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漫画の話#10 巨悪学園

by
楊狐
楊狐
今年一年間。

毎月恒例となりました自分企画。漫画紹介をはじめようと思います。

毎月「SEGA」「三国志」「ゲーム」のキーワードにあたる漫画を紹介。

久しぶりの三生! バージョンアップ! いろいろありますが、まずはスタッフの皆様お疲れ様です。

今回紹介する基準は
自分の所蔵する武将カードの元ネタ漫画なのですが。今回少し視点を変えての漫画紹介をしていきます。


今回紹介する作品はこちら






巨悪学園

著者:
長沢克泰うどん
出版社:講談社



あらすじ
日本を未曾有の不況に陥れた元凶が、この世を裏から牛耳り私腹を肥やす「巨悪」と、彼らを育成し世に放つ謎の教育機関「巨悪学園」にあることが内閣特殊調査室 (NTT) の調査によって明らかになった。長官・土門敬一郎は、信頼する特殊工作部隊の新命龍明に生徒として学園へ潜入し実態を捜査するよう命じる。
12.7ミリ機関銃とIDカードで厳重に警備された校門を潜り抜け、教室へ辿り着いた新命が目の当たりにしたのは、十代半ばという実年齢から何倍も老けた、裏社会の黒幕のような風貌の生徒たちだった。欲にまみれ腐った老人(のような外見の少年)たちの悪逆非道を暴き、少年院へと送るため、新命は金と欲望と権力が渦巻く学園で、死と隣り合わせのミッションに挑んでゆく。

wikiより



©長沢克泰うどん
©講談社









備考

群雄:歩兵 武力10知力1征圧4
特技:勇猛、攻城


計略:腕立豪雨(プッシュアップ・スコール) 必要士気12

【ため計略】(使用すると移動できなくなり、一定時間後に解除され計略が発動する。この計略は反計されない)
敵に水によるダメージを与える。ダメージは互いの知力で上下する


計略「腕立豪雨(プッシュアップ・スコール)」は(一応)水計の一種だが、計略ムービーは衝撃波動のものと同じ。
その範囲は衝撃の戦場全域。そして必要士気も衝撃の12。探偵奥義は格が違った。
(腕立て伏せしている為か)ため計略となっており、ため時間はカップヌードルらしく3c…よりかなり短い0.4c(Ver.2.5.1D)。
ダメージは士気12も消費するためか高めで、同知力に100%、知力6相手に8割以上。



登場バージョン
Ver.1.2.0C (日清食品コラボキャンペーン)
Ver.2.0.1B (龍玉商店)

修正履歴
Ver.1.2.0D ため時間短縮 6.3c→5c
Ver.2.0.0D ため時間短縮 5c→4.2c
Ver.2.1.0B ため時間短縮 4.2c→3.3c
Ver.2.5.1D ため時間短縮 3.3c→0.4c
Ver.2.6.0B エラッタ実施「征圧力2→4、特技変更 攻城追加」


wikiより



感想

なんだろうね、この漫画(笑)

オイ!


ジャンルとしてはギャグ漫画だと思いますが……。
これまで取り扱ってきた漫画とも、また方向性が違う感があります。ちなみに3巻では、三国志大戦ともコラボした脱獄学園:著平本アキラとのコラボ漫画が収録されていたりします。
現在はちょっと情報が足りなくて詳しくはわかりませんが連載休止中なのかな?




呂布
現在13人いる呂布の1人。復刻やLE含めるとはいえ、すごい数です。
日清食品コラボキャンペーンのほうの呂布漫画も読んだのですが、やはりこの作者の描く作品は面白いですな


今回も前回に引き続きのパターンで作品を紹介してみました。
本当にネタがギリギリになってきましたな(笑)

今回のジャンルはギャグマンガに当たると思いますので、実際に読んでいただいた方が良いかと。
笑いのネタって人によってツボが違うこともあって、ギャグマンガは特に人を選ぶと思います。
同じ作品読んでも温度差の度合いもかなり違うと思われます。






コラボ武将の存在感

ちょっとおまけで、今回は数年前に自分が経験したことを書こうと思います。
まだコロナの単語さえない、コロナ流行の前年だったと思います。
例年、集まって飲み会をしているのですが、この時集まったのが普段一緒に大戦へ行く友人A。三国志は若干知っている感じのB。普段はソシャゲーぐらいのC、あとはゲームもやっていないD,Eだったと思います。
基本的に友人A以外は普段ゲームをやらない、ゲーセンにも行かないタイプだと思ってください。
大戦仲間である友人Aもいたので三国志大戦を友人たちに知ってもらおうと自分の試合を見せました。

まず最初の反応は三国志大戦を知らない。当たり前ですが三国志自体も知らない
三国志というタイトルは聞いたことがあっても具体的にどういう内容の話なのか知らない感じでした。
三国志を若干知っている感じのBも、知っている武将が曹操劉備ぐらいで自分のメインデッキである張嶷とか知らないと言っていました。
続いてゲーム画面を見せたのですがキャラクターがわからない、何をやっているのかわからない。
このキャラクターがわからないというのは画面上での表示、あと三国志がわからないので当然、武将のことは知らない。という二重の意味もあったと思います。
友人Aがいろいろとゲームシステムとかルール、画面の見方を説明していたのですが、多分、知りたがっているのはそういうことじゃないと思いました。
なんだかんだと大戦シリーズは体感ゲームに分類されるので、ゲーム自体に触れてみないことには何のゲームなのか言葉で説明しても分かりずらいと改めて思いました。
直感的にカードを動かし、連動して画面の武将が動くという。このキャラクターの操作感覚は実際に触れて体感してみないとわからないと思いました。しかし、自分としても何か大戦に興味を持ってくれる要素がないかと思った時に、データリストの漫画コラボ武将を見せました。

あ、知ってる! 

