画という感じでしたな。


武器人間 監督:リチャード・ラーフォースト 公開:2013 制作:オランダ、アメリカ、チェコ
人間と武器がくっついちゃったぁ!最終兵器出撃!武器人間!(某ネコ型ロボット予告)
こちらは新旧某ネコ型ロボット作品の声優さん(一部除く)が集結して吹き替えを行った作品。いやぁ、豪華だなと思いつつ、現在では鬼籍となった声優さんもいるので現在では貴重な作品の一つだと思います。
それを抜きにしても武器と人間を合体させたクリーチャーデザインが突き抜けていて、すげーなコレと思いました。
モスキートという武器人間がデザインとしては有名かもです。実戦投入して戦力になるかならないかは別として(笑)
ホラー映画のクリーチャーが好きな人にはお勧めの逸品。


キャビン 監督:ドリュー・ゴダード 公開:2012 制作:アメリカ
古今東西のホラー映画あるあるとモンスターパロディをぶち込んだオールスター映画。
これは知名度あるかな?
ストーリーの序盤中盤はホラー映画のシュチュエーションがこれでもかと出るのですが、後半の怒涛の展開は見ていて爽快さも感じられます。自分はね(笑)
ネタバレとなりますが、いろんなホラー、スプラッター、パニック映画等のクリーチャーをパロったクリーチャー(容姿と名前が微妙に違う)が一斉に登場するシーンがあるのですが、いちいち一時停止してクリーチャーの元ネタを考える方が忙しかったです(笑)
これ全部元ネタがわかる人はわかるんだろうなと思って、ある意味すごい映画なのではと思いました。

興味のある方はぜひ、3作品ともご覧ください。


以上。漫画と画紹介でした。

再見
作成日時:2022/04/15 18:22
コメント( 2 )
炎頭の群れ(えんずのむれ)
炎頭の群れ(えんずのむれ)
2022年4月16日 7時52分

面白そうですね~♪
紹介された映画は全く知りませんでしたが、ムカデ人間とか紹介されなくて安心しました。

楊狐
楊狐
楊狐
2022年4月16日 8時53分

炎頭の群れ(えんずのむれ)さんコメントありがとうございます。
面白いですがホラーやスプラッターものは人を選びますからな。この中だとフリークスシティが一番コメディ路線でお勧めできそうかな?
ムカデ人間はさすがに持っていないですな。内容が内容なので持っていたとしても紹介はしないですな。

炎頭の群れ(えんずのむれ)
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