第3回ではテクニックや考え方について解説します。
立ち回りで相手の動きを制限したり、攻めをごまかしたりするデッキの特性上、
テクニックや戦術眼は重要な要素です。
特に守りのテクニックがどれだけできるかで勝率は大きく変わってきます。
すぐに全てを取得するのは難しいので、少しづつでも身に付けていくといいでしょう。
■その他よもやま話
◆守りのテクニック
・横弓
攻城中の敵部隊に弓攻撃することで、攻城ゲージの上昇速度を1/2にできる。
なお、横弓だけでは攻城ゲージを減らすことは出来ない。詳しくは守城術の項にて。
また、2部隊で射撃しても攻城ゲージ上昇速度は1部隊の時と変わらない。
・守城ローテ
守城時に乱戦している部隊が撤退しないよう、複数の部隊を交代させながら乱戦させること。
ワラでは素武力で守城することが多いため、欲張って長時間乱戦させ、部隊を無駄に落としてしまわないよう注意が必要。
攻城部隊と重ねて出城した場合は最低でも2~3回乱戦判定が入る。
複数部隊と乱戦するとその分兵力の減りも早いため、欲張って武力の低い1部隊で
2部隊に乱戦して攻城を止めようとすると即座に撤退してしまう。
そういう時は1点のみ守り、もう1点は諦めて堅実に守ることも重要。
大幅な武力差が付いている時は、交代前に乱戦中の部隊が撤退→乱戦が解けて攻城が入る とならないよう、
少し早めに出すと乱戦状態が途切れない。
守城ローテの部隊管理が苦手な場合は、宝玉:装を治癒玉にしておくと城内での回復速度が上がり、楽になる。
・再起法具を使ったデスローテ
守城ローテでは部隊を撤退させないのが基本だが、開幕乙やフルコン号令等、どうしても撤退させずに
守るのは難しい相手と遭遇することがある。そういう時に役立つテクニック。
部隊を撤退前提で次々に出して乱戦させ、乱戦状態が途切れないようにして時間を稼ぐ。
自分の部隊数が残り1~2部隊になったら、再起法具を使って撤退した部隊を復活させ、通常のローテをして守ることで
最低限の被城ダメで守ることができる。
また、再起法具に柵玉を付けていると、攻められたときに壊された柵が復活し、さらに強固な守りになる。
・潜り守城
守城ローテ時に騎馬マウントしている部隊に突撃され、早期に交代させられないようにするためのテクニック。
敵城エリア(攻城ライン)に接触すると騎馬の突撃オーラが消える仕様を利用し、自城エリア内で乱戦する。
潜り守城時にあまりギリギリを攻めると意図せず部隊が帰城してしまうため注意。
・城内突撃
潜り守城の派生テクニック。自城エリア内で騎馬オーラをまとって突撃することで、相手の騎馬マウント部隊から
突撃されずにこちらだけ突撃することができる。
突撃でダメージを与えて撃破できれば、守らなければいけないポイントが1点少なくなるため、守城が楽になる。
超絶騎馬で殲滅する際も使うため、できるようになれば騎馬ワラの防衛力が格段に上がる。
・出城迎撃
槍兵を相手の騎馬マウント部隊に対し、迎撃できる位置で出城させることで迎撃する。
出城時の煙で部隊が出る位置を感づかれてしまうが、出城するギリギリのタイミングで
迎撃位置にスライドさせると、煙で感づかせずに出城して迎撃することができる。
タイミングを誤ると、あらぬところに部隊が出てしまいロスになるため注意。
・守城術(槍・弓)
攻城ゲージを減らすことができる主将器。
守城弓で射撃しながら別の部隊で乱戦することで、相手の部隊の攻城ゲージを一方的に減らすことができる。
守城槍は乱戦・槍撃以外にも槍オーラ自体にも守城効果があるため、槍オーラが触れている状態で
部隊を置いておくだけで攻城ゲージを止めることができる。
・ずらし
相手の逃げ損ねた部隊を低武力の武将や横弓でゆっくり倒すことで時間を稼ぐ。
