今回は壱与ちゃんと行く!シリーズではなく、史実等で司馬炎について述べたいと思います。
ご存知の通り、司馬炎とは司馬昭の息子であり天下統一を果たした晋の皇帝である。
天下統一後は内政に関して興味が薄れてしまい女遊びをしまくり後継ぎに暗愚でおなじみの息子の司馬衷を選び司馬衷が国を滅ぼしてしまったというお方
天下人になった途端人が変わったようになった人はいて(始皇帝、豊臣秀吉等)それを考えると司馬炎自体は無能では無いように思えてくる。
だが、司馬衷はダメすぎる天下統一してからわずか20年くらいで国が滅び八王の乱→五胡十六国時代という世紀末を迎えるのでそれを選んだ司馬炎は汚点と言えば汚点ですね。
司馬懿、司馬師、司馬昭、司馬炎の中で有能さを順番で上げるとすると
司馬懿→司馬昭→司馬炎→司馬師だと私は思ってます。
その根拠ですが...
司馬懿
天下統一の足掛かりを作ったと過言ではない。
司馬昭
難攻不落で親父の司馬懿ですら攻略できなかった蜀を滅亡させることが出来たのが功績(実際に滅亡させたのは鄧艾)
司馬炎
蜀滅亡し、魏から禅譲を受け晋の皇帝となりその勢いで呉を滅ぼす。
司馬師
司馬懿から跡を継いだが期間が短すぎて3人よりかは目立った功績はないのでこの順番。決して無能ではないけど他3人よりかは地味な感じ。
結局のところ、魏の体制(親族に権限を与えない)を反面教師に
親族に権限を与えた結果八王の乱を起こす結果にも繋がったからどっちが正解とかではないけれどって感じ。
ちなみに、余談ですが今バージョンで賈南風が流行ってるけれど宗教上の理由で賈南風は使わない決意はしてる()
賈充といい、あの一族の腹黒さというか陰湿さは、中国史でも図抜けている気がします。
個人単位でヤベー奴は星の数ほどいますが、一族全員がヤベー奴って中々思いつかない。。。
>>野村克也さん
賈充は単体でもヤバさは上位に入りそうなくらいやばいし、賈南風の母親の郭槐もまあまあやべー奴でやべー奴とやべー奴のサラブレッドの賈南風...
魏と晋は性格に難ある多いのばっかですね。。