効果は絶大でした(笑)
 すぐに反応があって、その時はらんまとか第3弾あたりまでの漫画コラボ武将を見せました。みんなの反応は上々でしたな。
まぁ、自分たちがちょうどその漫画を読んでいた世代というのもあると思いますが、知らない人にとっては三国志大戦<漫画作品というのは否めないかなと思いました。




漫画の持つ力とコラボの時代

自分も近年、ある漫画を買うために本屋の行列に並んだこともあって本当に漫画の影響力って馬鹿にならないなと感じていたりします。さらに、長期間のコロナ禍で家で過ごさないといけない。そんな多くのご家庭で漫画は読まれたのではないかとも考えたりします。
本屋の漫画新刊コーナーあたりで漫画の話しをしている親子を見かけたりするので、漫画から元気をもらった子供たちもいると勝手に信じていたりします。

冷静にゲームを外側から見てみると、これは大戦に限った話ではなく自分がプレイしているゲームの知名度は思った以上になかったりします。友人Aに話してもなにそれ?といわれることもあるので、ゲーム関連はお互い情報交換しないと流行っているのか流行っていないのかも知らなかったりします。
普段からゲームをやらない人にとっては存在すら知らなかったりしますからな。

逆にコラボした漫画の読者からすれば何でこんな自分の知らないゲームとコラボしているのだろう?という認識も多々あると思います。コラボした漫画の方もこちらが知らないだけで何万部と売れていたりします。
しかし、お互いの存在を知り合えると考えるとコラボは良い手段だと思います。

現在こうした漫画、あるいはアニメ、ドラマ、映画作品とコラボするゲームや商品はいくらでも目の付く場所にあったりして、それが日常化していると思います。
コンビニとか特にそうした作品のキャラクターコラボ商品、くじがいっぱいありますからな。

ジャンルの違う作品同士の相乗効果を狙ったコラボ、商品販売は時代的にも企業としては必須事項なのかもしれません。





大戦のコラボ

大戦シリーズ自体が「歴史とゲームのコラボレーション」だったりします。

SEGA以外のゲームメーカーも歴史ゲームは出していますが、初代三国志大戦も当時のプロデューサーが三国志好きだったから決まったという話も聞きます。
もし、まったく別のジャンルの○○が題材だったら、また違った方向へ向かったのかなとも思います。
同時に三国志を題材にしなければ、そもそも友人Aはゲームをやらなかったかもしれないし、そうすると自分もゲームには誘われなかった可能性も高かったと思うので結果としてはよかったのかなと思います。

題材を知らなくても触れてるうちに覚えていくだろうという友人の意見があって、自分もそうですが、ここ桃園でも大戦シリーズに触れたきっかけが三国志や戦国の知識がなくて友人に誘われて始めたという方もいると思います。

そもそも上記の体験談もそうですが、日常で三国志とか戦国の話をされても歴史が好きでないと反応も薄いと感じます。
これは歴史に限った話ではなく、そのジャンルの外側にいる人にとっては全く興味のない話だったりするので、当人が嬉々としてしゃべるほど、空気読めないのかという温度差が広がったりします。

その一方で三国志を知っているからこそゲームに触れないという方もいると思います。あるいはゲームに触れてみて、こんなの三国志じゃないって方もいると思います。

しかし、これは三国志大戦、あるいは戦国大戦というゲームタイトルなので厳密に三国志でもないし、戦国でもないと思う部分もあります。だからこそ歴史を知っている人知らない人、ゲームの外側にいるゲームを知らない人へのアピールをするためにも他の漫画、アニメ作品とのコラボは大事かなと思ったりします。

深く考えず大戦シリーズはキャラゲーぐらいの認識が丁度良いと思いますな。




バージョンアップも近いので、大戦応援という意味でも漫画コラボに対しての自分なりの感想を書いてみました。

再見

©SEGA



コラボレーション: collaboration)は、「共に働く」「協力する」の意味で、「共演」・「合作」・「共同作業」・「利的協力」を指す語である。日本語ではコラボと略されることも多い。 wikiより。

 
更新日時:2021/11/02 17:35
(作成日時:2021/10/25 21:32)
コメント( 6 )
6件のコメントを全て表示する
楊狐
楊狐
2021年10月26日 9時40分

556(クボーシャ)さんコメントありがとうございます。
数えてみたら13人いました(笑)
コラボが必然な時代だと思いました。知らないゲームでも知っているキャラクターだと興味惹かれますからな。
漫画の力を求めていきたいですな。新作の漫画探そう♪

556(クボーシャ)
楊狐
楊狐
2021年10月26日 9時48分

七歩之才さんコメントありがとうございます。
最初は士気12使うし、コラボらしいネタ武将感があったのですがいつのまにかガチってましたな(笑)
名探偵呂布。日清食品さんもコラボを見越していたのかな。

七歩之才
楊狐
楊狐
2021年10月26日 9時50分

Chaosさんコメントありがとうございます。
これも時代の流れですな。ネット上でも街中でもコラボ広告が溢れていますからな。
呂布は最初、ネタ武将扱いだったものが……。気づいたらとんでもないことになっていました。
漫画の方も細かい部分まで登場人物にスポット当てていましたな。自分も好感が持てます🐘

Chaos
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