号令デッキでは高武力の攻城部隊の復活タイミングがずれると、攻めるタイミングがその分ずれてしまうため、
簡単ながら有効な戦術。時には1~2回攻城されても倒さない方がいい時もある。
◆自分の操作量を把握する
自分はどのくらいの操作量まで正確にできるのか把握したうえで無理はしないようにする。
「弓サーチしながら槍3本の槍出しをして騎馬で刺さらないように戦闘する」ができれば理想だが、基本的に無理。
操作がおぼつかなそうならすっぱり諦めて戦場の重要なところだけ集中することも重要。
守城時も同じで、精度が怪しい潜り守城や城内突撃をしてミスするくらいなら安定を取った方がいい。
◆対騎馬単の話
槍は城には貼り付けず、槍出しを徹底しながら塗る。
貼り付けるとしても浅刺しにして突撃をとがめられるようにする。
槍3枚がうろうろしている上に神速騎馬がいると騎馬単側はかなり動きづらいため、内乱を取れるチャンス。
相手のミス待ちになりがちだが、攻めのタイミングをきっちり意識することで能動的に攻めることはできる。
◆盤面の意識配分
号令だと全部隊がまとまって動くため、戦場の一点のみを見がちだが、ワラバラは戦場を広く使うデッキのため、
戦場全体に気を配る必要がある。
ワラ対決だと端抜けに気付かずに城を殴られてしまうことがあるため、ミニマップで戦場全域をこまめに
見る癖をつけておくとよい。
また、定期的に戦場全域を確認することで、色が塗られていない場所を通って進軍して塗り効率を上げたり、
手薄なルートを見つけて端攻城で城ダメを取ることもできる。
◆トータル戦法
号令だと戦闘はターン制。攻めのリターン-守りの被ダメで勝敗が決まる。
ワラバラだと相手の攻めをいなし続けることがメインの為、ターンという概念はあまり当てはまらない。
号令の時の感覚で相手の号令に合わせて同じタイミングで計略を叩くだけだと、捌ききるのが難しい。
端攻城や意表を突いた戦術を使い時間を稼ぎ、号令が得意なターン制のゲームをやらせないようにすると、
グダらせてこちらのペースに持ち込みやすい。
相手が再起でない場合は、守りで部隊生存を優先してある程度の城ダメは許容し、カウンターで取り返すのも手。
最終的に城ゲージが勝っていればOKなので、リードを取ったらあらゆる手段を使い相手のペースを乱して時間を稼ぐこと。
◆柵の価値と防衛
柵は敵部隊をはじいて攻城・乱戦を防いでくれる。柵の耐久値の減り方は武力に関係なく一定のため、
強化計略の効果時間を柵の耐久力分無効化できるとも言える。防衛の要になるため、簡単に壊させてはいけない。
柵は乱戦していると接触されても耐久力が減らないことを利用し、柵を壊そうとしている部隊に乱戦することで
柵を守ることができる。部隊の兵力は自城にいれば回復するが、柵の耐久力は法具や計略を使わないと回復しないため、
相手が柵を壊そうとしてきたら、部隊に余裕がある時は柵を守る方がよい。
ワラデッキの立ち回りの解説については以上になります。
ワラは号令と違い、パーツが違えども構成が同じなら、これまでの経験を引き継いで扱うことができます。
一度習得した技術はずっと使えますし、一部のスキルは号令でも使えるので潰しが効きます。
これまで敬遠してきた方も、一度試しに使ってみてはいかがでしょうか?
…あと、連弩ワラは強いですが、操作量が異様に多くワラ上級者向けなので、ワラ初心者にはあんまりお勧めしません。
弓騎馬2トップ構成をおすすめしておきます。
こちらでも見に来ました。
> 出城迎撃
これは知りませんでした、勉強になります。
> ・横弓
そうでしたね。
確認。英傑ではそこそこ仕様が変わっていますね?
> 連弩ワラは強い
頂上動画でわりと見ますね。私には無理ですね^_^